大好評放送中の『機動戦士ガンダム00』も18話までが放送され、全25話といわれてる第1シーズンの終焉へと物語は加速しつつあります。
自分も第1話から欠かさず見続ける中で、個人的な考察に基づいて感想を書いている部分もあり、初めて見ていただいた方に誤解を与える部分もあるでしょうし、書いている最中に過去の記事や録画映像を見返すのも面倒になってきたので、現状ある多くの謎について自分なりの考察をまとめておこうと思います(18話終了時点)
新たな事実が判明するまでは、このブログで書かれるガンダム00の感想&考察は、概ねこの考えに基づいて書いています。
(2008.2.15 ラグランジュ3に関する記述一部修正)
(2008.3.1 後編のUPに伴い21話時点で判明した事実を追加※)
(2008.4.13 第1期終了後に一部記述を追加※※)
あくまで個人的な考察&備忘録なので、他にも謎がいっぱいあるぞ!というツッコミは無しの方向で…
◆謎その1 ヴェーダとは
作品中は何度もキャラクターの口から語られているソレスタルビーイングの中枢を担っていると思われるコンピュータ『ヴェーダ』
“知識”という意味を持つ言葉で、インドで編簒された一連の宗教文書の総称でもあるヴェーダという名を持つこのコンピュータは、その多くが謎に包まれています。
(1)ヴェーダとは何か
外伝である『ガンダム00F』に登場するキャラの口からは、「イオリアがソレスタルビーイングを作った数百年前から計画を管理しているコンピュータ」「ヴェーダはプランを遂行する根幹をなすシステム」と語られており、本編中でもその存在はソレスタルビーイングにとって絶対であると言えます。
18話ではGNドライブの情報が漏洩(これはあくまでキャラクターの憶測)している事及び一部データの改ざんが発見された事から、ソレスタルビーイングの中でもその信頼が徐々に薄らぎつつあるようです…
※※リボンズにヴェーダ本体を掌握された事により、トレミーメンバーはヴェーダとは別の独立したシステムを構築。
同じく18話では、スメラギさんの口からは量子型演算システム(量子コンピュータ)であると語られましたが、この量子コンピュータであるという事=ヴェーダの持つ特異性であるかどうかは判明していません。
何故、ヒトがたかがコンピュータ(あえてこう書きます)を絶対的な物とするのか?そこが自分にとって最大の謎だったりします。
ヒトによって造られた存在であるコンピュータに、演算機としていくら優秀だからと言って創造主たるヒトが従うのはあまりにも不自然で歪(いびつ)です。
今のところ、個人的な解釈としては、イオリア・シュヘンベルグがヒトとしての限りある命の中では到底実現できない壮大なプランを実施するための代行者として残した物で、別に大昔のSFアニメのようにイオリアの脳や人格を移植したとかではなく、あくまで目的(これ重要)と現在判明してしる手段(ガンダムの概念や太陽炉の基礎理論等)を与え、後は老いる事のないコンピュータであるヴェーダに研鑽し続けさせたというニュアンスで受け取っています。
※ガンダムエースに掲載されている外伝『機動戦士ガンダム00F』にて、ヴェーダには善悪も感情もないただにデータの集合、あるのはイオリアの計画をより良い方向へ進めるための選択史のみであると判明しました。
メンバーは直接的ではないものの、ヴェーダ=イオリアの理想の体現と見なしているからこそ、その理想に共感し従っているといったところでしょうか。
勿論、その理想が方便である可能性も物語上、十分に残されていると思います。
※※ヴェーダは200年間進化を続けていて、ハード、ソフト共に最新技術が投入され進化を続けてきた。但し、根幹であるイオリアの思想が改変されることを防ぐために自己進化のシステム作りは慎重に進められている。
更にヴェーダは集めた情報や世界情勢で目標到達までの道筋を臨機応変に対応させている。ヴェーダにとって最も避けなければならない事態は人類の滅亡で、裏切り者が出るであろう事も予測の範疇で、ヴェーダには時間的な感覚が乏しいので、裏切りによってもたらされる結果が遠回りであっても目的にたどり着けるなら容認する事をいとわない。
『WORLD REPORT』に記された千葉、寺岡両氏のコメントを要約するとこんな感じですかね。
後半の記述は、元々の計画には存在していなかったスローネの承認やアレハンドロの起こした裏切りも結果として物事を進めるのに有益ならば取り入れると言う、ある意味“神”の目線を持ったヴェーダならではの特徴なのでしょう。
(2)ヴェーダはどこに
これは、人革連のコロニー付近にいたプトレマイオスがヴェーダからの指示を受け取れなかった事及び、ティエリアがプトレマイオスにある“赤い部屋”をターミナル(端末)ユニットと呼んでいる事から、ヴェーダ本体がプトレマイオスとは別の場所にある事は容易に想像できます。
