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鉄肝(tekkan)

お酒はよく噛んで呑みましょう

マンズワイン勝沼ワイナリー ワイン祭り 2008

2008-11-04 22:11:52 | 単車
え~、意外に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、私はσ(^Д^)お酒大好き。
えっ!知ってる?!(;´Д`)なんでかな~ 秘密なのに。

そんなこんなで酒絡みな会員登録はアッチコッチにしてまして、
年に何回か色々な御知らせを頂いてます。
秋には山梨方面からワイン関係のイベントにお誘いを頂戴します。
マンズワイン勝沼ワイナリー ワイン祭りの御案内を今年も届けて頂きました。



そんな楽しいイベントの話をしましたら「是非、連れて行ってください」と、
チャレンジャー・・・もとい、おっちゃんの面倒を見てやろうってボランティアさんが、
手を上げてくれました。

11/2朝・・・起きられない動けないと、のたまう変温動物の同行者と慣らし運転速度で
一路山梨県を目指します。お父さんと娘の仲良し親子のツーリングって趣です。

国道一号を静岡市になったばかりの由比を通り、静岡市清水区蒲原から県道396→10→76→180号と
走り繋ぎ、富士山に見守られつつ走る国道139号を走るのですが・・・(;´Д`)走れねぇ、
行楽時期の国道139号をルートに選んだ私のバカバカぁ(;´Д`)細心の注意をはらいつつ、
ドブ板走行をヘコヘコします。乗用車の皆様、申し訳ありませぬ。

この時期の富士山はキリッ!っと冴え、恐らく最も珍しいカラーの富士に会える季節です。
紅葉のブラウンレッドの裾野からダークグレーそしてタイミングが良ければ少しだけ白い雪が
申し訳無さそうにチョコン!と乗ります、青い空に変化に富んだ秋雲が遊ぶ希少な眺め。
渋滞に左側の逃げ道も塞がれると後ろの同行者にハンドサインを送り、
横に並ぶと富士を指差します、もの凄く喜んでいる、やはり緊張して周囲を見回す余裕は
無かった様です。

赤池交差点から精進湖沿いに走る国道358号に入ります。カーブの連続する山道で
同行者がバックミラーの中でド緊張しているのが分かります。
暫くメリハリ付けて走りますと、乗用車の後ろにホンダ車が大人しくついて走る前車に
追い付きました。
このホンダ車の乗り手が非常に綺麗なフォームで走ります、無駄な力が入っていない余裕を
感じさせながらも、臨機応変に対応出来る気の入った素晴らしいものでした。

乗用車の後ろだと気を抜いて、片手運転など無い余裕をひけらかすヘタクソ君を時々見かけますが、
大体ペースが上がったりオフロードだと、そんな彼らは固まって単車任せの“寄生乗り”になるのが常です。
しかし、私達の前を走っている彼は、恐らく乗っている大型の能力を可也の水準まで
引き出せるであろうと容易に想像出来る単車乗りでありました。
彼のラインを外し、互い違いの“千鳥走行”の体制に入る、同行者にもハンドサインで
彼に付いてゆく事と千鳥走行の意思を伝える、理解したらしく私の左ミラーに入った。

暫く走ると、一台、また一台とソロツアラーと思われる単車が綺麗に千鳥走行に加わって来る。
お互いのラインを邪魔する事無く見知らぬ同士が、その場だけのマスツーリングを始める、
なかなか最近は体験する事の無くなった事です。

そうこうする内に中央高速・甲府南インター手前の信号で私達は右へウインカーを出し
一緒に走って来た彼らの無事を祈りつつピースサインで別れの挨拶をします、
短いクラクションや手をふったりピースサイン、大きな声で「お気を付けて~」と、
声を掛けてくれた人も、数えたら9人!ナンバーもそれとなくチェックしたらバラバラ。
次の信号で同行者が泣いてる、感動したらしい(´ー`)y皆、無事に走れました?また何処かで会おうね。

国道140→20号へと進みます、笛吹川沿いに走る県道310号で石和橋まで行くのも好きなのですが、
シンプルなルートを選びました。
国道20号の南野呂千米寺交差点を左に、道なりに国道411号へと走りますと、
到着いたしましたマンズワイン勝沼ワイナリーさんですヽ(´ー`)ノお疲れ~♪



地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。



流石は甲斐の国!顔出し看板も武田信玄公です手には甲州ワインとワイングラスを持ってます。



きっと社員さん達が頑張って準備して下さったのでしょう。
素晴らしい会場が今年も用意されていました。

 

販売ブースも地元の自治会さんや畜産物生産者さんたちも参加されて、
美味しい匂いが充満ですヽ(´┐`)ノうひょ~♪

  

パンやチーズ、そして緑の天幕の下では、運転手には目の毒な看板が・・・

 

白・赤・甘・辛、葡萄の濃~いジュースまで500円のグラスを買い求めれば、
飲み放題(´┐`)やはりココには車で連れて来て貰うのが吉ですな。
旨そうにグビグビやってる人たちを羨ましがりながら、食いに徹しましたよー
どれもこれも美味い!画像には軽くボカシを入れてますが、皆さん笑顔なのが
お分かりだと思います。楽しいヽ(´ー`)ノ楽しすぎる~♪

満腹でワインの御土産を買い求め、無料でマンズの親会社キッコーマン関連の御土産を
沢山頂きました。幸せだヽ(´ー`)ノ幸せすぎる~♪

私も同行者も大満足でマンズワイン勝沼ワイナリーを後にしました。
同行者は国道411号沿いの葡萄工房ワイングラス館にて一時待機、その間に
私は馴染みのワイナリーへ行ったのですが、それはまたの機会に御報告を申し上げます。

帰り道は来た道を国道140号まで戻り、鰍沢町から国道52号を使いました。
高く蒼い空の下、“いきものがかり”の『ブルーバード』をくちずさみながら思ったのは。
11/2は私にとって長年大切な日でした、そして静岡⇔山梨の道も多くの思い出が有る道です、
そんな思い出に上書きをして遠い記憶になってゆく、切なくも仕方ない人生の擦れ違いに胸が痛む。

天高く馬肥ゆるヽ(´ー`)ノおっちゃんだってセンチになる秋
とにかく楽しいツーリングでしたヽ(´ー`)ノ読んで下さってありがとー。




えーと、再生栽培の大根なのですが・・・(;´Д`)果実のような香をまとって、
お腐りあそばされました(ノД`、)なぜに?
それで、あの幼馴染の農家の友人にワインをお土産に持って行き話したところ・・・
「葉の付いた大根は収穫してからドンドン力を使ってしまう、だから採りたてでないと
一見良くてもダメかもしれないよ。かえって葉を切ってある方が力を使っていない。
それでな、俺も水栽培してみたんだけどな、良かったら持って行けよ」ってくれたのが・・・

