東大硬式野球部も現在、年末年始の休止中。卒部した４年生も、井上、奥野など社会人野球へ進む者、高橋のように独立リーグへ進む者など多種多用。
さらに斎藤周のようにプロ野球、ソフトバンクにデータスタッフとして採用された者もいる。
その中で私が一番記憶に残ったのは隈部敢（くまべ・かん）（神奈川県立浅野高校卒）選手。彼は１６０㎝、６４Ｋｇの小兵。
オープン戦では、かつて、よく出場していたがリーグ戦は４年生になって初出場。おもに１塁コーチャーをしていたが足の速さを生かして代走で活躍。
春３個、秋２個盗塁に成功。失敗したのは１回しか見たことが無い。打撃は２打数無安打に終わったが４年生時、１年間で５盗塁、５得点を挙げた。
これだけ走れるのならば、もっと早くから代走で使いたかった。特に対法政戦で法政のエースでプロ野球DeNAドラフト４位の三浦からディレードスティールで３盗を決めたのはお見事の一語。
ヒットこそ打てなかったが守備にも就いたし、代走で記憶に残した好選手だ。
参照動画
東大野球部出身プロ野球選手第３号の元ロッテの小林至氏。現在は桜美林大学教授。東大時代は０勝１２敗。
ロッテの「金やん」こと金田正一監督に気に入られ、東大を留年していたこともあり１年間、練習生、その後、２年間選手としてプレーしたが１軍登板なし、２軍でもオープン戦で１勝したのみ。
引退後、アメリカ留学、コロンビア大学経営大学院でＭＢＡ取得。その後、早大で博士号を取得。この間、プロ野球、ソフトバンクで実質、ＧＭのような立場で活躍。ソフトバンクに３軍を作った。
エースだった杉内のＦＡ騒動では杉内に巨人に移られたことで大バッシングを浴びた。このあたりが小林至氏の略歴。
私は、小林氏のプロ入りは東京６大学リーグで１勝も挙げていないのでプロは無理だと思ったが、この当時、既に、あまり野球を見て居なかったのでスポーツ紙を読んだ程度の記憶しかない。
プロ野球も江川卓氏引退後、全く見て居ないので、そもそも杉内という投手のピッチング自体見たことが無い。
元プロ野球監督のデーブ大久保氏の「デーブ大久保チャンネル」は面白いので時々見て居る。この小林至氏の回は現在６回目まで継続中。小林氏は話が面白い。これまで杉内側からしか語られなかった「杉内騒動」の真相を小林氏側から語っている。一見の価値あり。
動画は「デーブ大久保チャンネル」２０２１年１２月２１日、小林至の回「第二話 FA問題で大バッシング。球団（フロント）の苦悩」動画は約１１分。
東大硬式野球部前監督だった浜田一志氏は選手のパワーアップにも力を入れて居た感じがした。
そのせいか、体格も法政大学あたりの選手と比べてもそん色が無くなったと書かれていた。
又、リーグ戦でもホームランが他校並みに出るようになった。
今の井手監督は、ホームランよりも堅実な打撃をモットーとしている方針のせいか今年は、ホームランが春・秋共に１本も出なかったと思う。
個人的には私は井手監督の方針に賛成。それでも他校に負けないパワーアップ練習は、続けられているようだ。これも賛成。
参照動画
東大野球部「トレーニング長、金子の１日」動画は約２分。
１２月２０日夜にオンラインイベントに登場した東大野球部学生コーチ兼アナリストだった斎藤周（さいとう・あまね）氏が明日１２月２２日（水）２０時に無料「noteライブ」にゲストとして登場。
今回のテーマは「データが分かると野球は１０倍楽しくなる 大谷翔平選手のデータを振り返る」
You Tubeなどで無料で見られます。
詳細は下記
明日１２月２０日（月）１８時３０分から１９時３０分まで「データスタジアム」主催の無料オンラインイベント第３回「トラッキング機器Rapsodoの活用法（アマチュア実践編）」に東大野球部学生コーチ兼アナリストだった斎藤周（さいとう・あまね）氏のゲスト出演が決定。
斎藤氏は桜修館中等教育学校卒業の東大農学部４年生。キーエンスに就職内定を辞退してプロ野球ソフトバンクにGM付きデータ分析担当になる事が決定している。
今年、東大が春・秋季共に盗塁数で東京６大学リーグ１位になったことにも貢献している。
詳細は下記まで。
https://peatix.com/event/3102752
