女性の世紀が来た。
女性が胸を張って、太陽と共に生きる時代が。
懸命な女性は、勇敢な女性は、
すでに臆病な男性や、権威にすがる男性など、
見向きもせずに走りはじめている。
そんな男性は切り捨てられていく。
ぼくは今でも男らしくありたいと思うが、
それは、女性を見下すこととは一切関係がない。
ぼくは、女性を尊敬する。
自然を育むのは女性の特質だ。
世界に色彩を与えるのは女性だ。
白と黒の世界は終わった。
これからは、あらゆる色彩がきらめく時代だ。
それは女性の活躍なしにありえない。
ぼくにはできないことを女性が行う。
それは当然のことだが、
だからこそ世界には、社会には、女性が必要なのだ。
かつて少なからず気高い女性はいた。
そして今日、多くの女性が同じ道を走りはじめている。
アメリカ大統領の民主党候補からは、
ついにクリントン氏は撤退し、
「もっとも高くてもっとも頑丈なガラスの天井を今回打ち破ることはできなかった」
と表明したが、
それでもガラスの天井は、あとほんの少し、
誰かが指を突けば崩れ落ちるところにまで、
女性は戦い進んだ。
勇敢なる女性たちよ、
ぼくは、あなたがたを懸命に応援する。
そして男性であるぼくが、
何をすべきかを、どうあるべきかを、
世界に問いかけていくだろう。