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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

2022年7月23日の日本の気温の平年偏差

2022-07-24 09:05:58 | 海外

2022年7月23日現在の年平均気温推計

比較基準 年初来偏差 歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位
平年偏差 +0.60 ℃ 4位 +0.47 ℃ 6位
前年偏差 -0.08 ℃ 5位 -0.07 ℃ 5位
前365日平均 +0.60 ℃ 4位 +0.47 ℃ 6位
単純平均の365日移動平均 14.942 ℃
2022年6月15日の極小値14.819 ℃0.123 ℃上回る
2021年8月8日の極大値15.219 ℃0.277 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.60 ~ +0.78 ℃ 歴代順位 (1~4位)
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2022年7月23日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は-0.61 ℃と、6月15日以来の実に38日ぶりのマイナス偏差となった。昨年のこの時期は、7月1日から8月8日までの連続39日のプラス偏差となっている。そして、その後8月24日までマイナス偏差が16日間継続した。本年は今後平年並みの気温予測となっている。その通りなら、プラス偏差とマイナス偏差の日が繰り返すことになるかもしれない。

15地点中6地点で日平均気温が平年比プラス、9地点でマイナスだった。平年偏差幅が2℃以上だった観測点は、銚子の平年比+2.1 ℃、網走の同-3.7 ℃、境の同-2.5 ℃、彦根の同-2.4 ℃、浜田の同-2.0 ℃の5観測点だった。

北米の高温はまだ継続している。ヨーロッパは一旦気温が下がったが、また高温側に振れてきている。日本は太平洋高気圧が6月下旬ほどには強まらず、今後は熱帯低気圧の影響が現れる時期にになり、好天が継続しない可能性が高まっている。7月上旬は、雨の日が多かったが、梅雨寒とは程遠い高温の日が続いた。梅雨の戻りというより、夏の雨が降ったというのが肌感覚だ。

今後の北海道の気温がどうなるかは本年の年平均気温に大きく影響する。今日は根室のグラフを見る。

6月15日以降、平年比の黒線は8月儒順まで上昇を続けている。現在より右側は昨年の値である。今後、8月上旬に見られる黒線のピークが今より高くなるか、低くなるかが注目点だ。昨年は8月中旬から気温が下がったが、今年はどうなるか?昨年比の緑線は、直近で低下を継続しており、昨年ほど気温が高くないことがわかる。今後昨年並みの気温が継続すると、根室の本年の年平均気温が過去最高の水準となることがこのグラフは示している。


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