プトレマイオスが人革連コロニーから地球へ向けて近づいてきた際に、ヴェーダからの報告が届いた事からも、どこかに本体というべき存在があるのでしょう。
今のところの推測では、もし失われていなければ外伝『機動戦士ガンダム00P』の舞台となっているソレスタルビーイング所有のコロニー『クルンテープ』が有力ですかね。
月から最も遠くそれゆえに他のコロニーは存在していないラグランジュ3に存在するクルンテープ(天使宮の意)。
他にも、プトレマイオスの整備を行っていた秘密ドックのような場所が存在している可能性もありますね。
※第20話『変革の刃』にてヴェーダの本体は月のクレーターの地下に存在する事が判明しました。
◆謎その2 ガンダムマイスターとは
これも頻繁に登場する言葉ですが、意外とその概念は分かっていません。“ガンダムの操縦者”もちろんその意味もあるでしょうが、では何故彼等が選ばれたのか?その理由もいまいち分かりません。
モビルスーツの操縦に長けた者という選択肢だけなら、グラハムでも、セルゲイでも、ソーマでも、アリーでも誰でも良かった訳ですし、軍事関係者の方がむしろ現状のマイスターより適任な気もします(笑)
テロを憎み、戦争の無い平和な世界を望んでいるといった心情的な理由も勿論でしょうが、もっと具体的な理由があるようにも思えます。
(1)ガンダムとの相性
これはまったく推測でしかないのですが、マイスターの感情の高ぶりとシンクロするようにGNドライブの出力が向上するといった描写が作品中に何度かありました。
単なる演出若しくはスロットル全開!かも知れませんが、第1話冒頭に登場した『O(オー)ガンダム』及び旧OPのエクシアがまるで不死鳥の羽のようにGN粒子による翼を展開していたにも関わらず、第3世代ガンダムでは今だそのような描写はありません。
そして、そのOガンダムに搭載されていたGNドライブは、現在引き抜かれて使いまわされている(ガンダム00F)事から、GNドライブそのものは何ら他と比べて特別ではないとしたら、Oガンダムの放出した“光の翼”は、むしろパイロットの方が特別なのではないか?そう思えます。
無論、あれがOガンダム固有の機体能力である可能性もありますが、ガンダムマイスターの条件(ティエリアがよく口にする覚悟とか思想とは別に)とは、いかにGNドライブの能力を引出す事ができるかという相性若しくは能力に起因しているのではないかと…
それがどのような性質若しくは能力に起因しているかは分かりませんが、とすれば、いかにも表面上不完全である刹那やアレルヤ、そして外伝では重犯罪者や16歳のワークローダーの操縦しか経験の無い少女があえてマイスターに選ばれた理由にもなるし、ティエリアはそれを人為的に付加された存在なのかなと思えたりします。
とすれば、Oガンダムのパイロットとは誰だったのか?マイスターの成長が光の翼を引き出すのか?興味は尽きません。
※※この部分については、第1期では明確にはなりませんでしたが、ヴェーダが掌握された後にGNドライブに残されたトランザムシステムをガンダムマイスターに託す等、イオリアのガンダムマイスターに対する信頼の深さが感じられます。
(2)ガンダムマイスターの本名
ガンダムマイスターだけでなく、ソレスタルビーイングのメンバーは全員偽名のようですが、すでに判明しているのは以下の通り。
刹那・F・セイエイ:子供の頃、手に掛けた母親(宮野クンのインタビューより)がソランと呼んでいた事から本名若しくはその愛称でないかと思われる。
※第19話『絆』にて刹那の本名はソラン・イブラヒムである事、また外伝『ガンダム00F』にて、マイスターの情報はヴェーダの中でも最も上位にあるレベル7に該当する事が判明しました。
ロックオン・ストラトス:トレミーのオペレーターを務めるフェルトに自ら語ったニール・ディランディが本名と思われる。故郷の墓に訪れていた彼そっくりの人物については謎のまま。
※※ロックオンの最後のセリフから、彼そっくりの人物はライル・ディランディであろう事が推察されます。
アレルヤ・ハプティズム:回想シーンでは幼少の頃からアレルヤと呼ばれている。あえて言えばE-0057という超人機関でのコードネームがありますが…
脳神経系の強化によりハレルヤという人格を生んだとされているが詳細は謎のまま。
※※何かと因縁のあったソーマ・ピーリスは、彼らの過去に深く関係するマリーという人物である事が判明しました。
ティエリア・アーデ:本名も何も、その存在自体が全て謎(笑)ティエリアについては後編で。
◆謎その3 ソレスタルビーイングの真の目的
