金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

ITの将来性

2007年08月18日 08時47分01秒 | Weblog
 金持ちはITの将来性に注目する。

 先日「ウェブを進化させる人たち」という本を読んだ。ウェブ上での最先端のビジネスが容易に理解でき、非常に読みやすかった。今日はITの将来性について考えてみたい。

 以前、友人とジョイフルでITの将来性について語ったことがある。頭もドリンクバーをフル活用しながら(笑)

友人2人の意見は真っ向から対立した。一人はITには無限の可能性があると信じていた。彼は「ウェブの世界では現実世界ではできないことが容易に可能となる。ITの将来は明るい」とあらゆる具体例を挙げ我々を納得させようと必死であった。

 もう一人の友人はまったく違った意見であった。彼は「所詮ウェブの世界であって、所詮機会である。確かに便利な面も多いが、人間には勝てない。いずれITはなくなると思う」という極論とも思えることを述べていた。

 この本を読んで思ったのは二人とも正しかったのだということである。この本に登場する15人は、当然ITに明るい未来を見出しているからITの世界で働いているわけである。だからといって手放しで賞賛しているかと思えばそうでもない。ホットリンクの内山氏は
「検索エンジンってなんて頭が悪いんだろうって思ったんですよね」と述べている。ウェブを進化させる人たちとはITが所詮人間には遠く及ばないことを知りつつ、その無力さに嘆くのではなく、より力をつけようと、つまりは人間に近づけようとしてきた人たちではないだろうか。

 チームラボの猪子氏も今後は主観的な世界が主流になってくると述べている。そんなことを考えると、結局ITの世界もどれだけ人を知っているかが勝負であり、そういう点において既存のあらゆるビジネスとなんら変わらないなと思ったものだ。