東大野球部の優勝を応援する会

東京大学硬式野球部の優勝を願い応援するファンのブログ

「元プロ野球中日球団代表の井手俊東大野球部監督」

2021-04-16 09:05:27 | 日記

私も子供の頃は、御多分に漏れず、プロ野球ファンで相撲ファンだった。プロ野球は、勿論、巨人、相撲は柏戸のファン。それがいつの間にか興味がなくなり、ほぼ見なくなった。高校野球もしかり。

プロ野球は、江川卓氏の引退あたりから徐々に興味がなくなり今は、巨人の選手でも、やっと最近、菅野と坂本の顔と名前が一致したが岡本は、名前は知っているが顔は分からない。

昔、国民的大スター、巨人の長嶋茂雄引退試合が行われた。1974年10月14日、既に優勝が決定していた中日相手に後楽園球場で行われた。有名な長嶋氏の「巨人軍は永遠に不滅です」の名セリフなどの試合は、テレビで見た。

この試合、最近は、ほとんど行われなくなったがダブルヘッダーで行われた。巨人は消化試合とは言え当然、ベストメンバー。

対して中日は、この日、名古屋で優勝パレードがあるとかで主力選手は、そちらへ参加。長嶋引退試合に控え選手で臨んだ。これは、かなり顰蹙をよんだ。

大島康徳選手が長嶋氏に「ベストメンバーでなくて、すみません」と謝ったとスポーツ新聞には書かれていたと思う。優勝パレードは全日程終了後に行えば良いのだが、何か理由があったのだろう。

出場した中日のメンバーでレギュラークラスは、当時、若手の大島康徳だけ。後はのちに活躍する藤波、この年で引退した広野などが名前の知られた選手。

この日の第2試合最終メンバーで現東大野球部監督の井手俊氏が3番センターで名前が残っていた。おそらく、最後の方で守備固めで出たと推測されるが、この年は1軍で自己最多の84試合に出場している。さらに2試合だがスタメンにも出て居る。

知っている人は知っている話だが、私は、今回まで知らなかった。

ちなみに井手氏は、プロでは1軍で投手としては17試合登板1勝4敗、防御率5.13。

野手としては359試合出場、64打数12安打1本塁打2打点、打率.188、10年間、中日でプレーした。

その後、1軍コーチ、2軍監督、球団代表を務めた。東大出のプロ野球選手では、第1号の元大洋の故・新治伸治の現役4年間、1軍で88試合登板、9勝6敗、1完投勝利、防御率3.29も捨てがたいが、東大出プロ入り第2号の井手俊氏も、野球人生は、まずまず成功したと言えると思う。