# 大相撲秋場所 関脇 正代が初優勝 # 大相撲 正代の大関昇進が確実に
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1 NHK 大相撲秋場所 関脇 正代が初優勝
2020年9月27日 18時02分大相撲
大相撲の関脇 正代が秋場所千秋楽、13勝2敗で初優勝を果たしました。
大相撲秋場所は14日目を終えて関脇 正代がただ1人2敗でトップに立ち、大関 貴景勝と平幕の翔猿が星の差1つで追う展開でした。
千秋楽、正代は翔猿と対戦し、突き落としで勝って、13勝2敗で初優勝を果たしました。
時津風部屋の正代は、熊本県出身の28歳。
3場所連続の関脇で迎えた今場所は、相手の力を受け流す上半身の柔らかさに加えて前に出る圧力が増し、7日目までに2敗を喫したものの相手を圧倒する相撲が目立ちました。13日目にはトップに並んでいた貴景勝、14日目には大関 朝乃山を相次いで破り、重圧がかかる終盤になっても勝負強さを見せました。
熊本県出身力士の優勝は初めてで、時津風部屋の力士の優勝は、昭和38年名古屋場所の大関 北葉山以来、57年ぶりです。
白鵬と鶴竜の両横綱が休場し横綱不在となった今場所は、終盤まで混戦となりましたが、この1年で何度も優勝争いをするなど確かな実力をつけた正代が、両大関を退けて念願の初優勝を果たしました。
正代 学生横綱から大相撲に
初優勝を果たした正代は熊本県宇土市出身の28歳。
右四つやもろ差しなど四つ身の相撲がうまく、相手の力を受け流すような上半身の柔らかさが持ち味で、土俵際での逆転も得意としています。
東京農業大学では2年生の時に「学生横綱」のタイトルを獲得するなど活躍し、平成26年春場所、前相撲で初土俵を踏み、持ち前の四つ相撲で番付を上げていきました。
平成28年の初場所には新入幕、平成29年の初場所には新関脇昇進を果たしました。
年6場所制となった昭和33年以降に前相撲でデビューした力士としては、所要11場所での新入幕が3番目、所要17場所での新関脇昇進は2番目と、いずれもスピード出世でした。
一方で新十両や新入幕の会見では、「緊張する。対戦したい人はいない」と答えるなど弱気な一面も見せ、“ネガティブ力士”として話題になりました。
それでも平成28年にふるさとで発生した「熊本地震」のあとは、たびたび被災地を訪れ、地元の期待を強く自覚するようになりました。
ことしに入って立ち合いから前に出る圧力が増して、初場所で優勝争いに絡み、春場所では関脇に復帰し初めて三役で勝ち越しました。さらに続く7月場所でも11勝を挙げ、横綱不在となった今場所は混戦となった終盤で2日連続で大関を破る勝負強さも見せて初優勝を果たし、確かな実力を証明しました。
優勝争った翔猿「力士人生で一番楽しかった」
翔猿は千秋楽の取組を終え、「うれしさ反面、悔しさが大きい。思い切り自分の相撲を取ろうと思っていた。前に出ていたが詰めが甘かった」と振り返りました。
また、優勝については、「意識していなかった。勝ったら変わってくるかなと思っていた」と話していました。
そのうえで翔猿は、「自分の相撲を取れていて体がよく動いていた。力士人生で一番楽しかったと思う。これからもどんどん楽しい相撲を取っていきたいです。たまたまだと思われないように、来場所もけいこを積んで活躍できるように頑張ります」と、来場所に向けた意気込みも語っていました。
2 NHK 大相撲 正代の大関昇進が確実に
2020年9月27日 17時58分大相撲
日本相撲協会は秋場所後に関脇 正代の大関昇進に向けた臨時の理事会を開催することを決め、正代の大関昇進が確実になりました。
正代は今場所、13勝2敗の成績で初優勝を果たし、直近3場所の勝ち星の合計は32勝となっていました。
