日中議会間の交流事業として今北京に来ています。逢沢議運委員長を団長として超党派、私は1年ぶりの北京です。午後4時過ぎから全人代(国会)に行き呉邦国氏らと正式な会談に臨みました。呉氏は全人代常務委員長、日本の国会議長にあたり中国共産党第2位、温家宝首相の上位にもあります。逢沢委員長との間で長いやりとりでしたが基本的には両国、とりわけ両議会の政治的外交的役割についてのエールの交換という感じです。
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終戦記念日、福岡市武道館での戦没者追悼式。式典は粛々と続きます。遺族代表の高齢未亡人のあいさつ、「・・・息子が大学生になったころ、一度でいいから父さんと呼んでみたかった、と言われた時が一番辛かった・・・」。抑揚もなく淡々と読み上げて、あいさつが終わればよろよろと降壇する老婦人の姿に私は思わず涙しました。戦争の怖さとそれから続いた60年以上の悲しみと苦労と、全ての人がその歩きの中に感じ取ったので . . . 本文を読む
静かであるが大きな社会問題として中国からの輸入食品の安全性の問題がある。段ボールを肉まんの材料にしていたなどの話しは論外にしても野菜や加工食品など、日本向け食品の品質管理は特別に厳しいといわれているが残留農薬、添加物など日本の本来基準には遠く及ばないというのが現実だ。食品基準というものは幅のあるもので直ぐ病気を起こす(有害)ものから長期間に徐々に健康を損なうものまで、これはそれぞれの国の「主権 . . . 本文を読む
夏の甲子園、福岡代表「東福岡高校」が劇的な逆転勝利を遂げました(対富山県)。9回2死で1-3から同点に追いつき、延長11回、満塁押し出しでサヨナラ勝ち。もう駄目だと思っていただけに奇跡の逆転劇には興奮しました。最後まで、決して諦めてはいけない、決して緩んではいけない、という勝負の鉄則を改めて教えてもらった感じです。
東福岡の近年における活躍はとみに目覚しい。野球はもとよりサッカー、ラグビー . . . 本文を読む
4日間の臨時国会が終わりました。衆議院にとっては殆ど形式的な国会でしたが民主主義は全て手続きです、その手続きを埋めるためにみんな一堂に会し、その時は意識的に有意義な時間とするように心がけることが必要です。
この間党内では参議院選挙の総括と安倍首相の続投問題で大議論が行なわれました(ています)。私の立場は、簡単、余りぐずぐず言わない方がいい、ということ。安倍氏には決定的に責任がある、すぱっと . . . 本文を読む
丸山和也弁護士が選挙後改めて挨拶に来られた、今度は議員として。出馬決意の前後から多少のお世話はしたのだが、親友の快挙を心から祝いたい。わが福岡には丸1日遊説に来られたが、タレント候補の人気の凄さには驚くばかり(日記 7月26日 参照)、自民党の不人気ぶりに心配したと言いつつも、1月弱の運動期間で高位当選はやはり圧巻である。これからは言葉の重みと影響力が格段に増すだろうが狭い殻に籠らずに自由闊達 . . . 本文を読む
臨時国会始まる。参議院が異常事態となりそれが衆議院にも及んでくるだろうがそれはやむを得ない。こういう時はじたばたしても始まらない、ひたすら忍の一字。党内はしきりに反省集会が行なわれ暗い話しが多くなるがこういうときは却って泰然としていたほうが良い。反省すべきは反省し、十分に敗因を分析し、しかし余り自分を追い詰めても展望は拓けない、苦労の少ない人は慌てがちだが徐々に立ち上がるしか方法はないのだ。
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選挙が終わって1週間、辛い日々でありましたが次第に精神的にも平静さが戻ってきました。過去をふりかえればきりがありませんが、これくらいで済んだかと思えば感謝する気持ちも湧いてきます。多くの皆様から自民党の問題点は重ねて指摘されますが、これをいい教訓として次を頑張れ、次は大丈夫だと必ず強い励ましを受けます。お灸のつもりだが少しお灸も強すぎたか、とはっきり言われる人もいます。
地元とは有難いもの . . . 本文を読む
横綱朝青龍が不祥事を起こし、相撲協会から2場所出場禁止という厳罰を受けた。度々のトラブルに対する止むを得ない措置であって、残念だが私はこれを支持する。日本人とかモンゴル人とか国籍の問題では勿論なく、相撲取りとして強いかどうかという問題でもない。最早「人間」としての問題であって、遂に彼は「人間」としてあるべき域に達しなかった。もしかするとこれで事実上の引退となるかもしれない。
同じ日の新聞に . . . 本文を読む
議運委理事会で来週の臨時国会の段取りを決めました。6月の議運と顔ぶれは変わらないのですが、参議院選挙の結果を受けて向こう(野党)がどう出てくるか静かな不気味さを勝手ながら覚えます。
午後は用あって長野県佐久市に出張しました。仕事が終えたところで旧知の元佐久市長神津武士(こうづぶし)氏に電話をしたところ、車を駆ってとんで来られました。81才になられるということで往年と変わらず本当にお元気で . . . 本文を読む