だんごに恋したっ!~紀州釣りを貪る女のつぶやき~

あづい・・・脳みそトロけそぅ・・・

理想のかたち

2010年03月10日 | オンナのマタにチカラ


釣りにはイケないがPC直ったのでシャキってupしている。


釣れんでいいからヌカ投げたい・・・

いややっぱり1枚でも釣りたい・・・

このクソ寒い中紀州釣りするんやったら
あわよくば年無しアゲたい・・・

いやいやそれなら1発ロクマルあげたいわ・・・


揺れ動く純な乙女ゴコロ.....



さて本日もワタシのまったく参考にならないであろう
紀州釣り談義に無理からお付き合いいただくとしよう。


やや唐突感はあるが

紀州釣りと言えば 棚

棚と言えば ボタモチ


っちゅーくらい紀州釣りにおいて重要な要素である棚。


いろんな釣り場を渡り歩くのが好きなワタシが
そこここの釣り場で必ず耳にするのが
「昔は紀州釣りと言えば底切って釣れたのにな」
というお話。


這わせるのが嫌いで特に居喰いは釣れたうちに入らないと
思ってしまう超偏り女にとっては古きよき時代のお話は
よだれモンである。


ヌカの配合と同じで釣り場の特徴によって棚も使い分けなければ
ならないのが大前提ではあるが、やはり趣味として釣りを行う以上
人それぞれ棚にも好みがあるだろう。


昨今這わせなければ釣れない釣り場が往々にして多いみたいだが
できればトントンの棚で寝ウキの躍動感を味わいつつ釣り上げて
がっはっはと高笑いするのがワタシの理想だ。


トントンとはダンゴを投げて着水後仕掛けがダンゴに引っ張られ
海底に沈みこんでいく折にウキも水面下にいったん沈み
ダンゴが割れると同時に海面へウキが浮上してくる棚だ。


棚も取りやすく勝負も早い。


なぜ這わせなければ釣れないか。


それはダンゴが崩壊した後に刺し餌を不自然に動かさずに
チヌちゃんに違和感なくパクっといっちゃってもらうためだ。


ではトントンの場合は?


{・・・ちょっとっ!!なんか釣りブログっぽいぉ!!!}


ダンゴ崩壊と同時に刺し餌がピョンと飛び出し潮の流れも
相まって海底から浮き上がるイメージだろうか。


チヌは餌を捕食する際に一度吸い込んで吐き出す。


そして安全確認を行ったあと違和感がなければ再度餌に接近し
本格的に喰いモードに入る。


このときの違和感をなくす又は最小限に抑えるのが這わせ釣りだ。


ちびチヌちゃんの場合はこの限りではなく餌取り同様に
餌を見つけたら速攻で喰いモードに入るケースが多い。


きっとお母さんチヌに「だからいっつももっとよく噛んで食べなさい
って言ってるやろがっ!!」と怒られるパターンだろうが。


であるからして這わせているとチョンチョンとチヌちゃんが
餌を突付き、そこからおもむろにガバチョンと飲み込むので
棚が合っていればウキに表現されるアタリもデカく確実に釣る
ことができる。


ただ最初のチョンチョンアタリはウキに表現されない場合が
多いのではないだろうか?


っちゅーか表現しないように棚設定されていると言うべきか。


・・・こうやって書いてみるとやっぱり這わせた方がエエんちゃう!?
と思えてきた迷える子羊チャンなワタシであるが、いやいやトントンの
醍醐味もあるではないか!!と気を取り直して突き進んでイキたいと
思う。


ワタシの愛するトントンもしくはチョイ這わせの醍醐味は
やたらめったらウキが動く!・・・これである。


先に記したようにダンゴ崩壊後に海面へ浮上したウキは
魚の存在をウキを通して如実に表してくれる。


ゆえに外道のアタリも捉えられるのではあるが、それはそれ。


慣れてくると概ね見分けが付くようになる。


ボラアタリとチヌアタリの見分けが付くように。


話は逸れまくるが紀州釣りでボラを掛けることを悪のように
思う人もいるみたいだが、個人的にボラも掛けなければ
チヌちゃんも釣れないように思うし、ボラがいなければ
チヌちゃんも釣れない場合が多いので、やり取りで周りに迷惑だけ
かけなければ堂々とボラでもチヌでもマグロでも釣ってほしいもんだ。


た だ し・・・


自称ベテランやのにあきらかなボラアタリにもかかわらず

勝ち誇ったようなドヤ顔で周囲を見回し大アワセを入れた

あげくやはり周囲の予想通りにボラを上げるのは他人事ながら目頭が熱くなる。



もとい


チヌちゃんがmy刺し餌に大接近中のウキはほんとうに面白い。


まず水面に浮上した寝ウキはいったん水面にその姿を優雅に
横たえる。


それから海底付近を徘徊する刺し餌の動きに合わせて
ちいさくピコピコとラインダンスを描く。


その様 キムジョンイル率いる、つま先に縫い目ののこる
旧式のストッキングを履いた喜び組の華麗なダンスの如し。


チヌちゃんが近づき吸ったり吐いたり突付いたりし始めると
寝ウキのお尻がゆったりと押さえ込まれる。


リーチである。


そしていよいよ本気汁満載のチヌちゃんが獲物をし止める時が
訪れると、クライマックスは寝ウキのイナバウワーだ。


ウキのお尻を軸にゆるりと起き上がり海の中へと消えていく...


