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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

低温貯金が進んだ

2021-01-08 10:51:05 | 気温

2021年1月7日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計

2021年の年換算平年偏差  -2.14 ℃  平年値換算歴代順位   123位
2021年の年換算対前年偏差 -3.18 ℃  前年値換算歴代順位   117位
前365日間の平年偏差    +0.89 ℃  前365日間平均歴代順位  3位

単純平均の365日移動平均 15.055 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃0.067 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃0.271 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.55 ~ +0.76 ℃ 歴代順位 (6~12位)
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は―2.65℃、15地点中13地点で日平均気温が平年比マイナスとなり、山形の日平均気温は平年比+0.1℃、銚子は平年値だった。一方、浜田の日平均気温は平年比-6.7℃、境は同―6.0℃、石垣島は同-4.3℃、多度津と名瀬は同-3.7℃の大幅なマイナス偏差となった。

7日3時に1004hPaから8日3時に880hPaへと日本海を急速に発達する低気圧が通過した。これに伴い各地に強風が吹き荒れ、降雪もあり、冬の嵐となった。この時期、日本海側を低気圧が通過すると、日本海側ではフェーンが発生し、気温が上昇することが多い。昨年の1月7日もそうだったが、昨日はそのようなことはなく日本海側は低温となった。

昨年の1月7日の浜田の日平均気温は14.9℃、昨日は―0.2℃。同じく境の昨年の日平均気温は10.7℃、昨日は―0.9℃と大きく異なった。

昨年比では15地点平均の平年偏差はなんと―5.72℃と大幅なマイナス偏差であり、気温水準の低下が一気に進んだ。

2018年の冬も気温が低かったが、この年は北海道の気温が高かった。本年はこれまで全国的に気温が低い。ただ、来週以降気温は平年並みで、関東甲信の気温は高くなる予報となっている。現在の低温一色の状態は変化するだろうか?


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