 

横からもニョキニョキ(;´Д`)流石だ!そして彼が言ったのは・・・
「電波出すのも程々にしろよ」
だから(ノД`、)不可抗力だってばぁ アルミ箔でも体に巻かないとダメかねぇ(;´Д`)
そのうち再々チャレンジ予定ですよーヽ(´ー`)ノ懲りないってのは私の長所なのです。
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林道水見色新間線(水見色新間支線)

2008-10-04 20:24:00 | 単車
静岡市 高山市民の森”からの続きでございますヽ(´ー`)ノ

久々のオフロードを目指して高山市民の森から来た道を戻ります、すると見先道峠(みさきどうとうげ)の
丁字路?にやって来ました。右に行くと来た道となり水見色に下ります。
これから辿るのは左手前に回り込むように続いている林道です。



反対側から同じ場所を見ます林道高山線中間点案内標識の他に、奥の方にもう一枚林道標識が
見えています、これから進む道の名前が書いてあります。



林道の名前は“林道水見色新間線”この道は、高山市民の森へのもう一方の上り口、
新間へと続く林道です。



この水見色新間線は上りに使った高山線よりも好きな林道です。
下り始めはこんな↓具合の路面で快走路(林道にしては)なのです。が・・・



次第にこんな↓具合になってゆきます、コーナーでは軽くフロントを持って行かれます。ヽ(´ー`)ノおもろー



暫く走りますと分岐が有り、左方向へと進む道には、林道標識が立っています。



“林道水見色新間支線”目指して来た林道です。なんとも綺麗で走り易い高山線、
荒れぎみで操りの楽しさもある水見色新間線、その水見色新間線の支線で、
途中まで一応舗装路なのですが、荒れ方は水見色新間線の7割り増し、そして
奥にはオフロードが待っているのです。
素敵に荒れた舗装路を楽しみつつ走り、家(農具置き場?)を通り過ぎると、
お待ちかねのオフロードが始まります。



最初の頃は、軽トラと思われる轍跡が有ります。



車両転回の出来るスペースを過ぎますと、山水で流されたのか単車のトレール幅が
一本分だけの道になります。最高!ヽ(´ー`)ノ素晴らしい!



この写真の場所を走りながら思ったんですよ、
「オフ走る予定は無かったのでライディングスニーカー履いてるし、ニーパットも無し
パンク修理道具やアクスルシャフトを抜けるサイズのメガネレンチも持って来ていない。
明日から難物件に掛かるし、なによりその計画が・・・ほぼ白紙・・・
ケガは出来ない、時間も無い、(;´Д`)撤退!今日はココまで!」ってなワケで帰って来ました。

荒れた舗装路とオフロード(少しだけどね)の御蔭で走ってる間に、気持ち良い汗までかけた。
その為か翌日の空が明るくなる頃には「難あり」ながら、実行に必要な諸々の“でっちあげ”が、
出来ました。

「えっ!御自身でも酷いと思ってるんですか?」
「そんなに責めるなよぉ(;´Д`)すまんてば」
「いや違うんですよ、鉄肝さんは完璧主義者かと思ってたんです。なんか親近感を感じちゃいました」
「不完全だよぉ 俺なんて、これからも迷惑掛けるけど頼むよ」
「大丈夫です!任せて下さい!!」
「う~ん(;´Д`)心配になってきた、次回からは完璧を目指すよ」
「え~ 大丈夫ですよー 不完全で酷くても」
「うるさいよ(;´Д`)なにが“悪い意味じゃ”だよ」
ヘトヘトに疲れた現場で、久々に笑い声が戻って来ました。



※おふとぴっく
以前に御案内したBaratee(バラッティ)というフリーペーパーのサイト
Baratee WORLDでドラコンゲームのドラコン大会が本日から開催されています。
開催期間10/4~10/30

Barateeのサイトです
Baratee WORLDのバナーを↓クリックしてね。
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静岡市 高山市民の森

2008-10-03 20:55:55 | 単車
「この実施計画は誰が立てたんですかねぇ?」
「俺だよ」
「すっ、スンマセン、悪い意味じゃ・・・」
「いや、俺も酷いと思うよ」

今日の昼休みに私と若い衆が、現場で取り交わした会話です。
そりゃぁ、難解な図面&計画書とニラメッコを5日も強いられたら
ボヤキたくなるのも無理ない、現場合わせも満載だし(;´Д`)すまん。

クライアントが休みの日曜に下見をしてから、計画(図面)を立てるべく、
あれこれ考えたのですが、制約やニーズがネックになって遅遅として進まない、
かなり無理なツッコミ方をしないと出来そうもない。

頭から湯気が出てるんじゃないかと思うほどオバーヒートしてる、
一部分が上手く行きそうだと、相対部分が機能していない「も~ダメ(;´Д`)一旦パス」
徹夜してでも月曜朝には仕上げないといけないのですが、袋小路に入ってしまうと
気持ちを変えない限り抜け出せそうに無い、前回同じ状況に陥った時は、清水区の
公園に行ってオニギリ食べたり散歩したりを数時間しただけで、リフレッシュし事無きを得た。

実の所、今回の方が難易度が高い「高い峠を越えるルートを走ろう」単車に跨り走り始めました。
国道362号線を藁科川に沿って上ります、時間制約がキツイですから遠くへは行けない、
気分を変える為に頭を空にしないといけないのですが、あれこれ浮んでしまう・・・
「重症だな(;´Д`)」
国道362号線から水見色方面へと向かいます、とても綺麗な地名“水見色”素晴らしい所です。

  

でもまだココは通過点、今回目指すのは“高山市民の森”という所です。

  

地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。


舗装された林道高山線を上って行きます、彼岸花のガードレールに見守られ山道を辿ると、
高山市民の森の入り口に到着しました。

  

高山の自然や林業の事を分かり易く学べる学習展示施設「森の恵」や遊歩道、東屋などが、
整備されています。その東屋でポットに詰めた御湯を使いミルクティーを作りました、
静かな森のティータイムはこり固まった脳味噌を優しくほぐしてくれます。

  

かなりリラックス出来て来ました、でもやはり思い付いた事をメモして思案したりしてます。
短くても良いからオフロードを走って少しシェイクした方が良いようです、
もちろん遊歩道ですから高山市民の森に車両は立ち入れません、近くに良い林道がありますので、
そこへ向かう事にします。その話は次回(´ー`)ノ乞うご期待。

