＃ ハイヤ法被、卒業式彩る 牛深中、保護者席に１００着 ＃ さっぱりした天草のかんきつ類

下のキーワードを検索してください。
１　熊日　ハイヤ法被、卒業式彩る　牛深中、保護者席に１００着

2020/3/17 16:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
牛深中卒業式で保護者席を彩った法被＝天草市

　熊本県天草市牛深町の牛深中で１５日、卒業式があった。４月の牛深ハイヤ祭りで生徒らが着る予定だった青い法被１００着が保護者席に飾られ、３年生５５人は式の最後に牛深を象徴する青い海を渡るかのように保護者席を通り抜け学びやを旅立った。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響で、在校生不在の式となったが、野嶋逸朗校長（６０）が「生徒のため、できることをしよう」と教師らに呼び掛け、３学年主任の赤城孝幸教諭（４２）が「４月のハイヤ祭りが延期になり、在校生たちが着る予定だった法被と、卒業生が作った６枚の大漁旗で卒業式を彩ろう」と提案した。

　卒業する２組の戸川賀七恵さんの母、久子さん（５４）は「在校生が出席できず、寂しい式になるかと思っていたが、式場が明るくなった」と感激した様子だった。（谷川剛）

２　KKT　さっぱりした天草のかんきつ類
天草市で今、特産のジューシ―オレンジの出荷が盛んに行われている。ジューシーオレンジは、品種名が「河内晩柑」で、天草地方では「あまくさ晩柑」として出荷されている。ＪＡ本渡・五和管内では１０５戸の農家が４５．３ｈａで栽培している。果汁が多くて、酸味が少なく、さっぱりとした味わいが特徴だ。今シーズンは暖冬だったことから見た目が綺麗で食べてもおいしいという。出荷は５月上旬まで続き、約７００ｔの出荷が見込まれている