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twinsと一緒♪

妊娠28週で出産し、未熟児で生まれた双子との生活と、子連れ旅行記です。

切迫早産入院6日目(26週4日)

2007-02-06 | 切迫早産入院中
11時から超音波。
左側の第1子は1030g。右側の第2子は560gと先日とほぼ変わらず。
血流を詳しく診てもらうと、第1子にくらべて第2子は血流が少し劣っている感じらしい。
しばらくは、胎動とドップラーで元気なのを気にしていくことしかできないらしい。
もう少し週数がたてば、ノンストレステストで調べることができる。

相変わらず食事や診察以外は退屈。
テレビを見るにも限界がある。

唯一楽しみなのは旦那サマの面会だけなのに、今日も来てくれたときには面会時間が過ぎていて、看護師さんに着替えと差し入れを渡して帰されてしまい、会えなかった。淋しい。

今日のベビーズはよく動き、お腹が変化するのがよくわかる。

切迫早産入院5日目(26週3日)

2007-02-05 | 切迫早産入院中
昨夜はよく眠れず1時間毎に起きる。

入院してからずっと洗髪できず、「もう限界!」って感じだったけど、今日は移動式のシャンプー台を部屋まで持ってきてもらい、ベッドに横になって看護師さんに洗髪してもらう。美容院のシャンプーとまではいかないけど、気持ちいい。
それにしても、看護師さんの仕事ってたいへんだね。

今日のベビーズは朝からグルグルとよく動く。
胎動が激しいのは元気な証拠だからうれしい。

夕方A先生の回診。問診のみ。今朝の採血で貧血症状が出たらしく鉄剤が処方される。
妊娠してから貧血にならないように、食べるものなどに気をつけてたお陰で症状が出てなかったのに、入院してから貧血になるなんてどういうことだ!もっと食事で補えるようにしてくれ~。

旦那サマの面会を待っていたのに20時までの面会時間に間に合わず、淋しくて泣いてしまう。

切迫早産入院4日目(26週2日)

2007-02-04 | 切迫早産入院中
昨夜は1度起きるがよく眠れた。でも、寝ていても動悸がするため、少し苦しい。ウテメリンの副作用にも随分慣れては来たけど(一時は脈拍が一分間に120くらいだった)、旦那サマと話をしていると、息も絶え絶え。絵の上手な助産師さんが点滴に絵を書いてくれるので、それが楽しみ。今日はうさぎ。



(病棟、病室の話)
私が入院している病院は産婦人科が比較的有名な病院で、NICU(新生児集中治療室)や私が現在入院しているMFICU(母体胎児集中治療室)もあるので、この病院で診察を受けている患者さん以外にも、緊急で他の病院から切迫流産や切迫早産、または早産で運ばれてくる妊婦さん、赤ちゃんが多い。
私の病室の前が詰所になっているので、先生や看護師さんの声がよく聞こえるんだけど、緊急の患者さんの受け入れの電話も。

MFICUは個室と3人部屋があるんだけど、私は個室で部屋の中しか動いてはいけない安静状態。少し症状が落ち着くと3人部屋に移れるという話なんだけど・・・
ところで、このMFICUの個室で入院&治療を受けた場合、保険が効いても1日21000円かかるのだそう(泣)しかし、1ヶ月に一定額を超えると高額療養費で戻ってくるので助かります。いったい何日入院することになるのやら。
ベビーズのためには安静が一番なんだけど、24時間の点滴と部屋から出れない不自由さでストレスが溜まります。

今日も日曜だからか先生の回診はなし。
お腹が急に大きくなった気がする。

トイレに行くと2回に1度くらい茶色かピンクのおりものあり。

切迫早産入院3日目(26週1日)

2007-02-03 | 切迫早産入院中
主治医は休みなのか、回診はなし。昨日ほとんど眠れなかったせいか、お腹が張る感じ。今までお腹の張りを感じていても許容範囲だと勝手に考えていたけど、やっぱりそれはおかしなことだったんだろうなと今更ながら思う。