これは第17話でユニオンのエイフマン教授の口から出た「やはりイオリア・シュヘンベルグの真の目的は戦争根絶ではなく―」で浮き彫りにされた「武力による戦争の根絶」の裏側、若しくはその先に存在するであろうイオリアの真の目的。
そもそも「武力による戦争の根絶」という目的も大きな矛盾を抱えていて、とても短期間で実現可能なプランには思えないのですが、トレミーのクルーがどこまで真の目的なるものに精通しているのかが気になります。
これまでの流れを見る限りは、スメラギさん、イアン・バスティ、王留美、アレハンドロはかなり意味深な発言をしており、このブログでもアレハンドロの「世界中の悪意がソレスタルビーイングに向けられるまで(武力介入を行う)」及びスメラギさんの「ソレスタルビーイングは世界が変革する為に伴う痛み」という発言(2話)を受け、世界中がソレスタルビーイングを唯一の敵と見なして、反スレスタルビーイングの旗の下にまとまる事こそが目的なのではないかという考えの基に進めてきましたが、どうやらその先が存在するようにも思えます。
17話での演出は、イオリアの目的が武力による世界征服ではないのかと連想させるものでしたが、世界征服という発想は生人の欲望とか野望から発生する目的に思えて、すでに故人であるイオリアが世界征服を真の目的に掲げているとは思えません(勿論、色々な見方があって然りですが)。
エイフマンの過去の言動からは、イオリア及びソレスタルビーイングを絶対悪とみなしていたとは思えず、「紛争の火種を抱えたまま宇宙へと進出する人類への警告。そうワシは見ているがな」(11話)という発言から、イオリアの真の目的はやがて宇宙へと生活圏を移すであろう人類が、国家という垣根を取り払い、一つの集団(端的に言えば地球連邦のような組織?)を形成する事こそが真の目的のように思えます。
ソレスタルビーイングの存在はそこへ人類を導くためへの捨石とすれば、スメラギさん、アレハンドロ、エイフマン教授の発言が繋がるように感じます。
そうであれば、3つの大国が共同でガンダムを対象とした作戦を行うことは、目的実現の一歩なのかも知れません。
「こうも早く世界が動くとは……ヴェーダにも予測できない人のうねりというのがあるのか」(14話)
ティエリアのセリフからも、何となくそのことが伺える気がします。
もっとも、地球連邦の実現が人類の恒久的平和とするには、内紛等の可能性も残り、もう一つ何かが足りない気がしますけどね(汗)
※第20話『変革の刃』にて、ユニオン・AEU・人革連の参加による国連軍が結成。その様子を見ていたマリナ・イスマイールとシーリンの会話から、ソレスタルビーイングも目的とも符合している事が判明しました。
但し、イオリアの真の目的が人類の宇宙への進出かどうかは今現在明らかになっていません。
※※第1期の最後に地球連邦及び平和維持軍が発足しました。
但しイオリアの最終的な目標はもっと先の人類の進化であるとか変革ではないかと今現在は推測しています。
◆謎その4 GNドライブとは
太陽炉とも呼ばれ、ガンダムがガンダムたる所以にもなっているGNドライブ。
謎のカタマリのようなこのGNドライブ及びそれが生み出すGN粒子の情報を挙げていきます。
・無限に近いエネルギーを発生する半永久機関である
・ガンダムの推進力及び1G下での飛行能力を生む
・ビーム兵器の使用を可能にする
・実体兵器(GNソード、GNブレイド等)にコーティングすることで破壊力を上げる事ができる
・レーダー、通信、電子機器へ多大な影響を及ぼす
・フィールドとして展開する事でバリア効果を生む
・上記の特性を利用して特殊装備なしで単独の大気圏突入能力を持つ
・機体の質量を軽減する効果がある(HGヴェーチェより)
・視覚的な迷彩効果を発生させる事が可能
・X線等を遮断し、外部からのスキャニングを防止する
・現存するGNドライブは5つ(トレミーに4つ、フェレシュテに1つ)
・τ(タウ)という擬似GNドライブも最低4機存在する
※※τ(タウ)型の疑似GNドライブは後に30機がアレハンドロから国連軍に譲渡された。又、その技術を解析した結果、4年後には地球連邦でも疑似ドライブと同等のGNドライブが開発されている模様。
※※正規のGNドライブには一定時間スペックの3倍の出力を得るトランザムシステムを搭載。国連軍との最終決戦で壊滅的な被害を受けた各ガンダムからはGNドライブは回収され、フェレシュテ所有の1機も合わせてソレスタルビーイングの残党は現在5機全てのGNドライブを保有しているものと思われる。
現在判明しているのはこんなところでしょうか。
