大坂なおみ 全米オープン 2年ぶりベスト8進出

大坂なおみ 全米オープン 2年ぶりベスト8進出
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1　NHK　大坂なおみ 全米オープン 2年ぶりベスト8進出

2020年9月7日 14時46分テニス

テニスの四大大会の1つ、全米オープンの女子シングルス4回戦で大坂なおみ選手がエストニアの選手と対戦し、セットカウント2対0のストレートで勝って、優勝したおととしの大会以来2年ぶり2回目の準々決勝進出を決めました。

ニューヨークで無観客で行われていることしの全米オープンは大会7日目の6日、女子シングルス4回戦で世界ランキング9位の大坂選手が、世界21位でエストニアのアネット・コンタベイト選手と対戦しました。

大坂選手は第1セット、ラリーで速く力強いストロークを見せて相手のミスを誘い、左右に揺さぶられながらも素早い切り返しでポイントを奪うなど6－3で取りました。

第2セットも高い集中力で粘り強くボールを拾い、要所でライン際を突く鋭いストロークを決めるなど精度の高いショットを見せました。大坂はこのセット、第4ゲームと第6ゲームで相手のサービスゲームをブレークするチャンスをつかみましたが相手を崩せず、第10ゲームを6回のブレークポイントの末に奪って6－4で取りました。

大坂選手はセットカウント2対0のストレートで勝って、四大大会初優勝となったおととしの大会以来2年ぶり2回目のベスト8進出です。

準々決勝では世界93位で地元アメリカのシェルビー・ロジャース選手と対戦します。

大坂選手は今大会、人種差別に抗議するために事件などに巻き込まれて亡くなった人の名前が書かれたマスクを着用していて、4回戦のマスクには2012年に射殺された17歳の黒人の高校生の名前が書かれていました。