ああ、何ていとおしい子どもたちよ。
疲れた顔をして、
ちょっとはにかんで、
ぼくを見上げる子どもたちよ。
身勝手な大人たちに振り回されて、
それでも文句を言うこともできず、
結局は心を痛めているというのに、
大人たちは気付こうともしないのだ。
君の手は、未来を握りしめているというのに、
自分の都合で、自分を押し付けて、
自分の持ち物かなんかのように振る舞う大人たちのせいで、
その未来は萎縮し、壊れかけさえしている。
そんな馬鹿なことがあるものか。
そんなことが許されていいものか。
大人たちよ。
よく聞くがいい。
子どもを自分の所有物として扱うな。
子どもを自分の矮小な権威とやらに従わせるな。
子どもを自分の腐った世間体とやらで縛りつけるな。
子どもに自分のストレスや不満をぶつけるな。
そんなふうにしながら「お前たちがかわいいから」なんて言うな。
「お前たちがいるから仕方がない」なんて子どものせいにするな。
そんなやつをぼくは絶対に許さない。
子どもは宝石だ。
子どもは地球の未来だ。
大人たちよ。
子どもと真摯に向き合うのだ。
それは自分の未来に向き合うことだ。
子どもの未来を拓くことに尽力するのだ。
子どもの可能性は人類の可能性だ。
子どもを抱きしめることは未来を抱きしめることだ。
ぼくは断固として子どもの側に立つ。
ぼくは断固として愚かな大人たちを攻撃する。
未来軍に勝利をもたらすために!