goo blog サービス終了のお知らせ 

時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

今日は起きていた

2014-06-15 19:40:00 | 日記
今日の面会時、母は起きていた。熱もなかった。
こちらの顔を見るなり、「迎えに来てくれたのか?」といった。

「どこかに行くの?」と尋ねると無言。
「どうですか?」と聞くと、「膝が痛い」

そして、突然「会社でお金に変える方法がわかった。」といった。
何をお金に変えるの?と聞くと、無言。

「リハビリは?」と聞くと、「体を休めていればよい」と答えた。

ワールドカップ・サッカーのことを話したが、話が通じた様子は全くなかった。

「兄が夕食を食べさせてくれているのはどうですか?」と聞くと、
「え? お父さん?」
「来てないよ」
「来てるんじゃないの?」というと「わかんない}

また、BTが挿入され、尿袋がベッドに下げてあった。
「トイレは自分では行けなくなったの?」と聞くと、「行けるよ」

私が誰だかわかる?と聞くと、「あんたでしょ」という。
名前は?と聞くと、「・・・・」

自分の名前は?と聞くと、手首に巻いてあるID票を指して、「内山サヱ」と書いていある」と答えた。

「お父さんの名前は?」と聞くと「もりつね」と答えた。

子供は何人いたの?と聞くと、
「お父さん?」を繰り返した。
そして、【子供?、常雄だろ?」といった。

ベッドに寝ている間、ずっと手足を動かしている。手は、ベッドの手すりをつかんだり話したり、足も両足をすり合わせるようにしたり、前に動かし、後ろに動かし、味方によっては落ち着きがない。

そして、時を利右手首に巻いていあるID票を取ろうとする。

「なにか言いたいことはありますか?」と尋ねると、

「これ」といって、ID票を指し示す。
「それは取れないよ」といって、「他には?」と尋ねると、
「今でなくてよい」と答えた。

そして、窓の外の方を向いたまま、何もしゃべらなくなった。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。