だんごに恋したっ!~紀州釣りを貪る女のつぶやき~

あづい・・・脳みそトロけそぅ・・・

いつもの祭

2009年07月31日 | 紀州釣り珍道中

ある日のルンルン単独釣行の事。

突発的発作によって決まった釣行だったので
出だしスローで釣り座選択の余地はなし。

カゴ師とイカ師の間に割り込ませて頂き
紀州釣りスタート。

この日は釣り場にてヌカを作成したのだが
いかんせん慌てて釣具を車内に放り込んで
きたので忘れ物多く、ヌカを計量するいつもの
タッパーを忘れてしまった。

キョロキョロと周りを見渡すとゴミ捨て場に
植木鉢がーっ!!
こりゃナイス♪と拾い上げイザ使おうとしたら
底が抜けてる・・・

ドンマイドンマイ don't mind ワタシ。

持てる能力の全てを駆使し
無事完成したダンゴ材。

最近はヌカの研究に重きを置いていて
この日もオリジナルブレンドでの挑戦だ。

午前中はタルんだ潮とチヌっ気のなさに辟易。

いや。
数は少なくてもちぬチャンはいてるのだが
「お前の訳わからんヌカだけは絶対食べたらんぞ」
という感じなのだろう。

またちぬチャン以上に例の奴が不必要に
活気づいてる感もある。

午後からは予想通りイタズラっ子なボラえもんが
ワタシにストーカー行為をイヤラシく働き出した。

「チェッ」
と思った瞬間、ダンゴ投入後早々にウキが
消しこみ、やっちまったなぁ状態。

仕方なしにやり取り開始。
すると反対側で釣りしてたおぃやん達に
ざわめきが・・・

「姉ちゃんが釣ったどぉぉぉー!!」
「タモ持ってこーい!はよぉっっ!!」


げげっ。
脳内では、



と思いつつも、

「いや~。ちぬやったらいいねんけどなぁ」


と大人な対応をするワタシ。

ところがどっこいワラワラと集まった
おぃやん達にはこの社交辞令なるものが
通用しない。

・・・一刻も早くボラを切ってしまいたいワタシ。
・・・とにかくチヌだと信じ、タモですくいたいおぃやん's。

早く切りたいのに
「慎重にっっ!!」
などの合いの手も入る。

顔では笑いながら鬼の様に竿をシャクり倒し
なんとかボラ退治成功。

ホっとするワタシ。
がっかりするギャラリーのおぃやん軍団。

なんだか疲れた。


気を取り直して再開するも
またボラを掛けてしもた。

見つからない様に・・・と静かにやり取りするも
この日は周囲も全く釣れていなかったので
すぐさま察知されてしまう。


「姉ちゃんが釣ったどぉぉぉー!!」
「タモ持ってこーい!はよぉっっ!!」
「今度こそチヌやどぉぉぉー!!」


・・・・・


湧き上がるおぃやん達に対し
激しく首を横に振りながら巨ボラと格闘する
ワタシ。
こいつもなかなか切れない。。。

と、いきなりリールが逆回転し出したでは
ないかーっ!!
ひぇぇぇー!!

どんどこ出て行くライン。
走り回るボラ。
成すすべもなく途方に暮れるワタシ。

兎に角周りの人にひたすら謝るワタシを
無視し、おぃやん軍団が言い出した。


「よっしゃ!みんなで引っ張って上げよ!
アンタらも手伝って!!」


あちゃー(/∇≦\)
隣で普通に釣りしてた挙句この騒動に巻き込まれ
自分の仕掛けを回収せざるを
得ない憂き目に遭わせてしまったばかりの
ジェントルマン達に、この上ボラの付いたラインを
手で引っ張ってタモで掬ってもらうだなんて。。。

一瞬、このまま放置して帰ろうかな
という邪念が頭を過る。

イカンイカン。
紛れもなく己が当事者である。

謝りながらも現場をチラ見してみると
そこはまるで地引網体験の場に紛れ込んで
しまったかと見まごうような光景。

チョットこみ上げてはきたがココでワタシが
笑う訳にもいかず謝り続ける。

そうこうしているウチにボラは逃げて
地引網体験の皆さんも体験終了。

「残念やったなぁー」
と口々に慰めてくれながら散るおぃやん達。
ほんっとにいい人達である。

トラブルリールをなんとかし、しばし後に再開。

周りもワタシも状況は芳しくない。

そんな中、ユル当りから寝ウキが激しく
ピンコ立ちに移った。

うぉりゃぁぁぁぁぁっぁぁああああ

合わせてみたら、やはり本命の手ごたえ。
おぃやん!やったでーーーっ!!
とばかりにドヤ顔で周りを見渡すと


しーーーん...


