北米旅行記 後編

続編はしょりながら。。。

一人で三日目のウィスラーを満喫したあと、再度グレイハウンドのバスでバンクーバーへと戻る。
街中でバスを降ろされたおいらは、予約を取っていたホテルを捜しさ迷う。ガラガラと鞄を転がし、板を抱えてVUITTONやHERMES等が並ぶ高級ブティックを脇目に、必死な形相であるくおいらはカナディアンにどう映っただろうか。。。１キロ程歩きなんとか到着。
Check Inを済ませ暗くなった街にでたら夜景がひろがった。程なく余力がなくなり就寝。

翌日は日帰りでシアトル観光とボーイング社の工場見学！陸路でカナダを出国しアメリカに入国。広大な敷地に建てられた工場には飛行機がまるごとすっぽり入る大きさの建物がいくつもあり、飛行機を組み立てたり加工したりしていた。4ヶ月で一機の飛行機がつくられ、この工場だけで一年間に450機の飛行機が作られるそうだ。工場の従業員数3万人。でかいはずだよ。説明が英語だったため、ぼんやりと工場を眺めて終了。
その後シアトル市内を観光。久々に天気のよい週末だったらしく、かなりの人でごった返していた。
出会った日本人の女の子と3人でCheese Cake Factoryでランチ。おいらを除いた二人は英ぺでカナダに住んでいるとのこと。彼女達の若さにメラメラ嫉妬しながら話しをしていると、観光できたおいらが英語も喋れないくせに一人でいる事実に驚かれ、『明日はどこに行くんですか？』の問いに『決めてない』と答え、さらに驚かれた。おいらにしてみたら、異国で当たり前のように過ごしている彼女たちのほうがよっぽどすごい。その後はマーケットを散策し、尋常じゃない混み方をしているSTARBUCKS COFFEEの一号店を覗いてみる。街中ではストリートパフォーマンスをする人が沢山いてカーニバル状態。スペースニードルは遠くから眺め、イチローのホームスタジアムのセイフコフィールド、クリスピークリームドーナツを流して夜9時半頃バンクーバーへ戻る。盛り沢山で飽和状態。

翌日は寝坊、外は青空。
腹が減ったと買い物の途中で、レンタルチャリを見付けて即座に借りる。坂の多いバンクーバーの下り坂を一気に海沿いまでくだる。そしてスタンレーパークという公園を爽やかサイクリング。ビーチまでぐるりと一周すると地図を紛失していることに気がつく。街に戻る坂道を登れず、自転車押して歩き、うる覚えの通りの名前をたどりなんとかスタート地点に戻る。スーパーをはしごしてお土産を買いあさる。ホテルで天気予報をみると翌日は雨模様、しかも気温が低い。よし明日は滑りに行こうと決めチャンネルをまわすと、9回ダルビッシュが投げている。相手はアメリカ。勝利の瞬間を見届けると、決勝は明日！というではないか。19時にはホテルに戻るように翌日の計画をして寝る。

翌日、まんまと寝坊、ウエアを着てブーツはいて、板を抱えホテルからタクシーにのる。シーバス乗り場まで行き、ノースバンクーバーに渡る船に乗りなんとなーく人波についていくとどっかしらの山に行くシャトルバスがあるので乗ってみる。サイプレスマウンテン、バンクーバーオリンピックではハーフパイプの会場になるスキー場だ。街では雨でも山は雪、読み通りパウダー。しかもド平日でガラガラ。明日は早朝の飛行機のため、今日が最終日だ。思い残しのないように全力ですべり、早めに切り上げてビールと晩御飯を仕入れてホテルへ。
テレビの前で待ち構えて日韓戦を観戦する。明日帰らなければならないのにパッキングが出来ない白熱した試合展開。延長、このタイミングで打順がイチローとはドラマチックすぎる。そして彼は打つ。一人で部屋で吠える。
何を言っているか解らない解説だがイチローを褒めちぎっているのがわかる。
ダルビッシュがカッチリ押さえてWBC二連覇！！日本サイコーだよ(；_;)
最後の夜はこんなんで1時過ぎまで荷物をまとめ、朝5時にはチェックアウト。ロス経由で日本に帰る。軽い締め出しに合う。
なにはともあれ、無事にかえって来れてホッとしました。

翌朝、無事帰って来たことをじいちゃんに報告したら、『もうそんなにたったか！』と帰って来た事を驚かれた。じいちゃんだけは待っててくれると思ってたのに(^_^;)