御案内:高山市民の森に飲み物、食べ物は自販機を含めて有りません。
ごみ箱も有りませんので、飲食品持参・ゴミの持ち帰りを御願いします、
手を洗う程度の水道と学習展示施設「森の恵」にトイレは整備されています。
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風を数えに行ってみた2

2008-09-29 22:50:29 | 単車
風を数えに行ってみた1”からの続きでございますヽ(´ー`)ノ

静岡市清水区庵原の“いほはらの丘”を満喫し御機嫌な鉄肝でありましたが、
残念ながら読書やお茶に良い場所が見付かりません、
そこで思い付いた場所へとTW225を走らせます。

室内や電車で読む本も嫌いではありません、でも一番好きなのは空の下、
出来れば遠くまで見える場所での読書が大好きです。
本の世界から視線を少し上げるだけで、爽快感も楽しめる、目の為にも
良いのではないかと考えています。

目的地へは“いほはらの丘”近くの清水庵原球場から登る高山からも行けるのですが、
あえて東名高速の下辺りを走って行く事にしました、別天地から別天地へ直接行くより、
“行を変える”ように段落が欲しかったのです、人が暮らす中を走り目的地近くに
やって来ました、行きたいのは山原山(やんばらやま)です。



“の”を入れて山原の山と呼ぶ人や山原中継塔や無線中継所と呼ぶ人もいらっしゃるようです、
中継所に上る手前、真南に突き出し左右に約300゜近い角度で視界が広がり、
静岡市を見渡せる場所が有ります。
ここだと思います↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。


 

特に正面から左手は清水区(旧清水市)で、町はもちろん港から三保まで、その眺めは見事です、
伊豆半島も綺麗に見えています。清水区の眺めを横長のパノラマにしてみました、
横へスクロールして御覧下さい。



ここにもベンチやテーブルなどが有る訳では有りません、ガードレールが切れたあたりが、
少し高くなっていて座るのに都合が良いのです。
午前中は用事がありましたので、朝にポットへ御湯を詰めても冷めてしまうかも知れません、
そこで、現地で御湯を沸かすべく簡単な湯沸し道具を持参しました。
最近はあまり見なくなったメタクッカーのセットです、エバニュー製で今も作っているのかは不明です。
煙突効果で効率良く固形燃料を安全に燃やす道具で、その必要なものが小さな鍋に収納され
持ち運びに便利に出来ています。ウインドスクリーンとクッカーをセットします。



燃やす固形燃料は色々な種類がありますが、意外に旅館の夕食で使う卓上コンロ用の、
燃料が優れていると思います。カエンエースなどの名前で売られていて、
安定して燃焼し携行安全性も高く、燃やしてもススなどで鍋底を汚しません、
長く常温で密閉せずに保存すると痩せて、燃焼時間が短くなる為、十分に使える物が
捨てられたりするようで、以前に捨てる予定だった物を旅館から大量に頂き使っています。
燃料をセットし点火、水を入れた鍋を置き準備完了、お湯が沸くまでと“風の数え方”を、
読み始めます。



3~4項目ぐらいで湯気が出てお湯が沸きました、冬ですと沸騰させる力が固形燃料には
有りません、でも晩春~初秋までならラーメンだって楽勝ですし、夏ならば炊飯だって
出来ちゃうんです。
この季節ならばアツアツの御茶が少し時間は掛かりますが楽しめます、
何時も使う登山用ガスストーブならば慌てるほど早いのですが、読書には丁度良い
タイミングと静かさで安全にお湯が用意出来るのです。
ミルクティーを一杯作り残ったお湯はポットへと入れ、メタクッカーを仕舞い、
ラスクをポリポリ食べながら“風の数え方”を読み進めます。



人や人の所業・心の動きも“風”
エッセイは人の人生を疑似体験出来る面白さが有って好きなジャンルです。
フヒャウヒャと笑ったり、う~んと考えさせられたり、胸にグッ!と込み上げたり、
一項目読むごとに顔を上げ、清水の町を見ます。
上げるたびに、穏やかな顔だったり、満面の笑みだったり、目からポロポロ涙が出ていたり。

昼間の農道脇でボロボロ泣いている情けない乗り主の顔を、TW225がライトのリムに映して、
「カッコ悪いから泣くなよ(;´Д`)とりあえず涙拭け」って言っているようでした。



最後までとても充実して読ませて頂きました、清水さん御夫妻の“風”を確かに感じました。

西日が静岡市を斜めに照らしています、私も風を起こしに山を下ります、数え切れない風を起こしに。



「なにカッコ良いこと言ってんだ、情けない泣き顔が精一杯だと思うよアンタには」って、
TWのエンジン音に冷やかされた気がしました(;´Д`)なんだかな~。
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風を数えに行ってみた1

2008-09-28 22:50:50 | 単車
生まれ故郷の静岡市清水区(旧清水市)に付いて調べ物をしていて、
偶然に拝見したブログが、清水ともゑさんの“風の数え方”でありました。

楽しく拝見しコメントさせて頂いたりで、巡回コースの一つとさせて頂いています。
清水ともゑさんの書かれたエッセイがブログタイトルと同じ“風の数え方”、
Amazonで何種類か本を購入する際に入手しました。
問題なのは・・・何処で読むか、
ブログの過去ログを少し読ませて頂いた時に、タイトル“風の数え方”は、
清水区の庵原(いほはらの丘)を散歩されている時に思い付かれたとか、
「では今度機会を見て庵原で読もう」と、楽しみに取って置きました、
時代小説だってエッセイだって、所縁の地で読むとグッ!と感懐が大きく深くなるからです。

土曜日、もう少し早く終わると思っていた用事だったのですが、
結局終了したのは昼を少し回ってしまっていました、出遅れても天気は安定しているし、
少し強めだけれど御誂えむきに風が吹いている「行ってみよー(´ー`)ノ」っと、
清水方面へ国道1号バイパスにTW225を乗り入れました。

単車に乗ってらっしゃる方は御存知ですが、単車乗りにとって風は必ずしも親しいモノでは有りません、
どちらかと言うと“敵”になる場合が多いのでは無いかと思います、
雨を顔を切る程に凶器化させるし、四輪のハンドルが取られる強さの横風では、
私の好きなオフロードタイプの単車は、ヘタをすれば走行中に舞い上げられる恐れだってある、
一番怖いのは風に冷やされた低体温だ、むかし意識を失い掛けた事が有る、
「風を感じる乗り物」なんて鼻水が止まらなくなりそうなセリフを言うヤツの姿を見れば、
厚手のジャケットや皮のツナギなんだから「感じようも無い」って思うのは私だけだろうか。

