アンダンテ ~私の歩幅で~

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pianoで思い出した『ぴあのピア』

2015年06月14日 | ピアノ全般
イタリア語に引き続き、ドイツ語の辞書でも「piano」を引いてみたところ、特別サプライズな意味はなく、「ピアノ」と「弱く」でした。

ここで終わっては、あまりにも面白くないので、周辺の単語も拾ってみることに。それでも1つでしょうか。
「pianino」で、「小形ピアノ」や「たて型ピアノ」という意味。ドイツ語でピアノを意味するのは「Klavier」だから?

ちなみに、ドイツ語でグランドピアノは「Flugel」(「u」はウムラウト)。Flugelは、もともと「つばさ」を意味する言葉です。

「piano」は「Pianoforte」が縮まったわけですが。
日本では、ピアノで浸透しましたね。クラヴィーアよりも馴染みやすいし、言葉の響きが可愛い♪

300年以上も前に、イタリアで生まれた楽器、ピアノ。

2007年に、NHK BSで放送されていた『ぴあのピア』という番組があったことを思い出しました。
1回10分の放送で、250回。
毎回楽しみに観て、ブログにも書いていたんですよね。

▼『ぴあのピア』関連、最後の記事
「ぴあのピア 250回」

振り返ろうとしたのですが、『ぴあのピア』関連記事を、単独でまとめていなかったのでした(汗)

pianoは平ら?

2015年06月10日 | 音楽用語
先日、イタリア語の辞書で「piano」を引いてみたところ、最初に書いてあるのは、形容詞で「平らな」でした。

てっきり、楽器のピアノか、音楽用語の「弱く」が最初だと、勝手に思っていたので、思わず「pianoって何?」と読み進めました。

単に平らだけでなく「水平な」や「滑らか」という意味もあります。
さらに、「明白な」「はっきりした」という意味もあるのですね!

声や音は、「静か」だけでなく、「低い」という意味も含んでいたり。

後ろのほうに、楽器のピアノの記述もありました。
よくよく考えてみると、楽器のピアノは、もともとピアノフォルテでしたネ。

イタリア語と音楽用語は、少し異なるとは思います。
それでも、もしかしたら、作曲家によっては、piano に込めた思いに、イタリア語的要素が含まれている可能性もありそうな気がしてきました。

小さな可能性として、頭の隅に置いておきましょう。

次は、ドイツ語の辞書で「piano」を引いてみます。