さて、3回目である。ここで一旦総括してみたいと思う。
過去2回、否定的な事ばかり書いてきたが、決してこの作品が駄作だというわけではない。
最近の作品にありがちな読者に媚びたところは少ないし、伏線を全て解消してくれているので、読後感も良い。
つまるところ、私が21才・大学生だということを考慮しなければならない。ソノラマ文庫がターゲットとするであろう小中学生が読んだ場合は、すんなりと物語を追って楽しむことができるだろう。よほどの宝塚ファンでもない限りは読者も選ばない。完成度で一歩物足りないが、佳作だと言えるだろう。
ライトノベルも捨てたものではないと再確認させてくれる一冊だった。
過去2回、否定的な事ばかり書いてきたが、決してこの作品が駄作だというわけではない。
最近の作品にありがちな読者に媚びたところは少ないし、伏線を全て解消してくれているので、読後感も良い。
つまるところ、私が21才・大学生だということを考慮しなければならない。ソノラマ文庫がターゲットとするであろう小中学生が読んだ場合は、すんなりと物語を追って楽しむことができるだろう。よほどの宝塚ファンでもない限りは読者も選ばない。完成度で一歩物足りないが、佳作だと言えるだろう。
ライトノベルも捨てたものではないと再確認させてくれる一冊だった。