入院生活3日目となると、大体の病院のスケジュールがわかる。
A.M.7:00ごろ 看護師さん巡回。赤ちゃんの心拍。
A.M.7:40ごろ 朝食。パン、スープ、サラダなどの1品、牛乳。
A.M.9:00ごろ 入浴できない場合は体を拭くタオルを貸してくれる。
A.M.10:00ごろ 入浴できない場合は週に2回ずつ、ローテーションで洗髪、足洗。
A.M.11:00ごろ 室内清掃。
P.M.12:00ごろ 昼食。(この日は節分だったので、節分の豆も出た)
P.M.1:30ごろ 心拍確認、検温。
午前か、午後、主治医による回診(週2回ほど超音波診察)
木曜日は妊婦健診。体重、血圧、腹囲、検尿、子宮底長なども測定。院長による回診。
P.M.6:00ごろ 夕食。
P.M.7:30ごろ 心拍確認。
P.M.9:00   消灯。(眠れるわけがないので、私は大体P.M.11:00ごろ就寝。

今日は週末で、旦那サマも休みなんだけど、やっぱり私がいないと、洗濯もしなくちゃいけないし、自分のやりたいことも多いだろうし、大変そう。
私は一人だと心細いし、早く来てほしいけど無理も言えない。
結局P.M5:00ごろ来てくれた。
今日は一日中お腹が張る感じで、少々出血もあり。

切迫早産入院2日目(26週0日)

2007-02-02 | 切迫早産入院中
昨晩は明け方にようやくまとまって2,3時間眠れた。
A.M.7:00 看護師さんが来て起床。

A.M.8:00 入院生活ではご飯だけが楽しみ。お腹がペコペコだったのに、もしかすると手術になるかもしれないので、絶飲絶食。そんなー、聞いてないよー。

A.M.9:30 手術をするとしても夕方以降になるので朝食が取れることに。豪華な食事ではないけど、うれしい。

P.M12:00 内診。内診室の隣は陣痛室なので、妊婦さんの叫び声が筒抜け。もしかすると、私みたいにずっと入院だったとか、これまで大変な思いをして出産を迎えた妊婦さんかもしれないけど、もし正期産で出産を迎えたなら少々痛くてもいいじゃない!私なんてその場所で自然分娩で産みたくても産めないかもしれないんだから!なんてことを考えてしまった。それだけ自分自身弱ってました(反省)。

昨日は胎胞も出ていたので先生も慎重に内診。内診の途中で破水してしまうこともあるらしい。結果、子宮口も閉じていて、胎胞も出ていないとのこと。ひとまず少しは安心できそう。へたなことをするよりも、このまま安静にしておくほうがいいので、頚管を縛る手術もしないことに。先生が考えるに子宮頚管無力症で、子宮口が開きやすい上に、ここのところの忙しさでこういうことになったということ。

その後、病室で超音波。超音波の機械が違うためか、小さい方の子の推定体重は今日は530g。

右側の子の顔。ちょっと宇宙人チック。

昼からはお風呂に入れないので、タオルを貸してくれ体を拭いたり、足浴してくれたり。

夕方になって、今日も休みで午前中厄払いに行ってくれた旦那サマが来てくれる。実は私たち、2人そろって今年が本厄。女の人は厄の年に子供を産むと厄が落ちるというけれど、入院にもなっちゃったし、一応一緒にお払いしてもらいました。

P.M.6:00ごろ A先生から旦那サマも交えてもう一度お話。上記の説明に加えて、一応昨日よりは状態は悪くなっていないけど、早産の可能性はまだまだ高い。昨日の説明を理解した上で、今日と明日「ステロイド」を打ってもらう事に。

それと、大きい子(以下「第1子」出口に近く、最初に生まれる方)は頭位(頭が下向き)で、小さい方の子(以下「第2子」後に生まれる方)が逆子なので、経膣分娩ができるけど、第2子に出産時ストレスがかなりかかるため、帝王切開がいいらしい。しかし、今の状態で帝王切開になると、安全のためにお腹も子宮も縦切りにしなくてはならない(美容的にお腹は横切りがよく、子宮は縦切りにすると次に妊娠を望む場合子宮破裂の危険性もある)とのことだったが、やはりベビーズが最善の方法で生まれるのがいいので、帝王切開同意書にサイン。

第2子が小さい原因は今のところ超音波では見つからないけど、羊水検査の方法もある。しかし、結果が出るのは2週間ほどかかるし、異常が見つかったとしてもやはりこの子を見捨てる(もし、この子の心拍が落ちても、第1子を優先して治療する)ことはできないので、できるだけ母体で育て、2人ともを助ける方法でベストを尽くしてほしい旨をお願いした。その目標週数は28週。

先生の話の後、やはり2人とも気分は落ち込み気味。旦那サマが帰った後も、いろいろ考えてしまい、涙が溢れる。夜中3時間ほど寝た後、結局朝まで眠れなかった。

切迫早産入院1日目(25週6日)

2007-02-01 | 切迫早産入院中
9日ぶりの健診日。
超音波で見てもらうと左側の子は推定体重1020gと1000g越え。超音波で見ても大きくなっているのがよくわかる。超音波で診察中もよく動いていて元気!
右側の子は推定体重570gとやはり小さいけど、ちょっとずつ大きくなっている。大きさからいえば21,22週くらいなので1か月分くらい小さいけど、頑張れ、頑張れ!