でも時として風と仲良く出来たりもします、オフロード走行ってのは運動なんです、
長い林道を色々精一杯走ると(微妙な表現だな)ビッショリ汗をかいたりします、
走り抜けた林道の峠で、出会う風はヒートした体も心も空冷のエンジンも、
優しくクールダウンしてくれます。

そんな事を考えながら走っていたのですが、大変な事に気が付きました!
おやつが無い(;´Д`)
デイパックの中にはお茶の準備はしてあります、家を出るときに御湯をポットに
詰めるか迷ったのですが、半日ぐらいの間に冷めてしまうと思ったので、
簡単な湯沸し道具を持って来ています。
でも食べ物は持ってない、読書の楽しみの一つ「ポリポリ」する物が無い!
「エルマーさんでラスク買って行くか・・でも数作らないし人気が有るから
今からでは売切れてるかも・・・そーだ原のシュクールさんが良いじゃん
人気店だけど数作ってくれるから、それに目的地に近いし♪」
そんなこんなでテッテケテーっとTWを走らせます。

恙無くラスクを御土産も含め大量にゲット!ヽ(´ー`)ノやったー

シュクールさんからは、ほんの数分で目的地“いほはらの丘”に到着いたしました。



綺麗に整備された畑地です、やはり強めですが良い風が吹いて来ます
「なるほど(´ー`)コレかー」手付かずの自然も良いのですが、農地も凄く好きです
人の営みが感じられる優しい場所だから、風を感じつつそんな場所から見える景色は・・・

 

止まって風を感じたり、走って迷走したりと、楽しい時間を“いほはらの丘”で過ごしました、
しかし、またもや問題が一つ、畑地ですから公園のようなベンチとかテーブルなんてのは無いんです。
石碑の脇に石造りのテーブルとベンチは有りましたが、バスが目の前(坂道)を濃い目の排ガスを
出しながら通ったり、それ以外の交通量も多く落ち着かない「さて困ったぞ、何処で読むか・・・
そーだアソコにしよう♪」なにやら鉄肝君、読書とお茶とポリポリの出来る所を思い出した様で、
勇んで走り出しました、てなワケで2に続きま~す(´ー`)乞うご期待。
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相良油田 油田の里公園

2008-09-20 22:01:44 | 単車
なぜ台風一過ってのはテンションが上がるのでしょう?

牧之原市の用事は私も含めてスタッフ全員の、異常とも言える陽状態の為か、
台風次第で実行日が移動したかもしれないのに、TEL一発で定時には現場に全員が集合、
スタートが多少遅れたのにも拘らず、午後2時前には完了(;´Д`)あんびりーばぼー。

んで、現地解散ヽ(´ー`)ノやったー
帰るってのも良いのだけど、せっかく牧之原市に来てるんですから面白い所へ行きましょう、
ところで皆さん静岡県で石油が採れていたって御存知でした? 油田が有ったですよ!
1955年に廃止されるまで、極めて良質な軽質油(精製無しでエンジンが動く)を産出する、
日本では太平洋岸唯一の産油地だったそうです。

上手く御説明したいのですが、タナボタ自由時間で私も初めて行って来ましたので、
理解が足りてないと言うか、アカデミックで頭が足りてないと言うか・・・
それでね、すっげー申し訳無いんですが、説明の多くは他力本願でリンクに頼ります、
ごめんね(;´Д`)σココ←をクリックしてね。

相良油田のアピールが少ないなぁと、感じました。
辿り着くまでの案内看板などは皆無に近かったですよ、静岡空港が出来るんですし、
郷土の歴史(それも近代)なのですから、広く知ってもらうってのは悪くないと思うんですが。

  

立派な資料館や原油を手掘りしていた、油井の上に建てた小屋を復元してあります。

  

油田の里公園から少しだけ山を登ると、相良油田最後の石油坑が残してあります。

  

石油坑の近くに、もう一つ手掘り小屋が復元してあり中には油井や足踏み鞴(たたら)や、
原油サンプルが有ります(一番左が相良油田の原油です、格段に綺麗でした)。

 

よく県外の方に「静岡は海も山も有って、恵まれているね」って言われます、
これからは「油田から石油も出てましたしね」って付け加えましょう、
北海道や秋田や新潟の人には「σ(^Д^)ウチも」って言われちゃいますけどね(笑。

帰りに藤枝青年会議所が発行・配布してくれている「スイーツのまち 藤枝」も恙無く入手し、
帰宅いたしました。




地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。
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天竜川 プロペラ船

2008-09-10 00:15:11 | 単車
7日の日曜日、天気予報は自信無さげに午後からの降雨を告げていました。
もし降られても「濡れ鼠」になれるのは夏ツーリングの醍醐味と、出掛ける事にします、
でも体温低下は怖いので、雨合羽はバックの奥に忍ばせて西へとステアリングを向けました。

国1バイパスを磐田市で降り北上します。まだまだ暑い夏の日差しを浴びて走り、
古くからの交通の要衝、二俣に到着しました。今回のツーリングはココが出発点なのです、
「ありゃありゃ可愛そうに鉄肝君、残暑にやられてしまいました」
いえいえ違います、今回のツーリングのテーマとしている、
ある物がここ二俣を出発(到着)点にしていたので、その足跡を辿る旅だから出発点なんです。

 

国152を天竜川に沿って走り、途中から県285→県286を走り繋ぎます。



そして到着したのが“龍山郷土文化保存施設”です。



入場して先ず驚かされるのが、大きな桧の切り株です、樹齢は約350年!年輪にピンでマークし、
その年輪の刻まれた時の出来事が年表で表されています。



その他、流石は林業の盛んな地域です林業の道具や生活用品など様々な展示物が有りました。

  

中でも私の見たかった物、プロペラ船のプロペラです。



「鉄肝~“ぷろぺらせん”って何だ?」はーい説明させて下さーい。
先ずは、熊野川で就航していた在りし日のプロペラ船を借り物画像ですが御覧下さい。



不思議な船でしょう?プロペラが付いている方向が後方です、プロペラで起こした風を使う、
風力推進の船です。
画像をお借りした撮影者様のサイト「広瀬和彦の鉄道写真集」内「紀勢本線とプロペラ船
」では、
プロペラ船就航当時の瀞峡や、船内の様子が拝見出来ます。
昔々の海外TVドラマで邦題「ジャングル・パトロール」原題「The Everglades」で、
エアボート(Airboat)と呼ばれる同じ原理の船が、マイアミの湿地帯で活躍したのを、
御記憶の方も、いらっしゃるかもしれません。
では日本のプロペラ船は、この影響を受けているのでしょうか?
いえいえプロペラ船は日本オリジナルな船です、大正9年(1920)発明者:鳥居丈之助氏、
協力者:小西正一氏によって熊野川で産声を上げたのです。

