だんごに恋したっ!~紀州釣りを貪る女のつぶやき~

あづい・・・脳みそトロけそぅ・・・

団妻がゆくっ③~キタワー━━(゜∀゜)━━ヨ

2006年09月21日 | 紀州釣り珍道中

今日も晴れ。
行き慣れた道を進み、いつもの釣り場へ。
移動アイテムはもちろんチャリ。

大和川を渡り、堺の工場地帯へ。
大きな工場を通過しようとした時、
門の守衛さんが
「いっつも頑張ってるなぁ!今日も頑張るんやでぇ!!」
とエールを送ってくれる。

いつ見られてたんやろ・・・

でもお陰でホッコリ気分にさせてもらい
半笑いで更にペダルをこぐ。

到着すると、昨日とは違うおっちゃんが。
いつものおっちゃんはお休みか。。。
あいさつして断ってから横並びに釣り座を構えさせてもらう。
とっても気さくなおっちゃんだ。

ササっと用意して、1投め投入。

おっちゃんやギャラリーのおっちゃんと話しながら釣る。

シラサなどではチヌが釣れているが、
紀州釣りでは全く釣れてないらしい。

そんなことも教えてもらったりしてるうちに
おっちゃんはミニミニちぬ③枚げっと。
大阪湾で放流されたチヌのようだ。

おっちゃんは家でチヌを飼ってるので
このチヌも持って帰るとのこと。
興味深くって、飼育してるチヌの話も聞く。

おっちゃんちのチヌはゴカイを一番好んで
食べるらしい。
と言うことで、おっちゃんがゴカイを分けてくれた。

頂いたゴカイをサシエに使ってみる。
どうやってハリにつければよいのかわからないので
とりあえず先っぽからハリに通し、
ぐるぐるとトグロのようにハリに巻きつけ
反対側の先っぽもハリ先に刺してみた。
その姿はまるで「のたうち回るう●こ」のようであった。

なんの反応もなかった。。。
なにか間違ってるのか。。。

おっちゃん持参のコーヒーを二人で飲みながら
色々語らう。

「今度からココ来る時はサオだけ持っといで。
エサやら何やらはワシのん使ったらええから」
と言ってくれる。

なんて優しいの・・・
でもワタシがしたいのは紀州釣りなのよぉぉぉ!!
ごめんよぉ おっちゃん。
ワタシって『偏りちゃん』なんだ。

エビ撒きへのお誘いは丁重に断り、
おっちゃんの気持ちは有り難く受け取る。

昼頃おっちゃんが帰った。
また必ず会うことを約束して。

ポツンと一人になったワタシ。
アタリもクソもなし。

色々と持ってきたウキを次から次に
試してみる。

隣の工場の人たちがやってきて喋ったり、
時折ギャラリーのおっちゃんから情報をもらったり。

午後2時過ぎ

ふと「タナが合ってない気がする・・(遅っ)」と
浮き止めを思クソ詰めてみる。

いやいや
それまでもさんざイジってたんだけれど
『根本的に違うんじゃないか』と思って。
うまく言えないけれど
『思い込みの範疇でしか浮き止めを動かしてなかった』
かなーという感覚か。

それがビンゴ。

潮もいい感じになってきて、アタリが出だす。
が、あまりにも変化のない時間が長かったため
自分でも半信半疑。

そこへ昨日も見にきてたおっちゃんが来た。
すごーく感じのいいおっちゃんで
ワタシは勝手に友達扱いさしてもろてる。

「いい感じの潮になってきたなぁ」とか
喋ってたら、ウキがスコンと入る。

アワセるとググーっと重い引き。
ボラボラである。
昨日から魚を見てない為、飢えたハンターであるワタシは
力ずくで足元まで寄せて顔を拝んでやった。

突然気配ムンムンになってきたので
すかさず手返し。

ダンゴが着底した瞬間からダンゴを割りにくる。
「ボラやな」と思うも「自分のダンゴを信じて
もうちょっと待ってみよう」と考えた。
この時はパッサパッサのダンゴを
締めまくってたので、もしかしたらもしかすると
チヌが寄るまで持つかも知れない・・・
と思ったからである。

やがてボラアタリっぽいのが一瞬静まり、
ゆる~い前アタリの後、スーとウキが入る。
アワセて竿先を見ると「コンコンコン」と叩いている。
それでもボラ疑惑を抱いたままやり取りする。
でもでもコノ引きは。。。

おっちゃんも「チヌちゃうか・・」とつぶやく。

そして足元まで寄せると






ちぬぅぅぅ! ( TДT)







ちぬやんかぁぁ!!( TДT)







しかも35センチィィ!!!!!



この釣り場は本当にチヌがいないのかと
思いこんでいた。
本気でびっくりした。
べっくらこいだ。
その後にようやく喜びがこみ上げる。

「やったー!やったー!!」
と またいつものようにアホ全開なワタシが狂喜乱舞する。
おっちゃんが慌ててタモをセットしてくれる。
そして無事げっちゅ

ココで紀州釣りやっても釣れないと散々聞いてたので
驚きだった。
それもそこそこの型のちぬ。
釣れてもババタレかなと思ってたのに。

単独釣行での初めての釣果でもある。
嬉し過ぎるぅ!!
これで「ダンナのサオやから釣れてる」
なぁんて言わせない。←ビューティーコロシアム風
まぁ今後も益々頑張らないといけないけれど。

釣れると思ってなかったのでストリンガーがない!
ワタシの「もぅちょっと見ときたい」という
ワガママな一言のせいで、
おっちゃんはその後1時間ほど
ちぬを入れたタモの柄を持ったまま
ワタシの釣りを見学させられるハメになった。

いや~びっくりした。
でもとびっきり嬉しかった。

そこへ徐にふにゃサン登場。
そしてワタシがせっかく築き上げた、ボラとチヌの
気配むんむんのポイントで①枚げっと
サイズも37センチとワタシより大きいしヾ(*`Д´*)ノ"彡!!

一緒に釣れて嬉しかったけれど、
ちょっとムカつくので文字もデフォルメしてあげない(≧ヘ≦ )ウソピョーン

結局その後もふにゃサンがサオを放さないまま
今日の釣りは終了となりました。

おっちゃん、ホンマにありがとう
ほんまにイイおっちゃんばっかりである。

この釣り場ではチヌの釣れるポイントが大体
決まっていて、桟橋付近の1ポイント。
なのでその桟橋を狙って投げることができるので
投点を常に一致させる練習にもなるのである。
これがノーコンのワタシにはありがたい。

タナと糸の扱いの大切さを再再再度痛感した。

でも 
ちゃーんと魚がいてるのも立証できたしね


めでたし めでたしぃ




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