ソムリエナイフ part 2

さて、私は彼のソムリエナイフさばきに注目。ドキドキ。
より実物に近いソムリエナイフを画像加工して再現しました。
本当に「ここ」と書いてあるところしか使えません。




３分経過。悪戦苦闘。どうやってまとめるのでしょうか。




彼の目がキラリと輝く。





「栓をひねればいいんだよ♪」


脱力。

たしかにこのビンビールは栓をひねれば開きます。そういうビンの形をしています。王冠の下にネジ切ってありました。でも、全部が全部そうなのか？

「アメリカのビンビールはみんな栓をひねれば開くのか？」
「Yes、開くよ」

へぇ、なら栓抜き要らないね。

ソムリエナイフはもっと要らないけど。


ま、そういう事ならばと納得。Thank you言って、さて飲むか。ビールを一本開ける。さて、もう一本いくかな。

ところが、次に掴んだのは「栓をひねっても開かない」タイプのビンビールに遭遇。栓抜きナシでは何もできません。面倒くさくなったのでこの日はもう寝ました(ToT)。

翌日ソムリエナイフを返しにフロントへ。フロントには別の人が座ってました。この人は私に「Bottle Opener」という単語を教えてくれた張本人さんです。あぁ、この人ならきっと大丈夫だ。

「この「Bottle Opener（＝ソムリエナイフ）」じゃビールの栓は抜けなかったよ。」
「え”？それで抜けると思うけど？」

そんな殺生な。貴殿までそんな寝ぼけた事をおっしゃるのか。

「いや、無理だった。こんなメタルプレートでできたBottle Openerがあるはずだよ」
「こんなメタルプレート」の絵をその場で描いてアピールしました。


（Microsoft Paintで再現、現物をうっかり捨ててしまったのが実に残念）


「ああ、これの事か。（ごそごそ）あぁ、あったあった、貸してあげるよ。」

ふー。２日かかったけど、とにかく目的は達成。よかったよかった。
前よりちょっとだけタフになったような気がした、アメリカでのある日の出来事でした。