アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

6月の誕生石 索引

2009年06月30日 | 誕生石
石の名前をクリックすると、その石のブログ記事が表示されます。

 6月
1日 カラーチェンジ・サファイア
2日 アンバー(透明)
3日 ピンクダイヤモンド
4日 オドントライト
5日 アレキサンドライト
6日 トルマリネイテッド・クォーツ
7日 ピンクパール
8日 ラリマー
9日 バロック・パール
10日 クリア・クォーツ
11日 アポフィライト
12日 マベパール
13日 ウンバライト・ガーネット
14日 ブラジリアナイト
15日 レインボー・オブシディアン
16日 ブルーオパール
17日 ドラバイト
18日 ゴールドナゲット
19日 フェナサイト
20日 グリーン・フローライト
21日 サーペンティン
22日 サンストーン
23日 アニョライト
24日 ウォーターオパール
25日 マラカイト
26日 スペサルタイト・ガーネット
27日 フェアリー・クォーツ
28日 ブルー・ジルコン
29日 ジャスパー
30日 ウレクサイト・キャッツアイ

ウレクサイト・キャッツアイ

2009年06月30日 | 誕生石
以前、NHK「みんなのうた」か「おかあさんといっしょ」で、

  ね~この目 ね~この目 ね~この目
  みっつ
  ひとつ多いよ 多くなんかないよ
  いっぴきは 横向き にゃお

という歌があったことを、
ご存じの方、いらっしゃいますか?

メロディー(調はいいかげんデス)は・・・

  ラー(↓)レファソ ラーレファソ ラーレファソ
  ラー(↑)ドー
  シ♭(↑) レド シ♭シ♭ ラソ (↑)ドード(↓)ラファ ラソレー
  ドレドド レミレド (↑)ラ(↓)ファー

という感じです。
(こんなので通じるるのか?。。汗)

タイトルは忘れてしまって、
考えたのですが、思い出せなくて。

ウェブ検索してみたのですが、ヒットせず。
(キーワードがよくない?)

すご~く気になっているんです。

ところで、ねこの目は、
明るさによって“表情”が変わります。

明るいところでは、瞳が線のように細~くなり、
暗いところでは、瞳がまん丸になります。

宝石などで「キャッツアイ」と呼ばれるのは、
細いねこの目のような模様や“輝き”のあるもののこと。


■6月30日の誕生石

   ウレクサイト・キャッツアイ (Ulexite Cat's-eye)
     心眼

 ・英 名Ulexite Cat's-eye
 ・和 名曹灰硼石(そうかいほうせき)、テレビ石
 ・モース硬度1 - 2.5
 ・産 地アメリカ合衆国、チリなど

ウレクサイト・キャッツアイ。
ナトリウムとカルシウムを含んだ
含水硼酸塩鉱物(がんすいほうさんえんこうぶつ)。

乾燥地域の干上がった塩湖などから産出されています。

中心部では、繊維が放射状か不規則ですが、
周辺部では、繊維状の結晶が平行になっています。

絵や文字が書かれた上に、この石を載せると、
石の表面に、絵や文字が浮かび上がって見えます。

このような「グラスファイバー効果」が見られるため、
俗に「テレビ石」と呼ばれるのですね。

さらに、猫の目のような明るい光の筋が見られる石が、
ウレクサイト・キャッツアイ。

石は、とてももろいので、取扱い注意です。

なお、ウレクサイトという名称は、
この鉱物の正確な分析をしたドイツ人科学者の
G. L. Ulex さんに、ちなんでいます。

向こう側のものが、浮き上がるようにして石に映り、
さらに、文字通り、一筋の光が差し込んでいるなんて、
ちょっぴりミステリアスな雰囲気さえ漂ってきそうです。


★パワーストーン効果★
この石を持っていると、物事の本質を理解することができます。
適切な状況把握ができるようになるため、問題解決ができたり、
進むべき方向が見えてくると同時に、よい人間関係も築けます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■6月30日の誕生花 : スイカズラ、他
■6月30日の誕生色 : 薄群青
■6月30日の誕生果 : ドラゴンフルーツ

ジャスパー

2009年06月29日 | 誕生石
わが家で時折発生する“不一致”は、
果たして、わが家特有?

  私 : ねぇねぇ、AさんとBさん、似てるよね~?
       いつも、どっちかな?って迷っちゃう。

  夫 : どこが? ぜんぜん似てないよ。
       それよりも、CさんとDさんの方が、区別つかなくない?

