J1第３３節vs東京Ｖ／実力通り

ここ数年で、初めて実力を１００％発揮して闘えた気がする。
誰がどうとか挙げてもしょうがないんだけど、でも、大野と充は本当に素晴らしかった。
二人とも苦難のシーズンを過ごしてきてるだけに、柏を長く見てれば見てるほど感慨深かったと思う。
大野はもう、柏に入団して以来のベストゲームじゃないだろうか。
数年前、大野がチームに君臨していた頃を思い出した。やっぱり、大野はボランチなんかじゃなく、トップ下で“キング”にならないと生きない選手だって事がよくわかった。
あの動きが毎試合できたら、代表だろうが海外だろうが、どこでだってレギュラーが張れるよ。天才としか言い様がない。
充は、結果的に怪我がいい方にいったと思う。充のカバーリング、ラインの押し上げ、サイドチェンジ。
どれもこれもレイソルが今まで欲しくて欲しくて、でも手に入れられなくて、待ち望んだものだった。
あの鮮やかなサイドチェンジ、本当に、柏サポーターが欲しくてもどかしくて、たまらなかったものだったよ。
フリスト並みのサイドチェンジだった。

あとリーグ戦一試合。ボーナスステージが二試合。
恐れる事なかれ。最後まで闘え。柏の戦士たち！