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1 NHK 大相撲秋場所 関脇 正代が初優勝
2020年9月27日 18時02分大相撲
大相撲の関脇 正代が秋場所千秋楽、13勝2敗で初優勝を果たしました。
大相撲秋場所は14日目を終えて関脇 正代がただ1人2敗でトップに立ち、大関 貴景勝と平幕の翔猿が星の差1つで追う展開でした。
千秋楽、正代は翔猿と対戦し、突き落としで勝って、13勝2敗で初優勝を果たしました。
時津風部屋の正代は、熊本県出身の28歳。
3場所連続の関脇で迎えた今場所は、相手の力を受け流す上半身の柔らかさに加えて前に出る圧力が増し、7日目までに2敗を喫したものの相手を圧倒する相撲が目立ちました。13日目にはトップに並んでいた貴景勝、14日目には大関 朝乃山を相次いで破り、重圧がかかる終盤になっても勝負強さを見せました。
熊本県出身力士の優勝は初めてで、時津風部屋の力士の優勝は、昭和38年名古屋場所の大関 北葉山以来、57年ぶりです。
白鵬と鶴竜の両横綱が休場し横綱不在となった今場所は、終盤まで混戦となりましたが、この1年で何度も優勝争いをするなど確かな実力をつけた正代が、両大関を退けて念願の初優勝を果たしました。
正代 学生横綱から大相撲に
初優勝を果たした正代は熊本県宇土市出身の28歳。
右四つやもろ差しなど四つ身の相撲がうまく、相手の力を受け流すような上半身の柔らかさが持ち味で、土俵際での逆転も得意としています。
東京農業大学では2年生の時に「学生横綱」のタイトルを獲得するなど活躍し、平成26年春場所、前相撲で初土俵を踏み、持ち前の四つ相撲で番付を上げていきました。
平成28年の初場所には新入幕、平成29年の初場所には新関脇昇進を果たしました。
年6場所制となった昭和33年以降に前相撲でデビューした力士としては、所要11場所での新入幕が3番目、所要17場所での新関脇昇進は2番目と、いずれもスピード出世でした。
一方で新十両や新入幕の会見では、「緊張する。対戦したい人はいない」と答えるなど弱気な一面も見せ、“ネガティブ力士”として話題になりました。
それでも平成28年にふるさとで発生した「熊本地震」のあとは、たびたび被災地を訪れ、地元の期待を強く自覚するようになりました。
ことしに入って立ち合いから前に出る圧力が増して、初場所で優勝争いに絡み、春場所では関脇に復帰し初めて三役で勝ち越しました。さらに続く7月場所でも11勝を挙げ、横綱不在となった今場所は混戦となった終盤で2日連続で大関を破る勝負強さも見せて初優勝を果たし、確かな実力を証明しました。
優勝争った翔猿「力士人生で一番楽しかった」
翔猿は千秋楽の取組を終え、「うれしさ反面、悔しさが大きい。思い切り自分の相撲を取ろうと思っていた。前に出ていたが詰めが甘かった」と振り返りました。
また、優勝については、「意識していなかった。勝ったら変わってくるかなと思っていた」と話していました。
そのうえで翔猿は、「自分の相撲を取れていて体がよく動いていた。力士人生で一番楽しかったと思う。これからもどんどん楽しい相撲を取っていきたいです。たまたまだと思われないように、来場所もけいこを積んで活躍できるように頑張ります」と、来場所に向けた意気込みも語っていました。
2 NHK 大相撲 正代の大関昇進が確実に
2020年9月27日 17時58分大相撲
日本相撲協会は秋場所後に関脇 正代の大関昇進に向けた臨時の理事会を開催することを決め、正代の大関昇進が確実になりました。
正代は今場所、13勝2敗の成績で初優勝を果たし、直近3場所の勝ち星の合計は32勝となっていました。