  私 : へっ!? そお?

  息子: EさんとFさんて似てるから、
       別々に会うと、どっちか、よくわかんない。

  私 : う~ん、たしかにEさんとFさんは似ているけれど、
       わからないほどではないような…。

同じ人物であっても、
見る目によって、視点がかなり違うみたい。

人間ひとりを認識すること。

共通な基準はなく、各々が、ほとんど無意識で、
いくつかの情報を瞬時につなぎ合わせているように思います。

   たくさんの人を覚えなければならないような立場では、
   意図的な工夫もあるようですが。

何でもないことのようですが、
私たちは、とてもスゴイことをしているんですね。


■6月29日の誕生石

   ジャスパー (Jasper)
     自己コントロール、自制

 ・英 名Jasper
 ・和 名碧玉(へきぎょく)
 ・モース硬度
 ・産 地南アフリカ共和国など

ジャスパー。
不純物の混入が20パーセント以上あり、
不透明な塊状のカルセドニーのこと。

ジャスパーの結晶中には、たくさんの孔(あな)が空いており、
地中では、その孔から、周囲の鉱物の成分も取り込みます。

その不純物の成分によって、鉱石の色や模様が決まります。
たとえば、酸化鉄の含有が多くなると、赤色になります。
赤色のジャスパーは、かなり特徴的といえるでしょう。

気をつけなければならないのは、
人間の手で掘り出された後も、
孔から水分などを吸収しやすい、ということ。

ジャスパーという名前は、
この鉱物を発見したスコットランドの地質学者
Jameson さんの名前にちなみます。

多くの鉱石は、
色の違いにより、その価値も変わってきます。

でもジャスパーは、
色や模様の変化が、個々のジャスパーの特徴になるのです。

ジャスパーは、一つ一つの個性を認めてもらえるという
魅力もある石なのですね。


★パワーストーン効果★
古くから「聖なる石」として崇められてきた鉱物。
身につけると、太陽エネルギーと共鳴して、保護力を得られます。
また、色によって、効果が異なります。

 ・赤色ジャスパー: 正しい判断ができる
 ・青色ジャスパー: 未来とのつながりを意識できる
 ・黄色ジャスパー: 安全な旅ができる


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■6月29日の誕生花 : ゼラニウム / ゼラニューム、他
■6月29日の誕生色 : ベビーブルー
■6月29日の誕生果 : ダイアナブライト

梅雨の晴れ間

2009年06月29日 | 季節の風景
2009年6月29日 午前7時51分 撮影


東京地方。
きょうは、よいお天気ですね!

空は青くて、お日さまの光があって。

明日で6月が終わり、
明後日から7月が始まります。

気持ちを、入れ替えたり、引き締めたりするのに、
よい時ですね!

本格的な夏になる前に、
私もシャキッとして、がんばりたいと思います。

ブルー・ジルコン

2009年06月28日 | 誕生石
ブルー。

思い浮かべるのは・・・
・・・青い色? ゆううつな気分? それとも?

