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河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑203 / 夏を待つ

2025年05月02日 | 菜園日誌

前回書いたごとく、例年より10日ほど早く周囲で田植えが始まった。
持ち主が水稲栽培業者に委託している田んぼだ。
我が家が貸している隣の田んぼにも水が張られた。
これで東西南北四方を水で囲まれたことになる。
どこからでも水を汲むことができるので水やりが楽になった。
ナス・トマト・キュウリ・ピーマン・トウガラシ・スイカの夏野菜の苗を定植する。
畝の準備はすでに完了しているし、自家消費用で四、五株ずつだから、たいして時間をとらない。
♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る♪
日向の作業で少し汗ばむ。
若葉は茂っているが、季節はすでに夏!

人参の間引き菜と食べられそうな豌豆を少し持って帰る。
今日の昼食はかき揚げ丼に決まる。
我が相方が「薩摩芋まだある?」と訊いてくる。
それで、保存用のハッポースチロールの箱の蓋を久々に開けた。
包んでいた新聞紙が少し湿っぽい。
取り出してみると芽を出しかけているではないか。
一緒に保存していた台湾山芋を見ると、びっしりと白い芽が出ている。
暑さ好きの台湾山芋(大和芋)は、五月の中旬に植えようと思っていたのに……。
おやおや、夏が待ちきれなかったのかよ!

かき揚げ丼を食べ終わって、台湾芋を持って畑へ。
15㎝ほどの穴に、芽をつぶさないようにそっと植える。
♪日和つづきの今日このごろを 心のどかに植えつつ唄う♪
蔓を伸ばすから、芽が出ればどんどん大きくなる。
そして、実にみごとな黄緑の葉で覆われる。
晩秋にトロロにして食べるのも楽しみだが、緑のカーテンで夏の陽射しを遮られた陰で休憩するのも楽しみだ。
夏野菜や台湾山芋とともに、本格的な夏を迎えよう。


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