東京6大学野球リーグの東大野球部OBでこれまでプロ野球界入りした選手は、新治、井手、小林、遠藤、松家、宮台の6人。現役はヤクルトの宮台投手のみ。
独立リーグでも井坂などがいた。
社会人野球にも、結構、多く、入っているが正確な人数は分からない。
現在、Aクラス企業チームで活躍しているのは東邦ガスの飯田裕太内野手1名。愛知県刈谷高校出身。東大時代ワースト94連敗をストップした時の主将。2、3年前から2塁手のレギュラーとして都市対抗野球でも活躍している。
過去、記憶に残っているのは東大時代エースとして3勝をあげた橘谷健投手。川崎重工入りし、1970年、都市対抗野球では三菱重工神戸の補強選手として活躍し準優勝。橘谷氏は久慈賞を受賞している。この試合は、NHKラジオの実況で聞いた。
この時、決勝で投げ合ったのは大昭和製紙のエースで後にプロ野球ヤクルトで活躍した早大卒の安田猛氏。王貞治キラーとしてならした。残念ながら今年2021年2月20日、73歳で癌で逝去。
橘谷氏と安田氏は、ずっと交流があったようだ。ちなみに安田氏は高校は福岡県立小倉高校卒。昨年、東大の4番を打った岡外野手も、小倉高校卒なので後輩に当たる。
ともあれ、飯田選手には、今後も、一段と活躍して欲しい。