天竜川では浜松市天竜区二俣町鹿島~浜松市天竜区佐久間町大井(西渡)、その後、紆余曲折を経て
大正11(1922)年~昭和15(1940)年まで運行されていました。
凄い爆音を立てながら、当時としては信じられないスピードで、水面を滑って行ったそうです。

龍山郷土文化保存施設を後にし、プロペラ船のもう一つの発着点、佐久間町大井(西渡)を
目指して走ります。
県285→国152を走り、天竜・水窪川の合流点に到着しました。

 

空から雨が落ちて来ました。
濡れながら天竜川に沿って下る私が考えていたのは、ホンダの創業者、本田宗一郎さんの事です、
天竜川でプロペラ船が就航した年には、東京へ修行に行かれた年で、その6年後に浜松にお帰りに
なられています。天竜は宗一郎さんの故郷です、そこにエンジン動力のプロペラ船が就航していれば、
恐らく・・いや、間違いなく見に行かれたと思います、もしかすると乗船された可能性だって有ります。

大粒の雨に激しく体と単車を叩かれながら辿る秋葉街道。
私の生まれる前、龍山郷土文化保存施設に展示されていた、桧の切り株も聞いたプロペラ船の爆音が、
遠くに聞えた気がしたのは・・・空耳だったのかな。



浜松市龍山郷土文化保存施設

静岡県浜松市天竜区龍山町戸倉221-1
地図はこちら↓地図ボタンをクリックで大きな地図を御覧頂けます。



今日の夜から山に入ります、無事に帰りましたら御報告いたしまーす(´ー`)ノ
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バイクのふるさと浜松2008

2008-07-27 16:01:45 | 単車
午前に雑用を済ませ、昼に買い物へ出掛ける予定を立てました、買い物をする店の直ぐ近くに
ブログで知り合った方が、出撃されていると、事前に情報を頂いてましたので
「会えるかな~ 昼食を済ませたら行ってみよう、その後で藤枝の山へ避暑に行きましょうかねぇ♪」
なんて思いつつ昼過ぎに出発すると間も無く・・・

ゴロゴロゴロ(;´Д`)雷様は御機嫌ナナメな様子
バリバリにの匂いがしてる、降るなこりゃ。Uターン

雨男の烙印を押されそうな勢いで、ここの所、天気には良い顔して貰ってない。
某氏とのリアル出会いは次の機会に(;´Д`)・・・・残念。

てなワケでイベントの御紹介をさせて頂きますねヽ(´ー`)ノまだ先の話ですけどね。


御存知の通り、二輪車を製造している国内4メーカー中、3メーカーに深い結び付きの在る浜松で
6回目となる単車イベント『バイクのふるさと浜松2008』が8月30日(土)・31日(日)開催予定です。


詳しくはバナーをクリックしてね
      ↓
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野宿の仇は芝川で・・・癒される

2008-07-25 23:57:56 | 単車
※記事に出てきます芝川町は2010年(平成22)年3月23日をもって富士宮市に編入合併いたしました。

「大晦日」「芭蕉天神宮」「五輪のカヤ」
吸い込まれる様に、引き寄せられる様に、分かれ道の看板の指し示す方へと進む鉄肝。
今回は前回までの“お気楽”ムードから一転、厳かなる雰囲気を纏い御話を進めてまいります・・・
可也、無理します。


手強さが一段と増した“舗装路”を、辿ります。


すると突然、分かれ道が・・・

実はコレ、山の中のロータリーなのです。
地図上でもハッキリと確認出来ます、写真は北東方向から、南西に向け写した事になります。
想像ですが、伐採した木材や建築資材などを積んだ車両が、出来るだけ緩やかに
カーブ出来るようにする為では、ないでしょうか?地元の方に伺ってみたいユニークな道です。


ここは大晦日(おおずもり)という里。


私、御当地は初めてでは有りません。とても不思議な魅力の有る山里で、
今回のプチツーリング最後の目的地としたのも、最初にココへ来てしまうと
心が満ち足りてしまい、帰路についてしまうからなのです。

最初に御詫びしなければならないのですが、到着した時点で可也暗く、
撮影した画像のほとんどが、光量不足で状況を御伝えするのに耐えず、
これより二十日ほど前に訪れた際の画像を一部使用しております。
フラッシュという人の発する光では、この地に有る物(者)を、露光させるなど
まるで力及ばぬ事なのであります。

可也、無理してます。

大晦日はループ状の道によって回る事が出来ます。
先ずは、当地の神様に御挨拶を「芭蕉天神宮」に向かいます。


手水舎で両手と口を清め、拝殿まで脇を進みます。


機会有れば神社には、出来るだけ詣でるようにしています、ですから獅子狛犬は可也の数を見ています。
今まで見て来た獅子狛犬の中でも特に好きなのが「芭蕉天神宮」の獅子狛犬です。
優しさと、迫力を併せ持ち素晴らしく思います。暫くの間、見惚れてしまう程です。

神徳に“子孫誕生”が有りますので阿形には子が二匹、吽形も玉では無く子を連れている子沢山。

右大臣久我長道公が白馬でこの地に至った為か「馬上天神」
それが芭蕉が多く生えて居た為「芭蕉天神宮」と変わったらしい。
今でも立派な芭蕉が生えています、更に結実は珍しいと聞いているのに
見事な花と実を見せています。



何とか無理出来てます。


本殿の彫刻は溜息が出るほど見事です、前述の獅子狛犬の他に、もう一対居る
本殿の獅子狛犬もユニークなのですが・・・
残念ながら光量不足で、御見せ出来る写真が写せませんでした。平にご容赦を。

「芭蕉天神宮」に御暇を申し上げ、ラストポイント「五輪のカヤ」へ
大晦日のループ状の道を時計回りに、途中で車両を転回出来るスペースを設けて在る分かれ道に、
案内看板が設置されている、それに従い静かに単車を“歩かせます”。

山頂付近で視界が開けます、そしてそれは大きく枝葉を伸ばし、そこに聳えているのです。
【五輪のカヤ】 【大晦日のタブ】


写真は大好きなのですが、時々たまらなく、もどかしさを感じる事が有ります。
蛍が“命”を使って発光している様子、大きさや広さを表現したい時、私の力不足は勿論なのですが、
プロの撮影した物にも物足りなさを感じ、時間を掛けてでも肉眼で見に行きたくなります。
この木に対しても同じです、表現出来ないのです、この木の使命感にあふれた幹の凛々しさ、
庇護の枝葉を伸ばし、その下に存在する者を優しく包む慈愛。