とんでもない万能粒子及び発生機関ですが、このGN粒子及びGNドライブによって、ガンダムは世界中のあらゆる場所へ神出鬼没に現れ、他陣営に対して圧倒的な戦力差を有する根本にもなっています。
エイフマン教授によってその正体の解明が行われてきましたが“知りすぎた”としてエイフマンは殺害されてしまったので、今後はビリーがその役を引き継ぐのでしょうか。
エイフマン及びビリーの会話から判明しているのは、トロポジカル・ディフェクト(トポロジカル崩壊?)を利用している事、その製造には多くの時間と木星圏の環境が必要な事、GN粒子の発光現象はフォトンの崩壊現象によるもの、生み出されるGN粒子は多様性変異フォトンである事が明らかになりました。
またτ(タウ)と呼ばれるトリニティが持つGNドライブとの違いは、TDブランケットという装置の有無によるもので、それによりτ(タウ)は活動時間に限りのある疑似太陽炉であると判明しました。
今まで示された断片からは、GNドライブは核融合炉(に準じた物)であろうと想像できます。
地上の太陽に例えられる核融合炉(核分裂炉、高速増殖炉とはまったく別物)は、内部で軽い核種同士が融合してより重い核種になる原子核融合を利用して膨大なエレルギーを生む機関で、太陽に代表される恒星と同じ仕組みです。
ブランケットとは核融合炉の内壁を構成する装置のひとつで、冷却、燃料生産、遮蔽の3つの機能を担う事が想定されており、τ(タウ)がこのブランケットを持たないデメリットは燃料生産の部分で劣っているのだろうと推測できます。
※※疑似太陽炉は電気を供給する事でGN粒子を発生する機関である事、また発生する粒子は人体に悪影響のある物(正規のGN粒子は無害)が判明しました。
冷却については、GNドライブ及びGN粒子が熱を発していない事から、何か特別な謎が潜んでいると思われます。核融合炉は現在の技術においては非常に高温又は高圧にならざるを得ないようです。
遮蔽については、宇宙世紀ではミノフスキー粒子により実現していた部分で、ここにも特別な謎が存在すると思われます。
個人的な想像ですが、太陽が自身の持つ重力にて安定した核融合が行われている事から、GNドライブにおけるプラズマの遮蔽には重力が使われていて、これがG(Gravity)の持つ意味かなと思っています。ニワトリが先か卵が先かという話にもなってしまいますが、ガンダムがフワっと浮き上がり、フワっと着地するのは何らかの重力制御を行っているように思います。
ついでなので、GNドライブのNの方は、ジャアさんも自身のブログで書かれていましたが、太陽が核融合で生み出す物質の一つであるニュートリノ(Neutrino)がその語源になっているかと思われます。
トリニティの使う疑似GNドライブの名称τ(タウ)はニュートリノの種類の一つ(電子、ミュー粒子、タウ粒子)と同じ事からも関連性が疑えます。
木星圏の環境が必要な理由としては、やや使い古された感はあるものの、やはりヘリウム3がその燃料として使われているという事でしょうか。
但し、やはり一番の謎はGNドライブが核融合炉に近い物であったとしても、ドライブ及び発生する粒子が熱を発していない事にあります。
熱を発していない事はいくつかの出版物に書かれていますし、ガンダムを索敵する際にわざわざ双方向受信システムなんかを使っている事でも伺えます。
そして、GN粒子についても前記の理由に加えて、直下に浴びそうなポジションにいた王留美や紅龍が涼しい顔していた事からも明らかです。
攻撃に関してはガンダムのビームを熱源として捉えている事から、攻撃に転用する際には熱エネルギーとして放出しているようで、この相反する性質にGNドライブの一番の謎が潜んでいるように感じます。
※※終盤の展開で、正規のGNドライブには、蓄積されたGN粒子を一気に放出する事で一定時間スペックの3倍もの力を得るトランザムシステムが内包されていた事が判明しました。
以下、後編へと続きます。
自分も第1話から欠かさず見続ける中で、個人的な考察に基づいて感想を書いている部分もあり、初めて見ていただいた方に誤解を与える部分もあるでしょうし、書いている最中に過去の記事や録画映像を見返すのも面倒になってきたので、現状ある多くの謎について自分なりの考察をまとめておこうと思います(18話終了時点)
新たな事実が判明するまでは、このブログで書かれるガンダム00の感想&考察は、概ねこの考えに基づいて書いています。
(2008.2.15 ラグランジュ3に関する記述一部修正)
(2008.3.1 後編のUPに伴い21話時点で判明した事実を追加※)
(2008.4.13 第1期終了後に一部記述を追加※※)
あくまで個人的な考察&備忘録なので、他にも謎がいっぱいあるぞ!というツッコミは無しの方向で…
◆謎その1 ヴェーダとは
