膝から下の脚がかなり細くなっており、もはや自分の足で立つことはできないようだ。
まず洗面所で髪をとかしてもらってから、ホールへ。
今日は、とろみのついたお茶が運ばれてくると、自分で何口か飲んだ。
一方で、食事が運ばれてきても、自分から食べようとは一切しなかった。
スプーンの場所もわからない風だったし、おかゆやおかずの容器のふたを取るように言っても、一切手を動かさなかった。
結局、すべて食べさせてあげることになった。
食器をお茶のコップに入れようとしたり、ヨーグルトの陽気をおかゆの容器に入れようとしたり、理解不能の行動があった。
ただ、食事の前に自分からしゃべった。
こちらが促さないのに口を聞いたのは久しぶりだろう。
「お菓子を作った」というので、いつ作ったのか尋ねると、
「昨日」。
何を作ったのか尋ねると、「おせんべい」のように聞こえた。
食べたの?と聞くと、首を立てに振った。
少しずつ食べさせたところ、完食した。
気になる点は、食べている間、常にうつむいていることだ。
首を上にあげるように言っても、上げない。
おでこを後ろに押すと、すごく力がいる。
すごく力を入れて、うつむいていることになる。
その後、お茶を自分でスプーンを使って飲んだ。
こぼしてしまうこともあったが、自分から飲むので、そのまま見ていた。
ホールでゆっくり休憩を取ってから、ベッドに戻った。
それからおむつの交換。
ベッドでは、相変わらず枕を引っ張っている。
そのため、枕がベッドから落ちてしまいそうになり、戻す。
何かいうことがある?
と聞くと、「誰に」というので、
こちらの指さすと、
「かばんは黒がいいね」といった。
それから、お昼寝。
ただ、ひっきりなしに首や右腕を動かす。
時々目を開けるが、口は開かなかった。
午後2時からは言語のリハビリを、お茶を飲みながら行った。
旧姓とか、生まれたところなどを聞きだせたと介護の方から教わった。
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