右側の子の手。人差し指を立ててます。バッチリ写ってておもしろーい。


前回の健診日の前の日からちょっとした出血が続いているのと、ここ最近忙しくしているのでお腹の張りも気になるし、内診してもらう。結果、なんと子宮口が2cm開き、胎胞(赤ちゃんを包んでいる膜)が出ているらしい!「赤ちゃんの頭触れるくらいよー。このまま入院しよっか?」と先生。はー、とうとう来ましたか?この日が。

知り合いの双子ママや本などで、切迫早産ぎみになることが多く出産まで1、2ヶ月入院した双子ママさんが多いと聞いていたので、覚悟はしていたけど、早くても28週(8ヶ月に入る週)くらいからかな?と思っていたので、ちょっと早い。でも、昨日一応の入院準備しておいてよかった。ショックといえばショックだけど、ベビーズのためにはしょうがないよね。

病室はかなりゆったりしていて快適。でもずっと一人では寂しいな。
とりあえず入院着に着替えて早速点滴開始。これがうわさに聞いていたウテメリン(子宮収縮抑制剤)か。これが24時間ずっと続く。うげげ。
それから今日も休暇中で家にいる旦那サマに電話をして、必要なものを昨日一応準備したカバンに入れて持ってきてもらう。

P.M.4:00過ぎに旦那サマがきてくれたけど、そのころにはウテメリンの副作用がすでに出始め、動悸、息苦しさ、火照り、震えで話をするのも苦しい。

ウテメリンの点滴


P.M.5:30ごろ 担当のA先生から旦那サマを交えて、もう一度入院に至った経緯の説明。

(内容)子宮口が開いてきていて、袋が触れる状態。この状態だと今日陣痛が来てもおかしくない。普通正期産では子宮口が10cm開くと全開だが、この週数では赤ちゃんがまだ小さいため、7cmで全開、出産となる。子宮口を縛る手術もあるが、24週くらいまでにやることが多く、今やると逆に破水してしまうリスクもある。ただし、うまくいけば少しは動けるようになる。手術をしない場合はずっと安静でこのまま出産まで入院の可能性が高い。明日もう一度診察して判断する。双子ということもあり、ただ子宮口が開きやすい体質なのかも(子宮頚管無力症)。

万一、今夜や近いうちに出産となった場合、まだまだ赤ちゃんの機能は未熟で特に、肺が未発達で脳出血の可能性が高いため、それらリスクを軽減する方法として「ステロイド」を母体に注射する方法がある。赤ちゃんのことを考えるとメリットの方が多いと思われるが効果は1週間しかなく、それ以降は再度打っても効果はない。また母体の抵抗力が落ちるため、子宮内に細菌がいる場合、感染の可能性もある。とのこと。今の私たちにはすぐに判断ができないので、明日の診察後に判断することに。

また、1人の子がもう1人の子に比べて小さいので、小さい子の心拍が落ちた場合などの出産時期の見極めが非常に難しい。小さい子は超音波測定上は570gくらいだけど、実際今生まれると2割減(500gに満たない)くらいになる。そうなるとたいへん厳しいので、今はできる限りお腹の中にいてほしい。とりあえず、今の目標は28週。

以上の先生の話を聞いて、入院にはなったけど、そんなに深刻な状況ではないだろうと思っていた私も少々不安になった。「双子ママはいつ入院になってもおかしくないんだよ」と言い聞かせていたので、突然のことにもあまり驚いてはいなかった旦那サマもちょっと心配になったよう。でも、今はこの子たちを信じて私が頑張るしかないんだよね。

P.M.8:00ごろ旦那サマが帰った後も先生の言ったことがぐるぐると頭の中をめぐり、夜もよく眠れなかった。
いつまで続くかわからない不安な入院生活の第1日目はようやく終わった。