作品中は何度もキャラクターの口から語られているソレスタルビーイングの中枢を担っていると思われるコンピュータ『ヴェーダ』
“知識”という意味を持つ言葉で、インドで編簒された一連の宗教文書の総称でもあるヴェーダという名を持つこのコンピュータは、その多くが謎に包まれています。
(1)ヴェーダとは何か
外伝である『ガンダム00F』に登場するキャラの口からは、「イオリアがソレスタルビーイングを作った数百年前から計画を管理しているコンピュータ」「ヴェーダはプランを遂行する根幹をなすシステム」と語られており、本編中でもその存在はソレスタルビーイングにとって絶対であると言えます。
18話ではGNドライブの情報が漏洩(これはあくまでキャラクターの憶測)している事及び一部データの改ざんが発見された事から、ソレスタルビーイングの中でもその信頼が徐々に薄らぎつつあるようです…
※※リボンズにヴェーダ本体を掌握された事により、トレミーメンバーはヴェーダとは別の独立したシステムを構築。
同じく18話では、スメラギさんの口からは量子型演算システム(量子コンピュータ)であると語られましたが、この量子コンピュータであるという事=ヴェーダの持つ特異性であるかどうかは判明していません。
何故、ヒトがたかがコンピュータ(あえてこう書きます)を絶対的な物とするのか?そこが自分にとって最大の謎だったりします。
ヒトによって造られた存在であるコンピュータに、演算機としていくら優秀だからと言って創造主たるヒトが従うのはあまりにも不自然で歪(いびつ)です。
今のところ、個人的な解釈としては、イオリア・シュヘンベルグがヒトとしての限りある命の中では到底実現できない壮大なプランを実施するための代行者として残した物で、別に大昔のSFアニメのようにイオリアの脳や人格を移植したとかではなく、あくまで目的(これ重要)と現在判明してしる手段(ガンダムの概念や太陽炉の基礎理論等)を与え、後は老いる事のないコンピュータであるヴェーダに研鑽し続けさせたというニュアンスで受け取っています。
※ガンダムエースに掲載されている外伝『機動戦士ガンダム00F』にて、ヴェーダには善悪も感情もないただにデータの集合、あるのはイオリアの計画をより良い方向へ進めるための選択史のみであると判明しました。
メンバーは直接的ではないものの、ヴェーダ=イオリアの理想の体現と見なしているからこそ、その理想に共感し従っているといったところでしょうか。
勿論、その理想が方便である可能性も物語上、十分に残されていると思います。
※※ヴェーダは200年間進化を続けていて、ハード、ソフト共に最新技術が投入され進化を続けてきた。但し、根幹であるイオリアの思想が改変されることを防ぐために自己進化のシステム作りは慎重に進められている。
更にヴェーダは集めた情報や世界情勢で目標到達までの道筋を臨機応変に対応させている。ヴェーダにとって最も避けなければならない事態は人類の滅亡で、裏切り者が出るであろう事も予測の範疇で、ヴェーダには時間的な感覚が乏しいので、裏切りによってもたらされる結果が遠回りであっても目的にたどり着けるなら容認する事をいとわない。
『WORLD REPORT』に記された千葉、寺岡両氏のコメントを要約するとこんな感じですかね。
後半の記述は、元々の計画には存在していなかったスローネの承認やアレハンドロの起こした裏切りも結果として物事を進めるのに有益ならば取り入れると言う、ある意味“神”の目線を持ったヴェーダならではの特徴なのでしょう。
(2)ヴェーダはどこに
これは、人革連のコロニー付近にいたプトレマイオスがヴェーダからの指示を受け取れなかった事及び、ティエリアがプトレマイオスにある“赤い部屋”をターミナル(端末)ユニットと呼んでいる事から、ヴェーダ本体がプトレマイオスとは別の場所にある事は容易に想像できます。
プトレマイオスが人革連コロニーから地球へ向けて近づいてきた際に、ヴェーダからの報告が届いた事からも、どこかに本体というべき存在があるのでしょう。
今のところの推測では、もし失われていなければ外伝『機動戦士ガンダム00P』の舞台となっているソレスタルビーイング所有のコロニー『クルンテープ』が有力ですかね。
月から最も遠くそれゆえに他のコロニーは存在していないラグランジュ3に存在するクルンテープ(天使宮の意)。
他にも、プトレマイオスの整備を行っていた秘密ドックのような場所が存在している可能性もありますね。
※第20話『変革の刃』にてヴェーダの本体は月のクレーターの地下に存在する事が判明しました。
◆謎その2 ガンダムマイスターとは
これも頻繁に登場する言葉ですが、意外とその概念は分かっていません。“ガンダムの操縦者”もちろんその意味もあるでしょうが、では何故彼等が選ばれたのか?その理由もいまいち分かりません。
