KOBE Diary

神戸から、愛する人たちへ。

君の空は晴れているか

2008-06-25 | Weblog


ぼくはいつも、ぼくの空を見上げる。

じっとりとした梅雨の日々は、空も黒ずんでいる。

けれどもぼくは、じっと空を見上げる。

すると、空の一点に晴れ間が広がってくる。

今日、君の空は晴れているか。

ぼくの空の東側がずいぶんと暗い。

それは明日の太陽をさえぎろうとする働きか。

それとも、君の心の重さの故か。


君よ、今日も苦しみ喘ぐ君よ。

それでもじっと見上げるのだ。

君の空を。

どんな曇天でも、その上には必ず太陽が位置している。

どんな雨もやがては晴れ間に変わる。

祝祭の、生まれたてのような太陽の光は、

きっと大きな虹をつくってくれることだろう。


君よ、下を向かずに、どうか君よ。

今日という日を生きていこう。

負けないで生きていこう。

太陽はきっと輝く。

君の頭上に。

さあ、笑顔でいこう。

その笑顔こそが、太陽を招きよせるのだから。