KOBE Diary

神戸から、愛する人たちへ。

希望の木

2008-06-07 | Weblog


木を植えよう。

君の心に。

一本の、希望の木を。

はじめは幼くひ弱だが、

大空にどこまでも伸びろと祈るとき、

やがて木は大樹をめざす。

やがて木は幹を太くし頑丈になり、

やがて木はたくさんの実をつける。

そうして鳥たちが、嬉々として実をついばむだろう。


木を植えよう。

君の心に。

君が植えた希望の木は、

君に大きな収穫をもたらすだけではない。

君の周囲に木陰を作り、

嵐を避ける動物たちが寄りそって、

多くのものの支えとなって、

君が植えた一本の希望の木は、

より多く希望の種子となって、

風に吹かれて、世界に飛び立つのだ。


木を植えよう。

君の心に。

一本の、希望の木を。