河内国喜志村覚え書き帖

大坂の東南、南河内は富田林市喜志村の歴史と文化の紹介です。
加えて、日々の思いをブログに移入しています。

畑181 / 秋色佳也

2024年10月06日 | 菜園日誌

♪薄紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽だまりに揺れている♪
岡山の友人宅でもらってきたコスモスが満開になった。
秋の心を知っている花だ。
秋の陽のやさしい光を背にうけて、畑にほほえむコスモス。
薄化粧した湯上りの女性のような嫋(たお)やかな色気がある。

もう一つ満開なのがニラ。
赤い花でも咲かせてくれれば美しいのだが、小さな白い花で目立たない。
それでも、これだけ群生すると、なんとなく見栄えがする。
しかし、種を付けさせると株が弱るので、写真を撮った後に株元から刈り取る。
去年は種を採ってやろうとおいておいた。
が、今年に種を蒔くまでもなく、こぼれ種が芽を出して雑草状態になっている。

こっちの花は、もう終わりかけの青シソ。
畑のあちこちに10株ほどあるが、2株ほど残してあとは刈り取る。
その時のご褒美がシソの実。
指でしごいて実を採り、洗ってから水分をぬいて、糊の佃煮のビンに入れて醤油で漬け込む。
これが実にいい酒のアテになる。
プチプチした触感がなんとも答えられないほどいい。

カラスに猛暑にアライグマ。
なんだかんだとあったものの、季節は黙って巡りくる。
秋祭りの練習をしている太鼓の音が遠くから聞こえる。
秋色ようやく佳なり。


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