モビルスーツの操縦に長けた者という選択肢だけなら、グラハムでも、セルゲイでも、ソーマでも、アリーでも誰でも良かった訳ですし、軍事関係者の方がむしろ現状のマイスターより適任な気もします(笑)
テロを憎み、戦争の無い平和な世界を望んでいるといった心情的な理由も勿論でしょうが、もっと具体的な理由があるようにも思えます。
(1)ガンダムとの相性
これはまったく推測でしかないのですが、マイスターの感情の高ぶりとシンクロするようにGNドライブの出力が向上するといった描写が作品中に何度かありました。
単なる演出若しくはスロットル全開!かも知れませんが、第1話冒頭に登場した『O(オー)ガンダム』及び旧OPのエクシアがまるで不死鳥の羽のようにGN粒子による翼を展開していたにも関わらず、第3世代ガンダムでは今だそのような描写はありません。
そして、そのOガンダムに搭載されていたGNドライブは、現在引き抜かれて使いまわされている(ガンダム00F)事から、GNドライブそのものは何ら他と比べて特別ではないとしたら、Oガンダムの放出した“光の翼”は、むしろパイロットの方が特別なのではないか?そう思えます。
無論、あれがOガンダム固有の機体能力である可能性もありますが、ガンダムマイスターの条件(ティエリアがよく口にする覚悟とか思想とは別に)とは、いかにGNドライブの能力を引出す事ができるかという相性若しくは能力に起因しているのではないかと…
それがどのような性質若しくは能力に起因しているかは分かりませんが、とすれば、いかにも表面上不完全である刹那やアレルヤ、そして外伝では重犯罪者や16歳のワークローダーの操縦しか経験の無い少女があえてマイスターに選ばれた理由にもなるし、ティエリアはそれを人為的に付加された存在なのかなと思えたりします。
とすれば、Oガンダムのパイロットとは誰だったのか?マイスターの成長が光の翼を引き出すのか?興味は尽きません。
※※この部分については、第1期では明確にはなりませんでしたが、ヴェーダが掌握された後にGNドライブに残されたトランザムシステムをガンダムマイスターに託す等、イオリアのガンダムマイスターに対する信頼の深さが感じられます。
(2)ガンダムマイスターの本名
ガンダムマイスターだけでなく、ソレスタルビーイングのメンバーは全員偽名のようですが、すでに判明しているのは以下の通り。
刹那・F・セイエイ:子供の頃、手に掛けた母親(宮野クンのインタビューより)がソランと呼んでいた事から本名若しくはその愛称でないかと思われる。
※第19話『絆』にて刹那の本名はソラン・イブラヒムである事、また外伝『ガンダム00F』にて、マイスターの情報はヴェーダの中でも最も上位にあるレベル7に該当する事が判明しました。
ロックオン・ストラトス:トレミーのオペレーターを務めるフェルトに自ら語ったニール・ディランディが本名と思われる。故郷の墓に訪れていた彼そっくりの人物については謎のまま。
※※ロックオンの最後のセリフから、彼そっくりの人物はライル・ディランディであろう事が推察されます。
アレルヤ・ハプティズム:回想シーンでは幼少の頃からアレルヤと呼ばれている。あえて言えばE-0057という超人機関でのコードネームがありますが…
脳神経系の強化によりハレルヤという人格を生んだとされているが詳細は謎のまま。
※※何かと因縁のあったソーマ・ピーリスは、彼らの過去に深く関係するマリーという人物である事が判明しました。
ティエリア・アーデ:本名も何も、その存在自体が全て謎(笑)ティエリアについては後編で。
◆謎その3 ソレスタルビーイングの真の目的
これは第17話でユニオンのエイフマン教授の口から出た「やはりイオリア・シュヘンベルグの真の目的は戦争根絶ではなく―」で浮き彫りにされた「武力による戦争の根絶」の裏側、若しくはその先に存在するであろうイオリアの真の目的。
そもそも「武力による戦争の根絶」という目的も大きな矛盾を抱えていて、とても短期間で実現可能なプランには思えないのですが、トレミーのクルーがどこまで真の目的なるものに精通しているのかが気になります。
これまでの流れを見る限りは、スメラギさん、イアン・バスティ、王留美、アレハンドロはかなり意味深な発言をしており、このブログでもアレハンドロの「世界中の悪意がソレスタルビーイングに向けられるまで(武力介入を行う)」及びスメラギさんの「ソレスタルビーイングは世界が変革する為に伴う痛み」という発言(2話)を受け、世界中がソレスタルビーイングを唯一の敵と見なして、反スレスタルビーイングの旗の下にまとまる事こそが目的なのではないかという考えの基に進めてきましたが、どうやらその先が存在するようにも思えます。
