A lagoon,sometimes a squall

ずいぶん長いこと留守にしましたが
やっぱり私の家はここ。

書きたいことは全部我が家にブチ込むぞ!

ベストバウトについて思うこと2。

2013-04-19 22:33:15 | プロレス考
なかなかPCに向かえないものだのう。

なぜなら録画した「やりすぎ伝説」を見てたから(笑)

さて、月の半ばで仕事がちぃと暇なワシは
仕事をしてるていで

のーーーんんきにプロレスのことを考えたり
思い出したり考えたり思い出したり考えたり
ディーノ様のひどいヤツとか
ニラ先生の頑張ったヤツとか
思い出したり含み笑ったり。

で、ベストバウトってなんだろなー、と。

プロレス大賞を獲るような試合は
確かにすごいんだろうな、と思う。

でも残念ながら新日と全日を
早送りしてるようなワシでは
なんの感想もないわけで。

だって見てないんだもんね(笑)

ワシの心に残る試合といえば。

2011年11月20日(日) 『全部EAGLE!EAGLE祭り!!』栃木・小山市文化センター小ホール(観衆120名)
▼第1試合"漆黒の闇からブラックホール復活!"シングルマッチ30分1本勝負 ○想像以上の大物選手「X」=スーパー宇宙パワー(7分49秒 アンクルホールド)●ブラックホール1号
▼第2試合"全部EAGLEバトルロイヤル"時間無制限 ○樹里(9分18秒 逆さ押さえ込まれ)●リック・アーレフ&●ブラックホール1号 ※樹里がEAGLE無差別級ベルト一日巻き放題の権利を得る。
退場順=ブラックホール2号、アミーゴ、銀河戦士シャリガン、BIG石川、TOP☆GUN、キング・レオ、スーパー・ジューディスト、銀河戦士ラーベンダー、川田由美子

▼セミファイナル"HISTORY of EAGLE"タッグマッチ45分1本勝負 吉田和則&○イーグル・ソルジャー(14分41秒 エビ固め)●峰浩也&TA☆KU ※タイガードライバー

▼メインイベント"掴め栄光!届け夢へ!!"日本インディペンデントクルーザー級&アメリカス・クルーザー級二冠選手権試合60分1本勝負
 △<二冠王者>GENTARO【FREEDOMS】(60分時間切れ引き分け)△<挑戦者>近藤博之【EAGLE】 ※JIC第9代、アメリカス・クルーザー級第2代王者GENTAROがそれぞれ初防衛に成功。



これなんだよなぁ。

ワシはさ、プロレスを間を空けつつも
30年近く見てるすれっからしなのさ。

これまでの流れと、このカードを観た時に

「嗚呼、近藤噛ませ犬か。」と。

これでGENTAROが防衛して次に吉田が取り返すわけね、と。

ワシだけじゃなく、常連は皆そんな感じで観てた。

試合始まって、じっくりと指四つから入って。
キーロックとアキレス腱固めで絞り合って。
ロープワークのお約束ムーブも見せて。

GENTAROのサソリ固めも出たし
近藤の腕サソリも出た。

場内では子供達がちょっと飽きてきて(爆)
でもワシはリングから目が離せなくて。

「あれ?ねえ、もう30分経ってる。」
「うん。…まさかね。」

連れ達もあれ?って顔して見てて。

そして。

45分過ぎて場外へ。
ワシの目の前、ほんとに目の前で
GENTAROがゴッチ式パイルドライバー!!!

場外で!!
ゴッチ式て!!!!


そのあとさらにステージに上がって
もう一発ゴッチ式!!!

出しも出したり受けも受けたり。

45分以上シングルマッチで闘って、
場外のコンクリの床でゴッチ式くらって。

ワシね、まるでセコンドみたいに立ち上がって
手ぇパンパン叩きながら

「近藤立て!!近藤!!近藤!!!」

って叫んでました、この時。

この後だったのかな、近藤が腕サソリかけたの。

50分過ぎたあたりからちょっと涙腺が緩みつつも
最後の丸め込み合戦でお互いに3つ取れずに
フルタイムドローのゴングが鳴って。

なんて言うのかな。
ワシは心の底からリングの中の二人を尊敬した。

今もその気持ちは変わらなくて
GENTAROと近藤のことを尊敬してる。

観客100人程度の、週刊プロレスに記事が載るわけでもない、
あの小さな小山の会場でこんな試合がかつてあったのだ。


ワシはね、まさか自分が
60分フルタイムドローの現場に居合わせることが出来るなんて
夢にも思ってなかったの。

一生あるわけがない、と思ってたことが
現実に目の前で起きたの。

プロレスラーって凄い。
プロレスって凄い。

本っ当に腹の底から思うなぁ。
プロレス好きで本当に良かった。






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