自分は何ができるんだろう。
自分には何にもできない。
もし君がそんなふうに思っているなら、
それは、ちょっと違う。
君には好きなことがある。
君にはやってみたいことがある。
できないと思っていただけで、
あきらめていたことがある。
やってみよう。
手を出してみよう。
足を進めてみよう。
やってみる。
すると、すぐに
もっともっとできるすごいやつが現われる。
おっと、そこであきらめるな。
そんなやつが出てきたということは、
そいつがどんなにすごいかを知ることができたということは、
君がすでに動きはじめたということだ。
君のやっていることが目に見えはじめたということだ。
よおし、あいつに追いつけと、
目標が具体化する。
そこからが勝負だ。
やがて君は、
追いかけてきたやつの限界や長所や欠点を知ることになる。
自分にしかできないことを見つけたりもする。
するとさらに、そいつを超えた目標を設定できる。
こうして君は伸びていく。
君には、君にしかできないことがある。
なぜなら君は、君という独自性を生きているからだ。
君自身の内に目を凝らせ。
見えてくるものがある。
そいつを引き出せ。
目標は高いほどいい。
君はどこまでもいける。
ぼくなんかより遥かに上をだ。