NHK熊本県のニュース
知的障害者施設での虐待に指導
天草市の知的障害者施設の職員が障害者の所持金を使い込んだり、襟首をつかむなどの虐待を行っていたとして、県はこの施設に対し行政指導を行っていたことが分かりました。
行政指導を受けたのは、社会福祉法人啓明会が運営する天草市本町の知的障害者施設「苓山寮」と「第二苓山寮」です。
県によりますと、ことし5月に「施設で虐待がある」と通報があり、県が6月と9月に立ち入り調査を行いました。
その結果、数人の職員が施設に通う障害者に対して襟首をつかんだり暴言をはいたりするなどの虐待を行っていたほか、50代の女性職員が障害者から預かった金で洋服などを購入していたことが、確認されたとして、今月10日、施設に対し改善するよう行政指導を行ったということです。
県によりますと、この施設は去年8月にも暴言を吐くなどの虐待があったとして行政指導を受けていたということです。
県は施設側に対し、来月までに再発防止策を盛り込んだ計画書を提出するよう求めています。
行政指導を受けた「苓山寮」と「第二苓山寮」の飽田一夫施設長は記者会見し「ご迷惑をお掛けしました。このようなことが2度と起きないよう頑張っていきたい」と話していました。
一方、虐待とされた行為が繰り返されていた背景について会見に同席した齋藤逸子副施設長は「バカなどの暴言は利用者とふざけ合ってのことで襟首をつかむなどの行為は利用者の体を支えるためとして行われていたんだと思う」と話していました。
11月16日 18時16分
NHK長崎県のニュース
車いすバス利用者に安心を
車いすを利用する乗客に安心してバスを利用してもらえるようバスの運転士がサービスの技術を競う大会が長崎市で開かれました。
この大会は車いすを利用する乗客へのサービスの向上を図ろうと県交通局が、毎年行っているもので16日は5つの営業所の運転士が参加しました。
大会では運転士が車いすを利用している客をバスに乗せて、目的地に降ろすまでの間に、安全に配慮しながら手助けや気配りができているかなどが審査されます。
運転士らは、バスからスロープを取り出して車いすの乗客を車内へ誘導し、シートベルトなどを使って車いすを固定して「車内は揺れますので手すりにおつかまり下さい」などと声をかけていました。
そして目的地に到着すると再びスロープを取り出し、慎重に車いすを操作して乗客を停留所まで送り届けました。
県交通局によりますと、県内のバスの乗客のうち車いすを利用する人は1日に6人ほどで、さらに多くの車いすの利用者にバスに乗ってもらうためサービスの向上やバリアフリーを進めていくとしています。
大会に参加した谷頭宏美運転士は、「大会をきっかけに、車いすを利用する方にも安心して乗っていただけるようサービスの向上に努めていきたい」と話していました。
11月16日 19時16分
知的障害者施設での虐待に指導
天草市の知的障害者施設の職員が障害者の所持金を使い込んだり、襟首をつかむなどの虐待を行っていたとして、県はこの施設に対し行政指導を行っていたことが分かりました。
行政指導を受けたのは、社会福祉法人啓明会が運営する天草市本町の知的障害者施設「苓山寮」と「第二苓山寮」です。
県によりますと、ことし5月に「施設で虐待がある」と通報があり、県が6月と9月に立ち入り調査を行いました。
その結果、数人の職員が施設に通う障害者に対して襟首をつかんだり暴言をはいたりするなどの虐待を行っていたほか、50代の女性職員が障害者から預かった金で洋服などを購入していたことが、確認されたとして、今月10日、施設に対し改善するよう行政指導を行ったということです。
県によりますと、この施設は去年8月にも暴言を吐くなどの虐待があったとして行政指導を受けていたということです。
県は施設側に対し、来月までに再発防止策を盛り込んだ計画書を提出するよう求めています。
行政指導を受けた「苓山寮」と「第二苓山寮」の飽田一夫施設長は記者会見し「ご迷惑をお掛けしました。このようなことが2度と起きないよう頑張っていきたい」と話していました。
一方、虐待とされた行為が繰り返されていた背景について会見に同席した齋藤逸子副施設長は「バカなどの暴言は利用者とふざけ合ってのことで襟首をつかむなどの行為は利用者の体を支えるためとして行われていたんだと思う」と話していました。
11月16日 18時16分
NHK長崎県のニュース
車いすバス利用者に安心を
車いすを利用する乗客に安心してバスを利用してもらえるようバスの運転士がサービスの技術を競う大会が長崎市で開かれました。
この大会は車いすを利用する乗客へのサービスの向上を図ろうと県交通局が、毎年行っているもので16日は5つの営業所の運転士が参加しました。
大会では運転士が車いすを利用している客をバスに乗せて、目的地に降ろすまでの間に、安全に配慮しながら手助けや気配りができているかなどが審査されます。
運転士らは、バスからスロープを取り出して車いすの乗客を車内へ誘導し、シートベルトなどを使って車いすを固定して「車内は揺れますので手すりにおつかまり下さい」などと声をかけていました。
そして目的地に到着すると再びスロープを取り出し、慎重に車いすを操作して乗客を停留所まで送り届けました。
県交通局によりますと、県内のバスの乗客のうち車いすを利用する人は1日に6人ほどで、さらに多くの車いすの利用者にバスに乗ってもらうためサービスの向上やバリアフリーを進めていくとしています。
大会に参加した谷頭宏美運転士は、「大会をきっかけに、車いすを利用する方にも安心して乗っていただけるようサービスの向上に努めていきたい」と話していました。
11月16日 19時16分
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