光だけを捕らえるカラクリに、感じる事は出来ない。

大晦日の標高400mに存在する巨樹達、その魅力の一部でも御伝え出来ればと思います。
拙い画像です、御目汚しを失礼いたします。モノクロ二枚、カラー一枚です。



無理が限界に近付いて来ました。

巨樹の側を離れがたい気持ちを振り切って、来た道を戻ります。少しでも明るい内に
戻らねばならないからです。
闇の中、TWのライトが心細く道の一部を照らすだけの峡路を、辿る危険は良く知っています。
大晦日のループ状の道を反時計回りに、道端にはこんな道標が。

昔、大晦日は身延街道(塩の道)で交通の要所だったそうです。
道標に従い由比に向かいましょう、そして・・・帰りましょう。

無理終わり(;´Д`)本日完売。

大晦日から由比の県76に出るまでの道が、また手強い“土を盛りそれを均して有る”って状態。
県76から国1へ、山の中では凄く暗くなったと感じていたのに降りて来たら、
視力測定が出来そうなくらい明るいじゃん。それにしても腹減った~。

テッテケテーっと、家路を急ぐ鉄肝でありまして、ヘルメットの下は満面の笑みであったとさ。
芝川町、御世話になりましたヽ(´ー`)ノありがとうございました。
嫌な事、ぜーーーーーーーんぶ忘れちゃった。

単車でも大排気量とか乗用車とかで行くのは、思いとどまった方が良いと思いますよ。
この5回の続き物ブログで紹介した国道と県道以外は軽自動車一台の幅です、
軽自動車と単車が擦れ違うのも、技巧を要するって場面が満杯です。
それでも行きたいと思って下さったような、貴方には見えるかも・・・

御覧頂いた巨樹写真、三枚の中のカラー写真。光や枝葉の具合なのかも知れませんが、
見様によっては猩猩(しょうじょう)の姿が見えるかも知れません、
写したのが酒飲みの鉄肝です「おぉ 同好の人間が見上げとる」って。
見えませんか?呑んでる時に、私には見えるんだけど(´ー`)酔い良い

「嫌ねぇ~奥さん 猩猩が見えるとか言い始めたわよ 新手の霊感商法かしら!
怖いわねー 気を付けなくっちゃ!」

違いますってばぁ(;´Д`)そんなこんなで芝川プチツーリング大団円! 読んでくれてありがとー。
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・・長崎で討つ

2008-07-24 22:17:39 | 単車
※記事に出てきます芝川町は2010年(平成22)年3月23日をもって富士宮市に編入合併いたしました。
※記事に出てきます富士川町は2008年(平成20年)11月1日をもって富士市に編入合併いたしました。山梨県南巨摩郡富士川町ではございません。

内房寄合処(うつぶさよりあいどころ)の、ラムレーズン豆乳ジェラートで暑気を払って
すっかり贅沢になった鉄肝。「広さを感じる景色が見たい」などと我侭を言い始め、
ステアリングを芝川町のお隣、富士川町に向けます。如何なりますやら・・・

午後から出発な上に曇り空、次第に暗くなって来て、小さな旅も黄昏を向かえつつあります。

なのに

TWに乗った暢気男は「♪ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子♪」とか
ヘルメットの中で熱唱してます ┐(´~`)┌ダメダコリャ。

内房寄合処(うつぶさよりあいどころ)から県75を少し戻り、稲瀬川橋と廻沢橋を渡り
地図の地点↓から廻沢川沿いの道を辿ります。



この道が狭い上に“砂が乗ってる”どころか“土が盛ってある”状態で、
最高に楽しいヽ(´ー`)ノ対向車に細心の注意を払いつつ走ります。
辿って行くと分かれ道に出会いますので左の道を選びます。


泉水林道(舗装路)を抜けリバー富士cc利用者には御馴染みの町道峰山泉水線に出ます、
良い道をユルユルと下りますと直ぐに、目的地の案内看板が見えてきます。


はたご池不思議な池であります。



標高367m、峰山山頂の自然湖で自然湧水にて一年中水の枯れる事が無いのだそうです。
なんでココへ来たかってーと、この景色! あれっ?(;´Д`)景色は?どこ・・・。

そりゃそーです(;´Д`)家を出た時からスッゲェ雲ってたんだから
あぁ(;´-`)何やってますかねワ・タ・シ  晴れていれば絶景なんですよ。

「がっくし」したら喉が渇いてしまいましたよ(´┐`)「あれ食べよ」
内房農林産物直売所で購入した、小ぶりだけど美味そうなトマト三個入り100円ですよ♪

ジャブリ♪ジャブリ♪ってアッ!と、言う間に三個完食。

ごちそーさまでした(´人`)満足であります。

悲劇の物語が、はたご池には伝わっています。

姑に虐待され耐えかねた嫁が、織り掛けの布を持って身を投じた。それからは、雨の日や
夜半には、池の中から機を織る音が聞えて・・・・

うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

なっ何か聞える(;´Д`)キンコンカンコンって・・・あっ、あの音は・・・





















5時のチャイムだ(;´-`)もう夕方なのね。
もう一ヶ所行きたい所があるので急ぎましょう怖いからじゃ無いよホントだよホント。

やはり芝川で〆たいじゃないですかヽ(´ー`)ノ半日も御世話になったしね。
来た道を戻り、あの分かれ道を今度は、赤矢印方面に向かいます。


この分かれ道には、看板が一枚。


判読困難な、その文字は「大晦日遊歩道1KMコース入口」さらに
「芭蕉天神宮」他にも芸術の高い絵地図には「五輪のカヤ」。

7月の今でも“大晦日遊歩道”なる道は通行可能なのだろうか?謎の言葉“五輪のカヤ”とは?
引っ張りまくったプチツーリングネタも次回、怒涛の最終回!!

「嫌ねぇ~奥さん このツーリングって自宅の行き帰りも含めて5時間の出来事だったんですって、
それを5回に分けてブログるなんて 一種の詐欺よねぇ」

なんて御批判も御尤も(;´Д`)そんなこんなでTO BE CONCLUDED...
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江戸の仇を・・

2008-07-23 23:02:53 | 単車
※記事に出てきます芝川町は2010年(平成22)年3月23日をもって富士宮市に編入合併いたしました。
※記事に出てきます富士川町は2008年(平成20年)11月1日をもって富士市に編入合併いたしました。山梨県南巨摩郡富士川町ではございません。

そんなこんなで続きですよ~

高湿高温で粘土質の路面という、Mっ気を強力に刺激する林道に
人も単車も翻弄されオーバーヒート直前、彼らの運命や如何に!!