その様はまるで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



比喩が思いつかないのでやめる。


が それはそれは美しく最強にアホレナリンが放出される瞬間だ。


また他にもトントン~チョイ這わせの場合にはピコアタリも存在し
割れ直後から始まるピコピコした動きの中に一瞬表現される
アタリ(寝ウキの尻の部分がそれまでよりほんのわずか水面に
落ち込み、ごく一瞬の間だけピコピコが止まる)などもあり
時期・釣り場・状況によってかなりのバリエーションがある。


ウキに対してのかなりの集中力が必要ではあるが
ワタシなんかはそれが楽しくて紀州釣りがヤメられない口だ。


いずれにしても魚任せ・海任せでチヌちゃんをし止めるか
人間の力で自ら釣れる状況を設定して魚を海から引きずり出して
やるか。。。 


釣り師の数だけスタイルがある。


いろんなことにチャレンジし、どんな棚でも自由自在に釣れるのが
そしてどんな時でも自分も周囲も楽しんで釣りをすることができるのが
最大の理想なのだが。


美しい紀州釣りを美しい釣法にて行い釣果を上げたいと願う
あいもかわらずゴリ巻きな団妻の独り語りでした。





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ヌカ配合~主婦A子の場合

2010年03月09日 | 紀州釣り珍道中


紀州釣りにおいて一番大切なのがヌカ。

和歌山の人はだんご材を「ヌカ」と呼ぶ。

このヌカには千差万別、それぞれの釣り師
個々のこだわりのブレンドがある。

ワタシも人のことは言えないレベルの腕前ではあるが
初心者の人はとりあえず自分の気に入った釣り場で
人のよさそうなおっちゃんに聞いてみればいい。

大抵は喜んで教えてくれると思うが
中には「企業秘密!」とばかりに頑として喋りたがらない
おケツの穴の小さな人もいるが、そんな場合は
ひたすら上から目線で華麗にスルーと決め込んでほしい。


参考になるかどうか微妙だがワタシのヌカの配合を
記してみようかと思う。

最初に断っておくが、ワタシは「割合」とか「比率」とか
まったくわからない。

スーパーで本日 3割引きとか目にしても
心の底から意味がわからない。

3割が定価より安いのは理解できても3割引いて
ナンボになるかは考えられない。

3割?なにソレ何味?

ってなぐらい永遠のナゾである。

そしてナゾは永遠に残しているほうが夢があると
考えるロマンチストでもある。


そんなワタシのヌカの配合

■ヌカ 3杯
■砂  1杯
■荒引サナギ わからん(1/2杯?)
■細引サナギ テキトー(1/2杯?)
■ムギ  まんべんなく混ざるまで
■アミエビ  テキトー
※海水は入れない

これがデフォである。

もちろん釣り場によって配合量は変化する。

最終的にサナギとアミエビのフレグランスバランス
+α手触りによって決定される。

これは潮都会No.1の腕前で人格的にもNo.1の
男前から教わった。

釣れないヌカの時はこのフレグランスバランスが明らかに
崩れていてとてもチヌちゃんがσ゜д゜)ボーノ!と言ってくれそうに
ない臭味がする。

逆によく釣れる時には絶妙な香りのハーモニーを奏でてくれており
空腹時ならチョット食べたろかぃΨ(`∀´)Ψケケケと思うほどである。
それは嘘やけど。

一応生物学上♀種に属しているのでヌカは比較的柔らかく
かつ締まりがよく握りやすい配合を心がけている。オンナデスモノ...

握りやすさには使う砂による影響も大きく、女性や締まりのよい
キツキツのがお好きなひとには粒子の細かいものをお勧めしたい。

逆に異様に握力のある、かつアミエビも普通に配合する男性が
同様に細かい砂を用いているのを見かけるがよっぽどベテランで
ない限りダンゴコントロールが難しいかと思われる。

ワタシはサナギで変化をもたせているが、そんな人は使う砂で
コントロールしてみるのもエエんじゃないかと思う。


究極のイランことしぃのワタシはこの他にもアレやコレやと
混ぜ物を施したりして毎回実験している。

日々料理する度に「これヌカに入れたら!?」なんぞ考えるので
遅々として調理の手は進まない。


しかしまだ「コレや!」という手ごたえは感じていないが
何か見つかればみなさんにお披露目してみたいもんだ。


こんな風にヌカの配合ひとつにも試行錯誤し続けるのも
紀州釣りの楽しさである。

その釣り場、その人にあった極上の配合は必ずあると
思うので一つの枠にこだわらず色々試して黄金ヌカ比を
見つけ出してみようではないかっ!



ピアランドでほとんどアミエビなしでも5分以上
割れないダンゴを握る、か弱き団妻の独り言でちた|の´`)ノ




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極寒にて12枚

2010年03月08日 | 紀州釣り珍道中


関西の果てにこのうえなくLuckyなヤツがいた。


うちの相方だ。


寒さゆるまぬ3月に紀州釣りにて釣果12枚を
叩き出すという偉業を成し遂げた。


久方ぶりの紀州釣り故、棚ボケ色ボケ当たり前の
状況からおそるべき釣果を出した努力には敬意を
表しよう。


春目前。


釣りにイケないストレス523%のワタシからの
HOTな情報でちた。



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