え...なんで...
誰も来てくれないぉ...

おーい!これはチヌやでぇー!!
穂先がコンコン叩いてるでぇー!!
今度こそチヌが来たでぇぇー!!

心で叫ぶも、おぃやん達に動きはない。

どうやらワタシは本人の好む好まざるに
かかわらず、狼少年扱いとなってしまった
みたいである。

やり取りしてると、どうやらチビっ子らしいので
いつも通り抜きあげる事に。

足元まで寄せて一気に抜き上げる姿勢に入ったら
おぃやん達が、やっぱりまたタモを持って来てくれ、
必ずタモ入れしろと言う。

既にそんな気のなかったワタシがオタオタしている内に
針が外れたのかチヌちゃんは海へと帰って行った。

その後よく考えると別段悪い事した訳でも
なかろうに、ワタシはおぃやん達に糞味噌に文句を
言われ、腑に落ちない気分を半笑いでかみ締めながらも
このおぃやん達のお陰で一人でも楽しく釣りを終了した。

平日の穏やかな雰囲気の中でのこの公園恒例の行事。
ワタシはとっても大好きなのである。


当り餌:オキアミ
棚:3本と1つ半





I LOVEリール

2009年07月17日 | オンナのマタにチカラ


これだけ紀州釣りにハマっているのに
竿やリール、小物類にはイマイチ興味なかった。

竿においては号数とかも意味不明で
選ぶ時は色だけで選んでいた。

んでもってトンデモない失敗したりしてた。

だけれどココにきてようやく興味が湧いてきた。

先日「ラインカッター」なるものを知った。

何 コレ、斬新。

最初は爪切りかと思ったが違った。

コイツはラインを切る為だけに生まれ、
ラインを切る為だけに生きている、
ライン斬りのプロ中のプロなのである。

ヤダ ほすぃ。

よっぽど物欲しそうにしてたのか
その場でプレゼントして頂いた。

それからはラインカッターを自宅でも
釣り場でも乱用していると同時に
他の小物にも興味が。

釣具屋に行くと、今まで知らなかった
色んなグッズがあるではないか!

釣具ってネーミングが結構イカす物が多かった
り、一体何に使うのか分からん物も
多いのでワタシの知的好奇心は煽られっ
ぱなしだ。

サルカンを結ぶ事なくワンタッチで連結できる
スゴい奴が欲しいのだが、
ふにゃ太郎に却下され続けている。

お次に興味の湧いてきているのが
リール。

リールって「機械」って知ってた?

ワタシはただ単に「筒に糸まいてる物」
だと思い込んでいた。

ところがドッコイ、ナニやら精密に
できているらしいではないかっ!!

その衝撃の事実を知ったとき、
「この人の全てが知りたい」
と思った。

と同時に自分の気に入ったリールが
欲しくなった。

あれこれ見てるのだが、商品説明を
熟読しても、コレっぽっちも意味わからん。

例えば

クロスギア方式でしかなし得ないラインを整然と均一に巻き上げることで
飛距離、キャスト&回転フィールを大きく向上したエアロラップ(クロスギア)システム!!

ボールベアリングは、錆に強いA-RBを採用し、糸ヨレを抑えるA-RB内蔵SR-パワーローラーを採用!!
入門者から上級者まで幅広い層から、支持される一台です!!


・・・はぁ?

唯一理解できるのが最後の一行だけで
ある。

気になるのは「重さと色(黒がいい)、
メーカーはダイワ希望」位で他はナニを基準に
選べばいいのか...

「エギング専用」とか書いてあるのは
また種類が違のか。

選考ポイントあればご教授ください。


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