爽快感と深遠感、透明感と荘厳感、純粋さと寛容さ。

色の濃淡や明暗、それに個人的な好みで、
いろいろな見え方がありそうです。

また同じものであっても、どう見るかで、
そのものの価値が変わってきそうです。

*****

沖縄地方気象台は、今朝10時に
沖縄地方の梅雨明けを発表しました。

平年よりも5日、昨年よりも11日遅い梅雨明けとか。

ブルーな気分になりがちな梅雨が明け、
青い空と青い海が広がって。

思いっきり、はしゃぎたい、夏のはじまり。


■6月28日の誕生石

   ブルー・ジルコン (Blue Zircon)
     幻想、夢見る思い

 ・英 名Blue Zircon
 ・和 名風信子石((ふうしんしせき)
 ・モース硬度6.5 - 7.5
 ・産 地ブラジル、スリランカ、オーストラリアなど

ブルー・ジルコン。
熱を加えても変形しない、ケイ素とジルコニウムの化合物。

純粋なジルコンは無色透明。
そこに不純物が混ざると、色が変化します。

ブルージルコンの多くは天然ではなく、
褐色石に熱が加えられることにより、青い色に変化します。

屈折率が高く、とてもキラキラとするため、
「スターライト」とも呼ばれることも。

   ジルコニウムには、
   原子炉の中性子を吸収する性質があるんですね。

   そのため、ジルコンからジルコニウムを精製して
   原子力発電にも使われているそうです。

ジルコンについては、「ブルーグリーン・ジルコン」と
「グリーン・ジルコン」にも書いてありますので、
興味のある方は、以下からどうぞ♪

  ブルーグリーン・ジルコン
  グリーン・ジルコン


★パワーストーン効果★
古くから、女性のお産のお守りとされてきた石。
透明感のあるブルーの輝きは、精神を癒し、
落ち着いた気持ちで新しいことに挑戦することができます。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■6月28日の誕生花 : マツヨイグサ、他
■6月28日の誕生色 : ペッパーレッド
■6月28日の誕生果 : 茘 枝

フェアリー・クォーツ

2009年06月27日 | 誕生石
フェアリー。
主に「妖精」と訳されます。

フェアリーには、どんなイメージがありますか?

小さくて、きゃしゃで、可憐で、
背中に透き通った羽があって・・・?
アンデルセン童話の「おやゆび姫」に、羽がはえたような?

私の場合、まず思い浮かぶのが、
Cicely Mary Barker (シシリー・メアリー・バーカー)さんの
「フラワーフェアリー」なんです♪

   

フラワーフェアリーについて、少し書いてありますので、
ご覧くださいね。

    Flower Fairies
    Flower Fairies Again


■6月27日の誕生石

   フェアリー・クォーツ (Fairy Quartz)
     自然の魅力

 ・英 名Fairy Quartz
 ・和 名妖精水晶
 ・モース硬度
 ・産 地南アフリカなど

フェアリー・クォーツ。
ひとつの結晶のまわりを、小さい水晶が取り囲んでいるクォーツ。

まるで、たくさんの砂糖の結晶が集まっているようで、
その1粒1粒が光を反射してキラキラ輝きます。

その様子が、妖精をイメージさせることから、
フェアリー・クォーツと呼ばれるようになりました。

色は、白から灰色がほとんどですが、
中には、うっすらとピンクみを帯びたものもあります。

ほんのり幻想的な雰囲気も漂うクォーツは、
お茶目な妖精が、願いを叶えてくれそうです。


★パワーストーン効果★
この石は、自然との調和を表し、自然を身近に感じられるため、
高いリラックス効果があります。疲労回復にオススメ。
困っているときは、鉱石に宿る妖精が助けてくれそうですよ。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■6月27日の誕生花 : トケイソウ、他
■6月27日の誕生色 : ローズピンク
■6月27日の誕生果 : カラント

Flower Fairies Again

2009年06月27日 | 本・コミック
イギリスの挿絵画家であり絵本作家でもある
Cicely Mary Barker (シシリー・メアリー・バーカー)さんの
詩画集『花の妖精』シリーズ。

バーカーさん本人が直接手がけて、出版された7冊は、
今でも私の宝ものです。

  1) 『春の花の妖精』 The Flower Fairies of the Spring
  2) 『夏の花の妖精』 The Flower Fairies of the Summer
  3) 『秋の花の妖精』 The Flower Fairies of the Autumn
  4) 『道ばたの花の妖精』 The Flower Fairies of the Wayside
  5) 『庭の花の妖精』 The Flower Fairies of the Garden
  6) 『樹の花の妖精』 The Flower Fairies of the Trees
  7) 『花の妖精のアルファベット』 A Flower Fairy Alphabet


入手した頃のことを簡単に書いた「Flower Fairies」へは
コチラ からどうぞ♪


バーカーさんが、この世を去ったのは、1973年。

その後、この詩画集の出版元であるブラッキー社が、
バーカーさんが残した絵と詩を編集して、
『冬の花の妖精 (Flower Fairies of Winter)
も、1985年に出版しているのですね。

   (私は、つい最近知りました!
    これから探したいです♪)


バーカーさんが描く妖精は、
普通の子どもに羽が生えているみたいです。

イギリス人の目から見ると、きっと、とってもリアルで、
身近な植物と子どもたちが、生き生きと描かれているのでしょう。

それが、私の目には、
西洋風な絵は、まるで、おとぎ語のような雰囲気に映ります。

絵や詩からは、
バーカーさんの素直な目を通して見えていた世界が、
感じられます。

私にとっては、とっても魅力的な詩画集です。

   


Flower Fairies の公式ウェブサイト(英文)へは、
コチラ からどうぞ♪

スペサルタイト・ガーネット

2009年06月26日 | 誕生石
ドイツ南部に位置するバイエルン。
ドイツの連邦州のひとつで、州都はミュンヘンです。

バイエルンから、あなたは何を連想しますか?

