ユキノシタ科・スグリ属の果実は液果で,外来種だけれど,北海道,長野県などでは,集落の近くなどで,野生状に育っていることがあり,しばしば日本の種類と混同されるマルスグリ(セイヨウスグリ)などが,生食向きのものとして,山菜・木の実のテキストに登場する。
確かにマルスグリは,食べものとして,利用価値がある。
すでに話題にした「エゾスグリ」は,木の数が少ないし,コマガタケスグリは実りがよくない。
トカチスグリは稀少種。ヤシャビシャク,トガスグリなどは,味はいいが,実っているものに出逢ったらラッキー,たくさん採れるものではない。
比較的,実っているものに出逢う頻度の高いのものに,ヤブサンザシ,ザリコミの2種があり,この両種の液果は,完熟すると,多少の甘みを感じるようになる。
ただ,わずかに渋く苦く,ハーブ臭があり,薬草的なあじがする。
生食というよりは,リキュールづくりの材料向きだ,と考えている。
両種は,形質,性状が,かなり似ている。熟期はザリコミが早く,夏のはじめに実り,ヤブサンザシは晩秋に熟する。
確かにマルスグリは,食べものとして,利用価値がある。
すでに話題にした「エゾスグリ」は,木の数が少ないし,コマガタケスグリは実りがよくない。
トカチスグリは稀少種。ヤシャビシャク,トガスグリなどは,味はいいが,実っているものに出逢ったらラッキー,たくさん採れるものではない。
比較的,実っているものに出逢う頻度の高いのものに,ヤブサンザシ,ザリコミの2種があり,この両種の液果は,完熟すると,多少の甘みを感じるようになる。
ただ,わずかに渋く苦く,ハーブ臭があり,薬草的なあじがする。
生食というよりは,リキュールづくりの材料向きだ,と考えている。
両種は,形質,性状が,かなり似ている。熟期はザリコミが早く,夏のはじめに実り,ヤブサンザシは晩秋に熟する。