いい友の日

今日１１月１０日は「いい友の日」だそうです。

２０１１年３月１１日に発生した東日本大震災を経験したことで、大切な「友」との「絆」を見つめなおす日を作りたいと、音楽、メディア、イベントなどをプロデュースする㈱シティーウェーブが制定したそうです。

「いい友の日」は大切な友達に音楽をプレゼントする日だそうで、自分の大切な友達に音楽をプレゼントして、「ありがとう」、「一緒にがんばろう」、「ずっと友達でいよう」、「元気を出して」などの自分の気持ちを音楽を通して伝える日なんだそうです。

音楽関係者が作った記念日で音楽をプレゼントする日では、CD販売促進のために作った日に思われますが、東日本大震災と原発事故を経験した自分としては、「友」という言葉には深く感じさせられるものがありますね。

「ともだち」っていったいなんだろう？

何でも気兼ねなく語り合える人。

同じ目標に向かって協力しあえる人。

とても仲がいい人。

心から理解しあえる人。

信じあえる人。

深く考えると難しいですよね。自分が「ともだち」と思っていても相手が思わない場合もありますね。お互いに何かを通じて心が通じ合えば「ともだち」と言ってもいいんでしょうかね？

地震と津波を体験し、その後に発生した原発事故で避難を強いられました。その中で多くの方々が自分を助けてくれたり励ましてくれたました。いろいろな方との「絆」は深められたと思います。そういう皆さんを「ともだち」と言っていいのかは判断できません。友達以上の恩人かもしれません。

身近にいて黙って話を聞きうなずいてくれる人。

遠く離れていてもメール一つでなんか安心感を与えてくれる人。

自分にとって本当に必要な「ともだち」とは？

「いい友の日」に「ともだち」について考えてみるのもいいかもしれませんね。

俺のともだちにCDではありませんが、俺の好きな曲で気持ちを送ります。

聞いてください。

「ありがとう」