こんな暑い夏を発明した奴ちょっと来い

昨日小豆島を1周してきた
20年くらい前からの年中行事で友人達とキャンプで一晩中酒盛りをしている
ココ数年諸事情で参加できなかったりしてすっかりレアキャラになってる訳だが
去年に引き続き1日だけ時間が取れたので顔見世だけでもと
早朝から車に自転車を積み込み一路新岡山港へ
道中モスバーガーでドライブスルーし久々のハンバーガーに幸せを噛み締めていた時
大きなミスをしていたことに気がついた

シューズを忘れて来た・・・

港まで後10分も掛からない距離だが気がついた瞬間車をUターンさせた
高速を使えば往復2時間弱のロスで済む
巧く行けばフェリー1本逃すだけで住む
そう思っての行動だったのだが甘かった
連休初日の国道2号バイパスは既に渋滞が始まっていた
同時に便意を催しコンビニのトイレに駆け込む
そしていろいろ考え込む
急激に落ちていくモチベーション
コンビニを出た時には走る気は無くなって帰る気満々だった
きた道を戻りながらもウダウダと鬱陶しく考え込む

9：00
港でフェリーを待つ2台目さん
別にシューズ無くたって今履いてる革靴で良いじゃない
一人で走るんだからペースなんて気にしなくて良いじゃない
見た目なんて誰も気にしてねぇし

9：30
フェリー出航、小豆島まで70分の旅
10：40
土庄港着

この靴で今日は走ったる

今年はいつもと逆ルート(キャンプ場まで約60km)で行ってやろう
そう決意した瞬間道間違える










くっそ暑い
アホみたいに暑い
それでも写真を撮ってるうちは余裕があった
平地なら追い風も手伝って40km/ｈオーバーで快走できた
海は綺麗で森からは絶えず鳥のなく声が聞こえる
物音がする方に目をやると鹿がじっとこちらを見ていた
慌ててカメラを取り出すが間に合わず
あぁやっぱり来て良かった
何度来てもこの島は楽しい
だがそう思うのもつかの間
地味にアップダウンがきつい上に補給できそうな店が急に無くなりあっという間に自販機を求めて彷徨うゾンビと化してしまった

小1時間くらい走ってそろそろお昼でも考えなければと思って時計を確認したら既に2時間以上ゾンビ化してしまっていた
時計を見ていなかったので時間の感覚がなかった
Aveは20km/h
もう少し早いペースだと思っていたがかなり体力が落ちているのを痛感する
シューズどうこう以前の問題だ
とは言えやっぱりビンディングシューズでないことは痛い
足の疲れ方が異常に早い
腰も痛くなってきた
ポケットに放り込んでいた羊羹やら黒飴やらを慌て亭の中に放り込む
昼飯にと福田港傍の食堂に入ったのは14時近くだった

穴子丼が沁みる
ビールっぽい何かも沁みる

ふと見れば何故かユキヤのサインがあった

食い終えて店を後にする
目的地までは後10km弱
ちょっとだけ回復した気合と共にペダルを踏み込む

15時到着
まさか4時間も掛かるとは思ってもいなかった
久々に会う友人達が驚きの表情で迎えてくれた
「レアキャラが来た」
と
暫く話し込む
すぐに帰路につくことを話すと
「明日も休みなんだろ？泊まっていけよ」
と嬉しい言葉が

16：05
後ろ髪引かれる思いだったが帰路に着くことにする
1時間半後のフェリーの便に間に合うように

キャンプ場から土庄港まで約30km(ナビ換算で26kmだった)
Ave20km/hでギリの距離
正直足は完全に売り切れ状態
引き脚が使えないからひたすら踏み込む
ダンシングしようものなら足が攣りそうになりペダルから滑り落ちそうになる
上りでは完全に生まれたての子鹿状態
サイコンは時計表示させてないし携帯はポケットの中なので時間が読めない
少しずつ日が傾いてゆく

これはもうだめかもしれないね

そう思いながら土庄港に滑りこむとフェリーは既に乗船を開始していた
職員に
「まだ間に合う？」
と聞くと間に合うとの回答
助かった・・・
チケット売り場まで走って行くと時計は17：14だった

フェリーの中でサイダーを1本開け眠りについた

来年は久々に止まる段取りをしよう

http://yahoo.jp/ldAnR5
ルートラボで確認すると大した獲得標高でもないのだが斜度がきつかったか



今日はかみさんとラーメン屋新規開拓


すぐ近所にリピートしたい店が出来たことは良いことだ