バイエルンときいて、私が真っ先に思い浮かべたのは
ソーセージ。

ええ、日本の食品メーカーのCMに大きく影響されています。
(それ以前に、私の食い気が圧倒的だとも思いますが……)

それから、洋菓子のババロア!
Bavarois と綴られます。
フランス語で、「バイエルンの」という意味の形容詞なのです。

   ※ババロア
    ・ドイツ語: Bayerische Creme
            Feine Abgeschlagene Creme
    ・英 語 : Bavarian cream

なぜ、ババロアが、バイエルンに由来するのでしょうか?
いくつか説があります。

一つは・・・
時は18世紀、場所はパリの、とあるカフェ。

バイエルン気質の貴族たちが好んで飲んでいたのが
「ババロアーズ」。
それをお菓子にしたものが、「ババロア」だとか。

一つは・・・
時は19世紀、場所はドイツ?フランス?それとも?

とあるフランス人シェフが、当時のバイエルン王国の貴族のために、
バイエルンに伝わっていた生クリームを使った飲み物を、
アレンジして作ったものが、「ババロア」だったとか。

どちらにしても
ババロアは、もともと飲み物だったようです。

自然にも恵まれているバイエルンには、
素敵なものと、美味しいものが、たくさんありますね。


■6月26日の誕生石

   スペサルタイト・ガーネット (Spessartite Garnet)
     秘めた情熱、忠実、従う心

 ・英 名Spessartite Garnet
 ・和 名満礬柘榴石(まんばんざくろいし)
 ・モース硬度
 ・産 地ブラジル、イタリア、マダガスカル、 ミャンマー、アメリカなど

スペサルタイト・ガーネット。
スペサルティン・ガーネット (Spessartine Garnet) とも呼ばれます。
マンガンとアルミニウムを主成分とするガーネット。

「スペサルタイト(スペサルトの石)」という名前は、
ドイツ・バイエルン州の Spesart という地名に由来します。

独立の鉱物としては、スペサルト山脈で、
初めて確認されたことから名付けられました。

マンガンが主成分。
純度の高いスペサルタイトは、明るいオレンジ色をしています。
鉄の量が増加するに従い、赤色から褐色になります。

石の中に、レース状や羽毛状の内包物(インクルージョン)が
入っていることも多いです。

ガーネット全般に言えるのは、
そのままでも十分に美しい石がたくさんあるということ。

ドイツの地名が、そのまま名前になっている、この石。

現在、ドイツから産出されるスペルタイト・ガーネットは、
結晶が小さいため、残念ながら加工には適さないのだそう。

商業ベースでなければ、
ドイツでの採掘の楽しみは、まだまだありそうですが。


★パワーストーン効果★
免疫力を強化して、エネルギー不足を解消し、
持ち主に元気を与えてくれます。
肉体疲労の回復に役立つといわれています。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■6月26日の誕生花 : ライラック (白)、他
■6月26日の誕生色 : カーネーションピンク
■6月26日の誕生果 : 田中枇杷

マラカイト

2009年06月25日 | 誕生石
あなたは、「緑」に、どのようなイメージを持っていますか?

私は、まず「緑」の色を思い浮かべましたが、もしかしたら、
新たな発見があるかな?と思い、広辞苑を引いてみました。

(ミドが語根で、「瑞々(みずみず)し」のミヅと関係があるか)

(1) 草木の新芽。また、初夏の若葉。広く、植物一般。
(2) 青と黄との間色。草木の葉のような色。みどりいろ。
(3) 深い藍色。


深い藍色って、かなり黒に近い色?
そのくらいになると、青と緑の区別がつかないかもしれません。

また、「緑」がつく身近な言葉としては・・・

 ・緑児・嬰児 (みどりご)
  3歳児くらいまでの乳幼児のことですね。
  (現代では、あまり使われない?)

 ・緑の黒髪
  緑と黒の両方が使われているので、一瞬とまどいますが、
  生命力のあるつややかな髪の毛ですね。
  (深~い緑色は、ほぼ黒に見えます)

可視光線、つまり、人の目で見ることができる光の、
ほぼ中央に位置しているのが、緑色です。

色彩の観点からだと、緑は、
  バランス、調和、自然の象徴
を表すと言われます。

自然の中に、たくさん存在する緑色に対して、
私たちは安心感を覚えるようです。
そのため、緑の存在を感じないことも多いとか。

圧迫感のない緑色ですが、
すべての中心に位置する要の役割もあるのですね。

「緑」のイメージは、私の場合、
内側に広がっていきました。

あなたは、いかがですか?


