KOBE Diary

神戸から、愛する人たちへ。

生きる悲しみ

2008-05-31 | Weblog

生きることは悲しい。


ぼくは、

いっぱいいろんな人に迷惑をかけてきた。

いっぱいいろんな人を裏切ってきた。

いっぱいいろんな人に冷たかった。

いっぱいいろんな人の忠告を無視してきた。


そうして自分のことを誰もわかってくれないと思ってきた。

でもそうじゃなかった。

ぼくがいろんな人のことをわかろうとしなかっただけだ。


そんなふうに思うと、涙が出てくる。

ぼくはその涙を、心の湖底に沈めている。

そうしていつも、それを見つめて忘れまいとしている。

それしかできないけれど、懸命にそうしようとしている。


これからは、未来をつくろう。

未来を生きる人のために、希望を示そう。

まだ間に合う。

ぼくは、生きる歓びを沸き立たせていくんだ。

生きることは楽しいと、みんなに呼びかけていくんだ。


恩返しをするんだ。


権威

2008-05-30 | Weblog

権威におもねる人間は、権威を恐れる。

彼らは同時に、権威を恐れない人間を恐れる。

そうして、自分たちと同類ではないことを持って、

権威を恐れない人間を排撃しようとする。

だがそれでもなお打ち砕かれない人間を、彼らは賞賛する。


なぜか。

彼らは、そうした人間こそをリーダーとして求めているからだ。

現状を打破する力、未来を創造する力は、

権威におもねる人間にも、権威を誇示したがる人間にもない。

その力は、権威を断固として恐れない人間だけに許された資質だ。

権威を恐れない人間だけが持つ権威を、

人間存在としての権威、生命的権威とでも呼ぼう。

一人立ちて、なおほがらか。

それが本物の権威だ。


さて君は、

どうあろうとするのか。

人間は動物だから、利己的な本能がある。

自分が幸せになろうとすることは良い。

だがそれゆえに、自然界の掟すら無視する奴は虫けらにも劣る。

まして、他者に不幸や悲惨を押し付ける奴はアメーバにも劣る。

人間が人間たるゆえんは、他者の幸福を考えることにある。

人間の、地球の未来をイメージし、その実現のために行動することにある。

そうした人間こそを、リーダーと呼ぶ。


未来の創造者であろうとするかしないかは君の勝手だが、

未来の創造者でない人間は置いて行かれる。

まして未来の破壊者になる人間には滅亡があるばかりだ。


さて君は、

どうあろうとするのか。




君の前に道はある

2008-05-29 | Weblog

ぼくの前に道はない

と、高村光太郎はうたったが、

そんなことはない。

君の前に道はある。

王道という名の道が、

大道という名の道が。


大きな目標を立てる。

すると大きな道が見えてくる。

それを進めばいい。

壁が見えてくる。

だったら乗り越えればいい。


ひとつだけ注意点がある。

誰かを不幸にしないこと。

それだけだ。


簡単なことのようで難しいが、

ストーリーは明快だ。


あとは、ようするに、

勇気だけだ。


君の道に、足を踏み出せ。