ヒーヒー言いながら県75に出てまいりました。

「あそこの冷たいのが食べた~い」

迷う事無く県75を左に進路をとります富士川方面です
県75に沿って流れるのは稲瀬川(内房川)、富士川の支流のひとつで
“稲瀬川”と言えば1952/6/23(昭和27年)未曾有の被害を流域にもたらした“ダイナ台風”
そしてダイナ台風と言えば・・・あー見えてきた“ダイナ橋”



「なーんだ橋か」って?いえいえタダの橋では御座いませぬ!親柱の上に御注目!!



ねっ 可愛いでしょヽ(´ー`)ノ茶娘、娘つーより丸顔で愛らしいダイナ姉さん(仮称)。
台風で流失した橋をコンクリートで復旧、そのとき付けた名称が“ダイナ橋”その後、
1993年に鋼橋に架け替えた時から彼女(上下線に一体づつ居ますから彼女達)は、ここに座ってる。


「また来てくれたのね いらっしゃい 」
「どーも 御邪魔してます」
「あまり飛ばしちゃ危ないからダメよ」
「そりゃもー 安全第一で走らせて頂いてます」
「うん 良い事ね 気をつけてね~」
「ありがとう ダイナ姉さん それはそーと・・・頭に蜘蛛が乗ってますよ」
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ~」

あぁ(;´Д`)暑さが頭にまわって、親柱の飾りと会話してしまった・・急がねば。

目指しているのはぁ~ 町立内房小学校を通り過ぎて直ぐの・・・左側・・
はーい 到着!!内房寄合処(うつぶさよりあいどころ)



営業母体?の深澤フーズさん関係なナチュラルフードがいっぱいヽ(´ー`)ノ
今回、私が目指して来たのは・・・



豆乳ジェラートヽ(´ー`)ノわんだふぉー ラムレーズンを頂きましたよ。
牛乳とか卵は使ってないのよ なのにコクが有ってスッゲェ美味い!!

ごちそーさまでした(´人`)満足であります。

更にココには私の大好きな生蕎麦が売ってる
一度ここで買って持って帰るのに失敗した事が有るんです
バックに入れて、それをシートにストレッチコードでガッツリ縛り付けた
家に帰ってみますと、押されて、くっ着いて、折角の切蕎麦が巨大な蕎麦掻に(ノД`、)
食べたんですけどね美味かったし(;´Д`)えへへ

それからは、日本酒の入ってた箱を折り畳んで持って行き事無きを得ています
保冷財も入れてくれますが、出来るだけ早く帰宅されるのを勧めます
それくらいデリケートで美味いです。袋を開けた時の香りたるや(;´Д`)たまらん。
「そんなに気を使ってられないよツーリングの途中だしさ」って方は、乾麺を御勧めしますよ(´ー`)
スタッフさんも気持ちの良い方々です。

ラムレーズンアイスを美味しくいただき、生蕎麦と豆乳饅頭を御土産に喜色満面でお店から出ました
すっかりTWも平静を取り戻した様子、良かった良かった。

人間てな勝手なもので、芝川は良い処なんですが山に囲まれてる、
少し広い景色を見たくなりました、そこでちょいと隣の富士川町に浮気をする事に・・・

天下御免の浮気者“鉄肝”彼は無事に広い景色に出会えるのでしょうか?
風はミステリアスな湖面を駆け抜け! 悲劇の物語を語る! 次回に続く!!

「嫌ねぇ~奥さん あんな顔と体形でミステリーですって 更に浮気よぉ~ 不潔だわ!不潔!」
なんて御批判も御尤も(;´Д`)そんなこんなでTO BE CONTINUED...
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・・江戸で討つ

2008-07-22 23:09:07 | 単車
※記事に出てきます芝川町は2010年(平成22)年3月23日をもって富士宮市に編入合併いたしました。

天を逆恨みしキャンプ中止の敵討ちツーリングへと、寝坊助が単車で静岡県富士郡芝川町をひた走ります。

え~誠に恐縮でございますが、このトピックから読もうとされてる貴方
これは続き物でございまして、出来ましたらココから続けて読んで頂きますってーと
書いてる私が凄く幸せになれますので、人助けだと思ってココからお読み下さいませ。ペコリ

内房農林産物直売所で美味しく蕎麦を頂戴し、水分補給用トマトをバックに忍ばせた私は
国52から芝川町内房の中心を目指します。
内房農林産物直売所の直ぐ近く、芝川苑の案内看板の道を赤矢印方向へと下りて行きます。


立派な切通しを抜けると葛折れの峡路が始まります。


背後の国52とのギャップは、慣れるのに少し時間が掛かるくらいでした
静かで温度も違う、山の斜面には見事なヤマユリが大輪の花を開き、出迎えてくれました。


暫く走りますと山道が交差している場所に出ます、真っ直ぐ進めば芝川苑を通過し県75に
左へ行けば山間の更に狭い道を通り、大嵐を経て県75に出ます。さて問題の右の道は・・・林道神木入線。


“一応”短いピストン林道なのですが・・・なかなか手強い林道です
農林の作業に使われてる匂いがしない、時期によっては使われてるのかも知れませんが
なにせ路面が粘土質のヌラヌラでそれが生い茂った草に隠れてる。


TW225の標準タイヤに特に不満は無いのです、人が言うほどオフロードで使えない訳では有りませんし
林道へ向かうまでの長い舗装路では素晴らしいグリップ力を発揮してくれます
濡れた路面と(舗装路で)砂に乗った時の唐突なスライド以外は取り立てて問題は無し
しかし、オフロードのブレーキと粘土質路面だけは別、もっともヤマの間隔が密なオフタイヤでも
粘土質路面は苦手とする所なんですが。

古い轍を避け真ん中の草にタイヤを載せ、トラクションを微妙に調整しつつ藪漕ぎ、
喘ぎつつ登ったのですが、傾斜の有る場所で完全に後輪が利かず、ズリ落ちるに至り途中で断念。
帰りの下りがまたスリリングなんだよねヽ(´ー`)ノ草いきれの中、悪戦苦闘で顎から汗が滴り落ちる、
でも顔は満面の笑顔(^Д^)もう少し山から水が引いたら楽に登れるかも知れませんが
ヌラヌラ&ヌタヌタが面白い。

「林道神木入線、ありがとうございました」

山道交差まで戻り大嵐経由で県75に出ようと走り始めましたが、少し行くと軽トラが歩行スピードで
ゆっくり走行中、荷台には鍬と竹編みの籠を積んでらっしゃる 前述の通りムチャクチャに狭い道。

私が追い抜くのも軽トラさんが譲るのも不可能、常時ライトが点灯しているので後ろから
単車が近付いてくれば、こちらにそんな積もりは無くても急かしてしまう。

Uターン(´ー`)山道交差から真っ直ぐルートに変更。

後は順調にトコトコ走り芝川苑が見えてきたら・・・胸のカラータイマーが激しく点滅!!

