河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑――自然回帰

2022年11月18日 | 菜園日誌

10月の下旬に玉ネギを定植。
それから三週間ほど経っているので、薄い人糞尿を施す。ニ月の中旬頃にもう一度下肥(しもごえ)をやる。

これは明治40年に書かれた『家事農芸談』にある施肥方法。
今はもちろん、化成肥料をパラパラと蒔く。
ところが、この化成肥料が倍近く値上がりしてたまげている。
思わず下肥にしようか・・・と思うが、水洗なのでそうはいかない。
たまったものではないので、昔よくやっていた稲ワラ堆肥を作ることにした。

バインダーで稲を刈った田んぼからワラを集めてきて、
鶏糞と糠とボカシ堆肥をサンドイッチして積み重ねる。
雨にあたるとシナッとなるので踏み固めて、ワラを追加して1メートルほどの高さにする予定。
二、三ケ月して湯気が上がっていれば発酵している証拠。
肥料の値上がりはとんだとばっちりだが、堆肥作りは思わぬ自然回帰。


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