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時々眺める富士山

日本の気温水準の推移を見ながら、富士山と庭の植物に見る季節の移ろいなど気候と自然の姿について綴ります。

2024年6月14日の日本の気温の平年偏差

2024-06-15 09:46:04 | 気温
2024年6月14日現在の年平均気温推計

比較基準   年初来偏差  歴代順位 年末推定偏差 年末推定順位
平年偏差
+1.29 ℃
2位
+1.40℃
1位
前年偏差
+0.24 ℃
1位
+0.11 ℃
1位
前365日平均
+1.29 ℃
1位
+1.40 ℃
1位
単純平均の365日移動平均 15.869 ℃
2024年3月28日の極小値15.756 ℃を0.130 ℃上回る
2024年2月22日の極大値15.989 ℃を0.120 ℃下回る
(年初予測値 平年比 +1.13 ℃ 歴代順位 2位)
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 2024年6月14日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.21 ℃で8日連続のプラス偏差となった。15地点中12地点で日平均気温が平年比プラス、3地点でマイナスだった。東北地方の気温が高く、石巻の日平均気温は平年比+4.6 ℃、山形は同+4.4 ℃、彦根と境は同+3.9 ℃、銚子は同+3.8 ℃とプラス幅が大きかった。マイナス偏差幅最大は網走の平年比-2.9 ℃で寿都と名瀬もわずかなマイナス偏差だった。
昨日は京都で35.9 ℃となるなど、気象庁の観測点中16観測点で猛暑日となった。昨年この水準の猛暑日地点数となったのは7月4日の17地点である。梅雨の中休みの時期であったが、本年はまだ梅雨入りをしていないことによる猛暑日地点の続出である。なお、一昨年は6月の下旬に猛暑日地点が多数となる期間が10日以上続いた。
昨年比では+0.99 ℃で7日連続のプラス偏差となり、気温水準の上昇が継続した。

このタイムスケールではまだ上昇傾向が見えないが、高止まり傾向が次第にはっきりしてきているように見える。本州の大半が梅雨入りするのはまだ先になる可能性が高く、気温の高い状態は続くものと考えられ、上昇が見えてくることになるかもしれない。


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