“天下の悪法”特定秘密保護法案が衆議院を通過したが、一部の心ある与党議員は採決で抵抗を示した。また、修正協議のうえ法案に賛成した みんなの党の中からも、法案に反対する議員などが出た。こんな“官僚統制強化”の法案に、反対する動きが広まったのは当然である。
焦点は参議院の審議に移るが、自民党やみんなの党からもっと多くの“造反”が出ることを期待する。そして、秘密保護法案が廃案になることを強く望んでいるが、問題は野党が余りにも弱すぎることだ。自民党や公明党の議席が多すぎる。
したがって、自民党内の造反を強く望む! 造反が広がらなければ、この天下の悪法は成立してしまうのだ。戦いのフレームワークは、官僚派VS民衆派(良識派)の闘争といった構図を呈してきた。そして、民衆派(良識派)の中から、次の政界のリーダーが必ず現れると期待するものだ。それが村上誠一郎氏なのか河野太郎氏なのか、はたまた他の誰かは知らないが、民主党など弱小野党は今こそ自民党の“分裂”に手を貸す時である。自民党が大分裂すれば当然、新たな政界再編の波が起きるのだ。
このままでは、安部政権はますます“反動”の道を進むだろう。心ある自民党議員は今こそ「反安部」に立ち上がって欲しい! 秘密保護法案に決着をつける今こそ、その時が到来したのだ。造反議員は立ち上がれ!
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