「林道遊びが過ぎて暑い」

単車も人間もオーバーヒート直前です 湿度が高いだけに風を受けても暑い!!
暑さに苦しむ鉄肝&TW225 彼らはこのまま暑さに倒れるのか! 運命や如何に! 次回に続く!!


「嫌ねぇ~奥さん プチツーリングのネタでまだ引っ張る積もりみたいよ 上げ底の水増しよねぇ」
なんて御批判も御尤も(;´Д`)そんなこんなでTO BE CONTINUED...
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京の仇を・・

2008-07-21 23:51:41 | 単車
※記事に出てきます芝川町は2010年(平成22)年3月23日をもって富士宮市に編入合併いたしました。

前日のキャンプ残念会酒宴は大いに荒れ?
杉井酒造の減農薬栽培米“玉栄”を使用した山廃純米四合瓶は
最後の一滴まで美味く!ゴボテンやレバーなどスーパーのお惣菜を
一流料亭の肴に変える美酒でありました・・・

目が覚めたのが翌日の御昼(;´Д`)ありゃぁ寝ちゃった

なーんか物足んねぇなぁ~ でも曇ってんなぁ~
などとグズグスしてたらPM2時、「どっこいしょ」っと重たい?スタンドを蹴り上げ走り出しました。

「何処へ行きましょうかねぇ」

なーんも考えずに走ってたら自然に国1バイパスを東に
清水区興津で降りて国52へ 富嶽ccを通り過ぎたあたりで
御腹が空いてることに気が付いた「何か食べないと・・・
そーだ あそこにしよう内房農林産物直売所! 蕎麦でも手繰りましょう」

この内房農林産物直売所は私にとって少し中途半端な場所にあり
なかなか利用する機会が無い所なんです 開店から十数年経っているのに今回で二回目。

物産販売所の隣に食堂が有って販売所のレジで前払いすると注文が通るってシステムです。

過激なまでにシンプルな御品書き(;´Д`)すげぇ。

暖かいか冷たいか 天麩羅を付けるか否かの四種類!
天麩羅を付けたって100円しかUPしないヽ(´ー`)ノぶらぼ~「天ざる下さいな♪」

待つ事暫し

ジャジャアアアアアアアァァァァァァァン

立派!!上等!!素晴らしい!!100円?の天麩羅は、なんと八種類もの野菜をカラッと揚げてある
メインの蕎麦はコシが強く噛むと蕎麦の香りがフワッっと広がる、多少不揃いなのは御愛嬌
汁のインパクトは弱いが、それが返って蕎麦の良さを引き立ててる。
これも大切、ちゃーんと蕎麦湯も付いて来ました。

ごちそーさまでした(´人`)満足であります。

出が遅かったから農産物は、ほとんど売り切れ状態

グダグダで家を出て来たからサーモスポットも御茶セットも持って来ていない
小ぶりだけど美味そうなトマトが残ってた、喉の渇きを癒せそうなので買い求めました。
営業時間は9:00~17:00(食堂10:00~)休業日は水曜(お盆の時期は営業予定だそうです)。

芝川町は南北に長細い町でして、それを富士川が分断してる
御存知の方も多いと思いますが富士川は商用電源周波数の境界でして
中部電力=60Hz・東京電力=50Hzってな具合で同じ町内でありながら
家電品の貸し借りとか引越しとか色々と(゜Д゜)yややこしやぁ~ ややこしや。

そんな芝川の南側?をちょっと走ってみましょうかねぇ
廃道寸前?獣道化が進む林道なんかも有ったり他にも美味しい情報とかってのは次回!!

「嫌ねぇ~奥さん 数時間のプチツーリングを分けてブログる積もりみたいよ 阿漕よねぇ」
なんて御批判も御尤も(;´Д`)そんなこんなでTO BE CONTINUED...
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TW225

2008-07-18 22:40:08 | 単車
今乗ってる単車はTW225ヽ(´ー`)ノ

20馬力以下ってのは車歴で思い出せないほどに久しぶり、ヤマハ車もXT250以来すっげー御無沙汰でした。

林道から出て来たばっかしなのでドロドロ(;´Д`)帰ったらちゃんと洗車しないとね。

TWはオーナーもメーカーも、もしかしたら単車自体もトレール車だって事を忘れてしまった?不思議な車。
でも私の車はガッツリ林道走ってます(´ー`)つか走ってくれています。

綺麗な流れを手で掬って顔を洗ったり(*゜ロ゜)ちめたーい


雲よりも高い場所で空気を肺にいっぱい入れて深呼吸(´ー`)スーハー


ちょっと汚くなったり、少し心細かったりするけれど・・・


さぁヽ(´ー`)ノ出掛けましょう  森の中へ

PEACE!!
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ほーらく

2008-07-18 01:59:46 | 単車
今年の梅雨は雨がしっかり降ってる気がする(;´Д`)気のせい?私だけ?

静岡市は南北に長~いヽ(´ー`)ノ南に海、北に山脈、実に変化に富んでます。
でもね・・・崩れるのよ山が毎年(;´Д`)なんか今年は多い気がする
やっぱし気のせい?私だけ?

とても身近な山に竜爪山(りゅうそうざん)てのがあります。


学校の登山遠足では定番(´ー`)苦しかったけど楽しい思い出がイッパイ♪

そんな竜爪山の林道が崩落したって情報が入って来ました
車両はおろか歩行でも通行出来ないのだそーで
それは一大事!心配で心配で居ても立っても居られないので
夕方に単車のシートに座る事にしました出発!平山からアプローチします。

農道平山線(仮称)が迂回路として開放されていて
崩落現場をワープしますので穂積神社や峠を越えて清水区の
西里方面には抜ける事が出来ます(´ー`)良かった良かった。




さてさて(;´Д`)少しだけ (;´Д`)ほんと少しだけ  (;´Д`)マジ少~しだけ 崩落現場 を拝見に・・(;´Д`)
林道登り側
林道下り側
落石注意の標識 の位置が絶妙です(;´-`)

すっげ怖いっす(;´Д`)林道ツーリングしてると、
結構頻繁に出くわすんですが何度見ても怖い。
崩落箇所から前後50m~100mの木の具合が不穏で更に大きな崩落もありえそう・・
逃げ帰りました(;´Д`)近付いてる台風7号の影響が心配です。

迂回路からはホンノリ夕焼け色の街 が見えましたヽ(´ー`)ノびゅーてぃー
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