17話での演出は、イオリアの目的が武力による世界征服ではないのかと連想させるものでしたが、世界征服という発想は生人の欲望とか野望から発生する目的に思えて、すでに故人であるイオリアが世界征服を真の目的に掲げているとは思えません(勿論、色々な見方があって然りですが)。
エイフマンの過去の言動からは、イオリア及びソレスタルビーイングを絶対悪とみなしていたとは思えず、「紛争の火種を抱えたまま宇宙へと進出する人類への警告。そうワシは見ているがな」(11話)という発言から、イオリアの真の目的はやがて宇宙へと生活圏を移すであろう人類が、国家という垣根を取り払い、一つの集団(端的に言えば地球連邦のような組織?)を形成する事こそが真の目的のように思えます。
ソレスタルビーイングの存在はそこへ人類を導くためへの捨石とすれば、スメラギさん、アレハンドロ、エイフマン教授の発言が繋がるように感じます。
そうであれば、3つの大国が共同でガンダムを対象とした作戦を行うことは、目的実現の一歩なのかも知れません。
「こうも早く世界が動くとは……ヴェーダにも予測できない人のうねりというのがあるのか」(14話)
ティエリアのセリフからも、何となくそのことが伺える気がします。
もっとも、地球連邦の実現が人類の恒久的平和とするには、内紛等の可能性も残り、もう一つ何かが足りない気がしますけどね(汗)
※第20話『変革の刃』にて、ユニオン・AEU・人革連の参加による国連軍が結成。その様子を見ていたマリナ・イスマイールとシーリンの会話から、ソレスタルビーイングも目的とも符合している事が判明しました。
但し、イオリアの真の目的が人類の宇宙への進出かどうかは今現在明らかになっていません。
※※第1期の最後に地球連邦及び平和維持軍が発足しました。
但しイオリアの最終的な目標はもっと先の人類の進化であるとか変革ではないかと今現在は推測しています。
◆謎その4 GNドライブとは
太陽炉とも呼ばれ、ガンダムがガンダムたる所以にもなっているGNドライブ。
謎のカタマリのようなこのGNドライブ及びそれが生み出すGN粒子の情報を挙げていきます。
・無限に近いエネルギーを発生する半永久機関である
・ガンダムの推進力及び1G下での飛行能力を生む
・ビーム兵器の使用を可能にする
・実体兵器(GNソード、GNブレイド等)にコーティングすることで破壊力を上げる事ができる
・レーダー、通信、電子機器へ多大な影響を及ぼす
・フィールドとして展開する事でバリア効果を生む
・上記の特性を利用して特殊装備なしで単独の大気圏突入能力を持つ
・機体の質量を軽減する効果がある(HGヴェーチェより)
・視覚的な迷彩効果を発生させる事が可能
・X線等を遮断し、外部からのスキャニングを防止する
・現存するGNドライブは5つ(トレミーに4つ、フェレシュテに1つ)
・τ(タウ)という擬似GNドライブも最低4機存在する
※※τ(タウ)型の疑似GNドライブは後に30機がアレハンドロから国連軍に譲渡された。又、その技術を解析した結果、4年後には地球連邦でも疑似ドライブと同等のGNドライブが開発されている模様。
※※正規のGNドライブには一定時間スペックの3倍の出力を得るトランザムシステムを搭載。国連軍との最終決戦で壊滅的な被害を受けた各ガンダムからはGNドライブは回収され、フェレシュテ所有の1機も合わせてソレスタルビーイングの残党は現在5機全てのGNドライブを保有しているものと思われる。
現在判明しているのはこんなところでしょうか。
とんでもない万能粒子及び発生機関ですが、このGN粒子及びGNドライブによって、ガンダムは世界中のあらゆる場所へ神出鬼没に現れ、他陣営に対して圧倒的な戦力差を有する根本にもなっています。
エイフマン教授によってその正体の解明が行われてきましたが“知りすぎた”としてエイフマンは殺害されてしまったので、今後はビリーがその役を引き継ぐのでしょうか。
エイフマン及びビリーの会話から判明しているのは、トロポジカル・ディフェクト(トポロジカル崩壊?)を利用している事、その製造には多くの時間と木星圏の環境が必要な事、GN粒子の発光現象はフォトンの崩壊現象によるもの、生み出されるGN粒子は多様性変異フォトンである事が明らかになりました。
またτ(タウ)と呼ばれるトリニティが持つGNドライブとの違いは、TDブランケットという装置の有無によるもので、それによりτ(タウ)は活動時間に限りのある疑似太陽炉であると判明しました。
今まで示された断片からは、GNドライブは核融合炉(に準じた物)であろうと想像できます。
