きょう3月25日は、
ハンガリーの作曲家
ベラ・バルトーク のお誕生日です。
ファーストネームのベラは
Bela と綴ります。
ご存じのとおり、男性ですヨ。
もう少し違った時代に生きていたならば、
もう少し違った活躍をしたかもしれない作曲家のように思います。
第二次世界大戦の最中。ナチスの影響で政情不安定になり、
母親を亡くしたバルトークはアメリカに亡命。
アメリカで、バルトークの音楽はなかなか理解されず、
辛い日々を送ることに。
また、白血病のため、体重は40キロを割るまでにも。
そんなバルトークに、作曲を依頼したのが、
ボストン交響楽団の常任指揮者セルゲイ・クーセヴィツキー。
そのおかげで生まれてきたのが
「管弦楽のための協奏曲」なのだとか。
終戦の年、未完成の作品をいくつか残して、
バルトーク永眠。
死後、バルトーク作品に対する評価が高まり、
現在に至っているのですね。
また、3月25日は、
フランスの作曲家ドビュッシーの命日でもあります。
ドビュッシーが他界したのは、1918年のことでした。
■3月25日の誕生果
ランブータン (Rambutan)
天真爛漫
・英名 :
Rambutan
・和名 : ランブータン
・分類 : ムクロジ科、 ランブータン属、 常緑高木
・原産地 : マレー西部
ランプータン。
ウニのような独特の果皮を持つトロピカルフルーツ。
ランブータンとは、マレー語で「髪の毛」という意味だそうな。
それもそのはず。
果皮の表面は、長さ3~4センチほどの肉刺で覆われており、
黄桃、淡赤、赤など、赤っぽい色をしています。
さくらんぼのように、
いくつもの果実がまとまって、枝からぶら下がっています。
花は、黄緑色。
果実は、球形や卵形などで、直径4~5センチくらいの大きさ。
果肉は、乳白色で、その中に種子が1個入っています。
ランブータンのタネには脂肪がたっぷり含まれており、
炒って食べるのだそうです。
お味は、というと。
さわやかな甘さと、ほどよい酸味。
レイシ(ライチ)やマンゴスチンとは親戚関係。
そのためか、見かけはちょっと、お味はよく似ています。
生食のほか、シロップ漬けや、ジャム、ワインなどに加工されます。
日本へは、植物防疫法の関係で冷凍果のみ。
タイから輸入がメイン?
ランブータンの見かけでビックリしないでください。
中味は、それほどクセもなく、イイやつなのですから。
誕生果とくだもの言葉 出典:
日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
(参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)
■3月25日の誕生色 :
ワインレッド
■3月25日の誕生花 :
アルストロメリア、他