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子育てママの詩「今日1日 私は何もしなかった」

2020-06-12 20:24:01 | 日記
子育てママの詩「今日1日 私は何もしなかった」
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1 好きな詩 「今日」伊藤比呂美訳 | ママリングス(代表のブログ)
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なんだ,あたしは今日もちゃーんとやっていたんじゃないか,と思って。 「今日」は福音館 より 2013年2月に詩集も販売されています。 『今日』 (伊藤比呂美訳). 今日、わたしはお皿を洗わなかった ベッドはぐちゃぐちゃ 浸けといたおむつは

※※
好きな詩 「今日」伊藤比呂美訳

2012-11-05 07:18:45

ママリングスのムコです。

時々,人にご紹介する好きな「詩」

「詩」を良く読むわけではないのですが、前回ご紹介したハリール・ジブラーンの「こどもについて」とこの「今日」という詩が大好きです。

とくにこの「今日」という詩は、

ああ,お母さんってみんな同じなんだなあ。あたしだけじゃないんだ。と思って,ホッとさせてくれるのです。

なんだ,あたしは今日もちゃーんとやっていたんじゃないか,と思って。


「今日」は福音館 より 2013年2月に詩集も販売されています。

『今日』 (伊藤比呂美訳)

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって。

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ。


(以下原文)
Today

Today I left some dishes dirty.
The bed got made about two-thirty.
The nappies soaked a little longer.
The odour got a little stronger.
The crumbs I spilt the day before
Were staring at me from the floor.
The art streaks on those window panes
Will still be there next time it rains.
For shame,oh lazy one you say
And “just what did you do today?”.

I nursed a baby while she slept.
I held a toddler while he wept.
I played a game of hide’n’seek.
I squeezed a toy so it would squeak,
I pushed a swing,I sang a song,
I taught a child what’s right and wrong.

What did I do this whole day though?
Not much that shows,I guess it’s true.
Unless you think that what I’ve done
Might be important to someone
With bright blue eyes-soft blond hair,
If that is true,I’ve done my share.

2 今日|絵本ナビ : 伊藤比呂美,下田昌克 みんなの声・通販
-www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=88496

ネットを中心に、子育て中のママを励ましてくれる詩『今日』が話題になっています。 この詩は、ニュージーランドの子育て支援施設に伝わる詩ー作者不詳のまま英語圏に伝わった詩を、詩人の伊藤比呂美さんが日本語訳したものです。

※※

みどころ
ネットを中心に、子育て中のママを励ましてくれる詩『今日』が話題になっています。
この詩は、ニュージーランドの子育て支援施設に伝わる詩ー作者不詳のまま英語圏に伝わった詩を、詩人の伊藤比呂美さんが日本語訳したものです。
初めてこの詩を読んだとき、僕は父親でありながら嬉しくなってしまって、パソコンの前で涙が込み上げました。
子育ては大変。子育ては素晴らしい。どちらもそうですが、それぞれすべてではありませんよね。そう、言うなれば「大変だけど素晴らしい」。そんなリアルな、いつも私たちが感じている日常の想いを、スッと見事に表してくれている詩なのです。

この素敵な詩に、さらに素敵なイラスト が添えられ、素敵な装丁の本になりました。
上質な質感の、小さな本。心の宝物になることでしょう。
パソコンやスマートフォンで読むのとは、ひと味もふた味も違う印象ですよね。

自分に一冊、大切な人への贈り物にもどうぞ。

※巻末にはもうひとつの有名な詩がおさめられています。
ペットを亡くした方ー特に愛犬を亡くした方への詩「虹の橋」です。

(絵本ナビ事務局長)


出版社からの紹介

すべてのお母さんに贈る、はげましの詩
 ニュージーランドを中心とする英語圏に、赤ちゃんを育てている母親たちにエールを送る詩が伝わっています。子どもの世話に大わらわで、余裕をなくしているお母さんに、たびたび打ちよせる自己嫌悪の波……。その背中に、この詩のことばは、"たしかに、いろいろ完璧にはできないかもしれないね"と、そっと手をあてます。"でも、いま、かけがえのないこの子をいつくしんでやれているのなら、それで大丈夫なんだよ"と。子を育てるひとにやさしく寄りそう詩行は、作者未詳のまま、口コミでひろまり、世界中の養育者を励ましています。その英詩を、詩人の伊藤比呂美さんが日本語に訳した「今日」も、いつのまにか、知る人ぞ知るものとなっている。公共空間のなかでそっと息づく詩というのも、おもしろい在りかただったかもしれませんが、それにいま、ふさわしい絵によって、たしかな形が与えられました。すべてのお母さんに贈る、小さな本です。

今日


今日


『今日』 (伊藤比呂美 訳)

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ





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