金持ち日記

金持ちなるまで続く男の日記

プラグマティズム

2007年06月11日 02時47分12秒 | Weblog
 金持ちはプラグマティズムに注目する。

 プラグマティズムとはアメリカで生まれた独自の哲学である。実用主義と訳するようだが、簡単に言えば「役に立つものが真理である」という考えである。今までの哲学を、「知識だけで生み出した、実際には役にたたないもの」とみなしているようだ。・・・・・・・ということはソクラテスやパスカルをバカにしているのか?中学校の教科書に名前すら出てこないような平凡な哲学者がよく言うよ、と思ったものだ。そんな考えが先日変わることとなった。



若菜「昨日、何の日だったかわかってる?」

私「う~む、・・・・・さっぱり」

若菜「私、ちゃんと言ったのに。昨日、誕生日だったんだけど」

私「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

若菜「もしかして、忘れてた?」

私「うっ、あっ、えっ、・・・・・・・」


 まずは動揺を悟られまいと、平然を装う。そして、この逆境を乗り越えるにはどうしたらよいか偉大なる哲学者に問いかける。

 ソクラテスならこの状況でどうしたのだろうか。きっと彼はこう答えただろう。
「私は、あなたの誕生日を知らない、ということを知っている」・・・・・却下である。

 パスカルならこの状況でどうしたのだろうか?きっと彼はこう答えただろう。「人間は考える葦である」意味わかんないけど、それらしくごまかせるのではと思ったりする。・・・・・やっぱり却下である。

 他の哲学者ならどうか。考えてみる。そこではじめ気づいた。私はソクラテスとパスカルしか哲学者を知らないということを。とりあえず「自然に還れ」とか言ったのほうがよいのか考える。教養のない彼女は「お前が帰れ」と反論するのは目に見えている。・・・・・よって却下である。

 結局、偉大なる哲学者は役に立たなかった。結局、述べた名台詞は、私が3歳の頃に覚えた「すいません」の一言であった。「あいつら、ちっとも俺の役にたってねぇな」と偉大なる哲学者をバカにすると同時に、平凡なプラグマティストに共感することになった。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-06-15 04:16:58
いろいろツッコミたいことは多いが(性的な意味で)、とりあえず若菜が誰なのか詳しく聞こうか(性的な意味で)
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