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一般質問「大項目3 新中央図書館建設はもっとわかりやすい情報公開と市民参加で」  3月13日

2024年03月20日 | 日記

大項目3 新中央図書館建設はもっとわかりやすい情報公開と市民参加で      質問と答弁  未定稿

 

老朽化した中央図書館について、平成28年から新中央図書館整備検討委員会を設置し建て替えについて検討を始め、平成31年3月には「新中央図書館整備基本計画」が出されました。しかし、その後、建設予定地の問題やコロナ禍の長期化で様々な見直しが行われることとなり、市は、令和5年3月議会において東石川第4公園敷地が最適だとし、9月議会では整備地を石川町プール跡地と決定し測量調査が始まりました。

私は、特に整備基本計画が出されてから5年間、徹底した情報公開と市民参加を求めてきましたが、建設候補地の見直しや選定過程について、市民に対する情報公開、透明性は、不十分だったと言わざるを得ません。そこで、知と情報の拠点としての新中央図書館が、すべての市民に開かれ、誰もが利用しやすいものとなることを願い、以下質問します。

 

(1)ホームページをもっとわかりやすく

昨年の7月、市の図書館のホームページに『新中央図書館整備検討のあゆみ』という記事が掲載され、これまでの市の検討状況や開催したワークショップの内容などが初めて系統的に紹介されました。これから、新中央図書館の取り組みが加速していくと考えられますから、その情報をいち早く市民に知らせ、また、多くの市民に新中央図書館に関心を持っていただくことが必要と考えます。

そのために、市の図書館のホームページを開けば一目で新中央図書館に関する情報にアクセスできるよう、もっとわかりやすく工夫する必要があると考えますが、いかがでしょうか。

 

(2)市民参加の取り組みについて

東石川第4公園敷地の石川町プール跡地が整備地と決定した後、さっそく12月と2月に市民ワークショップが開かれました。しかし、ワークショップに参加した市民はまだまだ少数なうえ、参加した方からは時間が足りなかったという声も聞いています。

今後の取り組みとして、市民が単なるお客様として行政に意見を聞いてもらったということにとどまらず、また、結局大事なことはどこかの偉い人が知らないうちに決めてしまったということではなく、図書館はすべての市民に開かれたすべての市民のための公共施設として、市民が自分たちの図書館を自分たちでつくるんだと実感し、心から誇りを持てるような取り組みにする必要があると考えます。

そこで、4月以降いよいよ図書館の設計業務にとりかかる予算が示されていますが、今後の市民参加の取り組みについてのお考えを伺います。

 

答弁 岩崎教育部長

  • ホームページをもっとわかりやすく

 新中央図書館整備にかかる情報発信については、これまでも中央図書館整備報告書および新中央図書館整備基本計画をホームページや市報に掲載し、周知に努めてきました。本年度については、7月に平成26年度から現在までの経緯を改めて年度ごとに整理し、令和4年に見直しを行った整備計画や候補地の評価、図書館協議会からいただいたご意見なども合わせて、新中央図書館整備検討のあゆみとして、図書館ホームページに掲載し、情報発信を行ったところです。また、これまで最適地としていた東石川第4公園のプール跡地を整備地として決定したことや、今年度開始した市民ワークショップ参加者募集のお知らせ及び結果につきましても随時掲載を行っており、市民の皆様に対し、新中央図書館整備の検討状況について速やかに周知できるよう努めているところです。

 議員ご指摘のホームページ内での新中央図書館に関する情報へのアクセスをより分かりやすく工夫することについては、引き続き図書館ホームページのトップページからダイレクトに新中央図書館の情報を掲載したページへアクセスできるようにするなど、ホームページの改修について検討していきたいと考えています。

 

(2)市民参加の取り組みについて

 新中央図書館のこれまでの検討においては、基本計画策定時から市民へのアンケート調査やワークショップを実施し、さらにコロナ禍の令和3年度においても子育て世代、学生への意見聴取やワークショップを実施するなど、市民ニーズの把握に努めてきました。

 また、令和5年8月に整備地を決定したことから、新しい整備地での図書館整備に向けた市民ワークショップを令和5年12月と今年2月に開催しました。このワークショップにおいても、20代から40代の若い世代や子育て世代、高齢の方や障害のある方など様々な方から図書館整備に関するご意見をいただいたところです。令和6年度も引き続き、市民を対象としたワークショップを開催するほか、様々な機会をとらえ幅広くご意見を伺っていきたいと考えています。

 また今後設計業務に着手していく予定であることから、図書館協議会など有識者からご意見をいただく他、市民の皆さまからいただいたご意見も踏まえつつ図書館の設計を進め、市民の皆さまが利用しやすく、魅力的な図書館となるよう整備を進めていきます。

 

再質問 宇田

(1)ホームページについては、トップページでダイレクトにアクセスできるよう検討するという答弁をいただきましたので、早急にそういう検討を進めていただきたい、取り組みを進めていただきたいと思います。

(2)の市民参加の取り組みについて

市民の声を広くきくためにワークショップという手法は有効だと考えますが、さらに、行政側から、声を聴きに行くということも、必要だと思っています。

先ほどもコロナ前にはこんなこともやっていましたということで答弁がありましたが、また改めて、様々な年齢、属性の市民の方の意見、困りごとなどをきいていただきたい。また、一番身近で

図書館にかかわっている職員の方や、図書ボランティアの方、よく利用する方だけでなく利用されない方などの意見、要望、困りごとなどもぜひ聞いてほしいと思っています。

 令和6年度、7年度で基本設計、詳細設計を決めていくという段階で、どれだけ多くの市民がかかわり、市民の声を反映できるかが、非常に重要だと考えていますけれどもいかがでしょうか。

 

答弁 岩崎教育部長

 宇田議員ご指摘のように、今後も多くの方からご意見をいただき、いただいた意見については設計業務を進めるにあたりまして、反映するように考えていきたいと思っています。

 

意見 宇田

新中央図書館建設に対する市民の関心を今後もっともっと高めていくことで、自分たちの新しい図書館だという期待と誇りを持てるような取り組みを期待しています。

 

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