■6月25日の誕生石

   マラカイト (Malachite)
     危険な愛情

 ・英 名Malachite
 ・和 名孔雀石(くじゃくせき)
 ・モース硬度3.5 - 4
 ・産 地ザイールなど

マラカイト。
紀元前4000年頃から採掘されている鉱物。

古代エジプトの頃から、
マラカイトを粉末にして顔料が作られ、
彫刻物や宝飾品に用いられてきました。

また、アイシャドーにも利用されていたのです。
アイラインは、目を守るためだったそうですよ。
クレオパトラも愛用していました。

英名のマラカイトは、
「ゼニアオイ属」を意味する Malva の語源となった
malache (やわらかくする)に由来するとか。

きっと、マラカイトがやわらかくて、
顔料として大いに役立ったことからでしょう。
(そのまま宝石にするには、やわらかすぎたわけですが。)

和名の孔雀石は、
カットされたマラカイトが、孔雀の羽に似ていることから
名付けられました。

とてもハッキリとした鮮やかな緑色ですが、
残念なことに、日光には少々弱いみたいです。

マラカイトの緑は、その鮮やかさで人目を引くと同時に、
心まで惹きつける、とても魅力的な色。

色は、「マラカイトグリーン」と呼ばれるようになり、
化学染料の色も、マラカイトグリーンと呼ばれます。

3000年も昔から人々を魅了してきた
マラカイトの緑は永遠ですね。


★パワーストーン効果★
洞察力や創造力など芸術性を養う効果があり、
目標を達成するサポートをしてくれます。
持ち主の身を守り、繁栄と長寿を期待できそうです。


主な参考文献
 ・八川シズエ 著 『パワーストーン百科全書』
(中央アート出版社・2007年)
 ・辰尾良二 著 『宝石・鉱物おもしろガイド』
(築地書館・2008年)
 ・ギャリー・ホール 著 『宝石の写真図鑑』
(日本ヴォーグ社・2007年)

    
■6月25日の誕生花 : アサガオ、他
■6月25日の誕生色 : ペールチェリーピンク
■6月25日の誕生果 : 南高梅

シシリエンヌ

2009年06月25日 | ピアノ全般
Sicilienne と綴られる、フランス語の女性名詞。

イタリア語では「シチリアーナ」や「シチリアーノ」
とも呼ばれます。

  ※シチリアーナ(シチリアーノ)は・・・
   17~18世紀の、地中海のシチリア島起源の民族舞曲。
   8分の6拍子か、8分の12拍子で「たん タ た」という
   リズム型の分散和音が特徴。


「シチリアーノ」なら、ヘンデル? バッハ?

ごめんなさい。
今回は、フォーレです。

1897年に、チェロとピアノのために書かれました。

後に、メーテルリンクの戯曲『ペレアスとメリザンド』を
英訳して上演するための音楽を、フォーレが依頼されたのですが。

  ※最初はドビュッシーが依頼され、断ったため、
   その時イギリスに滞在していたフォーレが依頼されたとも!?

フォーレが超多忙を極めていたため、
弟子のシャルル・ケックランにゆだねたのだそうです。

そして、現在でもおなじみの、
フルートが主旋律のオーケストラで演奏される
管弦楽曲に編曲されて、広く知れ渡ることに。

劇中では、主人公の二人が愛を語り合うシーンの
BGMとして使われているようですね。
(私は、まだ観たことがアリマセン。。。)


という曲を、私はピアノで弾くべく、
ピアノ譜を読んでいる最中です。

主旋律は、単音だったり、重音になったりですが、
やはり、一本で歌えるようにしたいです。
ペダリングも、むずかしい・・・。

ゆったりとしたテンポで、美しい旋律なので、
音量のムラや、音の切れが、目立ちますネ。(^^;

フランスものは、ピアニストの自由がある分、
どんな運指で、どう弾けばよいのか、
自分に合うスタイルを決めるという作業もありそうな?

音楽用語も、フランス風で・・・
  ・chaque temps ……… 拍ごとに
  ・(un peu) en dehors … (少し)外に出して

あぁ、未知との遭遇デス。