パラサイトの日々徒然日記

音楽と読書と美味しいものが好き。

=読書記録=

2007-11-17 10:35:09 | 読書
通勤に結構時間をとられるので、鞄には常に本をいれて移動しています


初。有川作品
主人公が思いで深い本があって、その書評を載せたHPに辿り着く。そこの管理者の書評に心奪われ、管理者とのメールのやりとりが始まる。

実際、会ってみる。すると、管理者は聴覚障がいだった・・・という話。
「なぜ、障がいのことを言ってくれなかったのか」
「障がいのことはもう諦めている」

といういわゆる一般的に言う「健聴者」と「障がいをもった人」とのすれ違いが結構リアルに書かれてる。

自分をダメダメと思っているところから、ほんの少しずつ動いていく管理者がほほえましいし、主人公の熱意もまぁいい感じだった。



芥川賞受賞作。

しかし内容はめっちゃ重い。衝撃的。
虐待を受けた主人公。
何となく人生自堕落に生きてたりする。
PTSDっぽかったりもするし。

重い中にも、救いの言葉もあったりしたけど、やはり重すぎ……
読後感どんより



左「シュガーな俺」
作者自身「糖尿病」患者。本の中の主人公も「糖尿病」。自伝か
食事制限とか厳しそうだけど、食べてはいけないものはないのです
ただ、カロリー等は守らないといけないから、全体で帳尻あわせが出来ていればOK。
Ⅱ型からⅠ型に移行するものもあるんだな~と知りました。

右「流れ星が消えないうちに」
橋本紡さんという方の作品。この本、凄く好きになって2回読みかえしました

恋人に死なれた女の子。
そのこと付き合う、死んだ恋人と友達だった男の子。

お互い思う、その死んだ男の子のことを。
忘れなくてもいいんだ、と思えるようになった2人の成長に心じーん

「人間は同じ場所にはいられない」
そうなのかも…と思いました。



こちらは若い作者(20代真ん中くらい?)の作品。
学生の頃の恋愛だったり友情だったり、「出る杭はうたれる」だったりetc。
短編で読みやすかったです。


んで。最近1つ抽選に当選して本が当たりました

テンプスタッフの社長の本
やったね。また読む本が増える



今図書館で借りている本があと7冊。
1週間で全部読めるか(笑)ガンバルワタシ
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