金持ちはサブプライム問題とは何か考えてみる必要がある。
先日、春山昇華氏の「サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉」を読んだ。社会的背景を含めてサブプライム問題を説明しており、非常に分かりやすかった。
ただ、私はこのサブプライム問題の本質は金融技術や格付けの問題ではなく、「心の問題」であるような気がしてならない。
当初の目的は収入が低くても、まじめに返そうとする人向けのローンだったはずのサブプライム。それがいつの間にか、ローン債権の転売という金融技術の発達により、証券会社の手によって、「どうせ他社に転売するから破綻しても構わない貸し出し」になてしまったのだ。(P13より引用)
結果、本当に破綻してしまったということだ。彼等が倫理観をもって働いていたら、今回のサブプライム問題は防げただろう。新しい制度や仕組みづくりをしても、また同じような問題は起こる。問題の本質は「人の心」であるからだ。
「人の心」を変える事は相当難しい。誤解を恐れずいうと、不可能なことである。不可能なことだからとニヒリズムになってはいけない。大切なのは不可能なことだと知りつつも、理想を追い求めることだと私は思う。
最近、友人と遊んでいるとこんなことを言った。
友人「いいか!見えない物の奥にある、見えない物を見ろ」
私「・・・・・・見えないじゃん(笑)!!!」
その時は彼をバカにしたが、そんな姿勢がサブプライム問題を解決してくれるのかもしれない。
先日、春山昇華氏の「サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉」を読んだ。社会的背景を含めてサブプライム問題を説明しており、非常に分かりやすかった。
ただ、私はこのサブプライム問題の本質は金融技術や格付けの問題ではなく、「心の問題」であるような気がしてならない。
当初の目的は収入が低くても、まじめに返そうとする人向けのローンだったはずのサブプライム。それがいつの間にか、ローン債権の転売という金融技術の発達により、証券会社の手によって、「どうせ他社に転売するから破綻しても構わない貸し出し」になてしまったのだ。(P13より引用)
結果、本当に破綻してしまったということだ。彼等が倫理観をもって働いていたら、今回のサブプライム問題は防げただろう。新しい制度や仕組みづくりをしても、また同じような問題は起こる。問題の本質は「人の心」であるからだ。
「人の心」を変える事は相当難しい。誤解を恐れずいうと、不可能なことである。不可能なことだからとニヒリズムになってはいけない。大切なのは不可能なことだと知りつつも、理想を追い求めることだと私は思う。
最近、友人と遊んでいるとこんなことを言った。
友人「いいか!見えない物の奥にある、見えない物を見ろ」
私「・・・・・・見えないじゃん(笑)!!!」
その時は彼をバカにしたが、そんな姿勢がサブプライム問題を解決してくれるのかもしれない。