植物生態学者の見た「自然と山の幸」

刻々と自然は移り変わり,人工の景観が,自然の植生を破壊する。さあ!大変。せめて食べられる野生植物のすべてを次世代へ残そう

長野県営烏川緑地で,心に残る出逢いがあった

2008-11-10 19:44:05 | 雑談
烏川緑地は環境を保全し,自然をありのままに見せる「県営の施設」だ。

そこの自然観察指導員の小椋緑さん,森林インストラクターで樹木医の根萩(ねはぎ)達也さんとは数年来特に親しくお付き合いしていて,尊敬しているすばらしい方々だ。

この施設で,よくお会いする田澤正嗣さんは,県の職員ではないけれど,緑地の魅力アップのために,自分が制作された木製の彫刻を,この施設に寄贈し続けておられる。

もともとは津軽の方で,津軽の工房では「津軽虫おくり人形」「津軽虫送り頭」というものを制作されていたが,近年,安曇野市に住まいを移し,自然木からの彫刻を魅力的にクリエイトされている。
その作品は,特に販売されることが目的ではないように推察でき,この烏川緑地や
その他の公的施設に寄贈されたりの日々だと,承った。

「竜の彫刻」も,この烏川緑地に寄贈された代表的な作品。じつに見事です。
余暇のあるときは,烏川緑地に屯(たむろ)されて,素材を探したり,掘り込んだりされているように見受けました。
お話を聞いていると,時間を忘れるほどです。

烏川緑地に出かけるチャンスがありましたら,ぜひ,この方の作品に,ご注目ください。
もしかして,作風に魅力を感じられて,この方の作品を手に入れたくなった方は,
ご相談されましたら,制作を快諾してくれるかも?
と想ったりしながら数10分のときを過ごしました。

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