また週末に旅をしてまいりました。
こっちに来てから初めて日本の自分の家の夢を見た
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。うちのマミーがおいらを呼んでいる。起きなくては!今日は風が強いのか?でも雨戸のゆれる音がが金属でなく帆布をパタパタと揺らすような音。。。電気が真っ暗だと寝れないおいらなのに目を開けても部屋が真っ暗。何でだ?そう、おいらはモンゴルの「ゲル」と呼ばれるまあるいテントのなかで寝ているのだ!寒さにたえつつ、煎餅布団の中で見たのが我が家の夢とはちょっと皮肉だ。
はっきり言って感動して泣いてしまいそうだった。
建物も何もない大地がゆったりとした時間だけを与えてくれた、そんな場所だった。このレベルの感動は何年ぶりといってもいいだろう。そのぐらい幸せな気持ちになった。
友人5人で一列車の旅。フフホトという駅からさらに車で3時間。
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木もない大地だけが広がっていた。ついてそうそう、モンゴル衣装を着た人たちが歌いながらよってくる。片手には「白酒」をもっている。それを薬指につけ、天と大地と祖先に感謝の気持ちを込めて・・・イッキ!雰囲気に圧倒されつつも5人とも飲む。
ついてそうそう、馬に乗ってみる。初体験。馬の飼い主のおばちゃんが最初は馬を引いてくれてぽくぽくお散歩。しばらく歩いているとやつら背中にお客様乗っているというのにもよおしたらしく小便をたらし、連鎖反応で次々とたれる。爆笑だ。しばらく歩くも所詮人間の徒歩のスピードだ。物足りない!走りてー!というわけで、初心者なのに無理を言って走らせてもらいました。たのしぃ!だがいったん走り出すとこのお馬さんたら力んだ勢いか「屁」をこきながら走るではないか。これにも爆笑。
しかしお馬さんよ、おいらはあなたが好きになりました。
その後バギーのような四駆を借りようと思ったが2台とも壊れていて乗れませんと言われた。モンゴル衣装で出迎えてくれたお兄さんだった。なのであてもなく草原をてくてく散歩してみた。思わず大きな声で歌ったり、急に走り出したりしてしまった。2時間半ぐらいたったかと思ったが、一時間も過ぎていない。ゆったりとした時間だった。
その後モンゴル相撲のショー。さっきバギーは壊れてますよと言っていたお兄さんだった。晩御飯
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、白人の友人は確実に食事の時間にテンションが下がる。彼らは見たことない食材が多いため手を付けられないのだ。かわいそうに。おいらともう一人のアジア系アメリカ人の友人は何でも食べれるため、もりもり食べて確実にテンションをあげている。
夜の宴もモンゴル衣装を着た人たちが歌いながら、白酒をついで回る。さっきモンゴル相撲をとっていたお兄さんではないか。
夜外で焚き火をしながら歌と楽器のショー。さっき白酒をついで回っていたお兄さんではないか。
夜になると急激に温度が下がり、寒さに凍えながら花火をみた。
翌日友人たちは砂漠へ、おいらはフフホト市内へ向かう。そこで以前同じ会社で働いていたBさんと再会し、市内を案内していただいた。またもや昼真っからビール
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なんぞを飲ませてしまい、夕方授業があると言っていたBさんをサボらせてしまいまして、ごめんなさいっ!
博物館、チベットの寺を観光、コーヒーを飲みながら日本を語る。うまいものをたらふく食いつつ、幸せを蓄えて夜の列車に乗る。。。
まちがいない、おいらは幸せだ。