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早稲田大学e-school第1期の卒業生がe-schoolのことや受験情報をお知らせします

なぜ早稲田大学のe-schoolの授業料は高いのか?

2010年08月17日 | e-school
早稲田大学にあこがれて通信制(通信教育課程)があると知って:見て聞いて喜んだはいいのだが実際に受験料やら入学金その他をじっくりと検討したらなんと通学制と全く変わらないのできっと受験生は驚くでしょう。
早稲田大学卒業生や中退者では入学金は免除になりますが・・・・
ではなぜにこのように授業料その他が高いのでしょうか?

それは一般の通信制大学と比べて学べる学習範囲が多岐にわたっているため、スクーリングが無くても卒業できる場合もあるなど、フルオンデマンド(在宅でのパソコンによる遠隔授業)が充実していること、その教授陣やさせるサポート体制の維持に費用がかかるからだと以前大学関係者から聞かされました。
人間科学科は非常に幅広い学問でこの中に環境と健康・福祉、情報の3つの分野に分かれます。通学制と全く同じ構成です。
それぞれの中にまた専門家がいて多くは通学制と兼坦で授業を受け持っています。
その中には片や森林環境専門家がいたり江戸時代の考古学がいたり家族社会の心理学や福祉制度や介護のこと、細胞生物学や生理学・緩和医療・福祉ロボットや教育学まで人間に関するなど、本当に何でもかんでも、かなりフィールド広く学べます。

早稲田大学の中でも人間科学部は文理融合の学部としてやや異色であります。
通学制の中からは司法試験に向けて法科大学院へ進学したり、臨床心理士を目指す大学院へ進んだり、他大学の医学部進学や生物系の学科へも多彩に進んでいます。

e-schoolからも毎年10数名が人間科学研究科やその他の大学院への進学を果たしておりこの数字は他大学の通信制からはあまり考えられない傾向ですね。
勿論学内推薦がありますので大学院へ進学を考えてるスキルアップを目指す学生もたくさんいます。
一概に授業料が安い高いは言えませんがオンデマンド授業の開講課目数も近年爆発的に増えました勿論オープン教育科目としてセンターが開口する科目の受講も可能です。

他大学の多くは資格重視のどちらかと言えば専門学校的なところが多い中であえて資格取得は目標に掲げずに学生募集をするとなれば本当に早稲田で学びたい学生しか望んでいないと言う事になるのです。

自分も何度か大学や総長との面談がある機会に授業料の引き下げなどをお願いしてみましたが、大学は先に述べたとおり学生の質と授業の内容を反映させるべく現行のままで行くとの反応でした。
これから受験する方々は是非どんな学科で何が学べるか、そして何をしたいのか十分検討したうえで受験してください。
期待してお待ちしております・・・

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