2023年6月27日現在の年平均気温推計 比較基準年初来偏差歴代順位年末推定偏差年末推定順位
2022年6月15日の極小値14.819 ℃を0.546 ℃上回る 2023年4月7日の極大値15.370 ℃を0.006 ℃下回る (年初予測値 平年比 +0.62 ~ +0.63 ℃ 歴代順位 2位) =========================== |
2023年6月27日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+3.43 ℃、15地点すべてで日平均気温が平年比プラスとなった。網走の日平均気温は平年比+8.0 ℃で網走では本年11番目に大きなプラス偏差だった。根室の日平均気温は平年比+7.4 ℃で根室では本年5番目に大きなプラス偏差だった。プラス偏差幅最小な名瀬と石垣島の平年比+0.2 ℃だった。
昨年よりは低い気温で推移すると考えていたが、昨日は昨年比でも+0.25 ℃のプラス偏差だった。
昨日8:50に富士山山頂の現地気圧が650.1 hPaとなり、関東甲信の梅雨明け目明日の650 hPaを超えた。その後の気圧上昇はあまり力強くないが、現在でも650 hPaを上回っている。
今日は上空に寒気が入り、積乱雲の発達や落雷などが予報されている。落雷で梅雨明けという昔の感覚にも合う天気かもしれない。昨年は1日早い6月26日の15:10に650.1 hPaとなり650 hPaを超えた。その後関東では6月中に日最高気温が40 ℃を上回る観測点があるなど、猛暑となった。本年も、この先昨年と類似した高温になるのだろうか?
真夏日と猛暑日の地点数でみると、昨年は猛暑日が69地点もあったが、昨日は2地点(大分県の犬飼と宮崎県の神門)のみ、真夏日地点は昨年は494地点だったが、昨日は393でどちらとも昨年より少なかった。それでも15地点平均では昨年より高くなったのは、最低気温が全国的に高いということも原因となっているだろう。
気象庁の予報では、明日の熊谷の日最高気温が34 ℃となっているが、40 ℃に迫るような気温予報は今のところ今後2週間出ていない。今後しばらくは晴の日が多く、降水は少なめと思われるが、今後1か月の降水量予報は平年より多めとなっている。7月に入ってから降水が多くなるということだろう。
このグラフが、今後あまり下がらない可能性に変化したかどうか、この1週間の動きに注目しよう。