地上の太陽に例えられる核融合炉(核分裂炉、高速増殖炉とはまったく別物)は、内部で軽い核種同士が融合してより重い核種になる原子核融合を利用して膨大なエレルギーを生む機関で、太陽に代表される恒星と同じ仕組みです。
ブランケットとは核融合炉の内壁を構成する装置のひとつで、冷却、燃料生産、遮蔽の3つの機能を担う事が想定されており、τ(タウ)がこのブランケットを持たないデメリットは燃料生産の部分で劣っているのだろうと推測できます。
※※疑似太陽炉は電気を供給する事でGN粒子を発生する機関である事、また発生する粒子は人体に悪影響のある物(正規のGN粒子は無害)が判明しました。
冷却については、GNドライブ及びGN粒子が熱を発していない事から、何か特別な謎が潜んでいると思われます。核融合炉は現在の技術においては非常に高温又は高圧にならざるを得ないようです。
遮蔽については、宇宙世紀ではミノフスキー粒子により実現していた部分で、ここにも特別な謎が存在すると思われます。
個人的な想像ですが、太陽が自身の持つ重力にて安定した核融合が行われている事から、GNドライブにおけるプラズマの遮蔽には重力が使われていて、これがG(Gravity)の持つ意味かなと思っています。ニワトリが先か卵が先かという話にもなってしまいますが、ガンダムがフワっと浮き上がり、フワっと着地するのは何らかの重力制御を行っているように思います。
ついでなので、GNドライブのNの方は、ジャアさんも自身のブログで書かれていましたが、太陽が核融合で生み出す物質の一つであるニュートリノ(Neutrino)がその語源になっているかと思われます。
トリニティの使う疑似GNドライブの名称τ(タウ)はニュートリノの種類の一つ(電子、ミュー粒子、タウ粒子)と同じ事からも関連性が疑えます。
木星圏の環境が必要な理由としては、やや使い古された感はあるものの、やはりヘリウム3がその燃料として使われているという事でしょうか。
但し、やはり一番の謎はGNドライブが核融合炉に近い物であったとしても、ドライブ及び発生する粒子が熱を発していない事にあります。
熱を発していない事はいくつかの出版物に書かれていますし、ガンダムを索敵する際にわざわざ双方向受信システムなんかを使っている事でも伺えます。
そして、GN粒子についても前記の理由に加えて、直下に浴びそうなポジションにいた王留美や紅龍が涼しい顔していた事からも明らかです。
攻撃に関してはガンダムのビームを熱源として捉えている事から、攻撃に転用する際には熱エネルギーとして放出しているようで、この相反する性質にGNドライブの一番の謎が潜んでいるように感じます。
※※終盤の展開で、正規のGNドライブには、蓄積されたGN粒子を一気に放出する事で一定時間スペックの3倍もの力を得るトランザムシステムが内包されていた事が判明しました。
以下、後編へと続きます。
討たれる覚悟と言う意味では、たしかに仰るとおりですね。
超人機関の一件はむしろアレルヤの覚悟が…。
さて、「ラグランジュ」と聞くと普通の科学用語(天文用語?)ですが、ガンダム世界では「L3宙域」の方がよく用いられるイメージですね。
ファーストのサイド7とかSEEDのヘリオポリスなんかの所在がL3宙域だったと思います。
ガンダム世界における何らかの意味での「はじまり」の地として
今作00でも関連付けられたのかもしれませんね。
立場上断言はできませんが、恐らく任務用の偽名かと…
刹那・F・セイエイよりはらしい名前なので、意外とあちこちで使っているかも知れませんね。
次回コメントをいただく場合は、是非通りすがり以外でお願いします。
>百鬼扇さん
ご丁寧なコメントありがとうございます。
超人機関の一件はアレルヤの撃つ覚悟も試される良いエピソードでしたね。
子供の頃(だったかな)ラグランジュポイントが実在の物と知った時は感動した覚えがあります♪
00のコロニーはいわば半完成状態なのでCBが動くには絶好のポイントというわけですね。
クルンテープの存在は知らなかったんですが、新OPでヴァーチェが月に向かって(実際はトリニティガンダムに対してでしょうが)GNバズーカを撃ってるシーンを見て「最後の戦場は月か?」と勘ぐっていたのですが、なるほどと納得しました。
謎といえば、スローネ2号機の「ファング」ですが、無線など一切通じない筈なのにどうやってコントロールしてるのでしょうか?。
そもそも現在の第三世代ガンダムの武装は第二世代ガンダムにその原型を見ることが出来ますが、スローネ2号機の「ファング」だけは、第二世代(無論第三世代でも)のガンダムには見られない武装なんですよね・・。
可能性があるとするなら謎の多いガンダムプルトーネかOガンダムなんでしょうが。
もう一つ。ネーナの通信を盗み聞きしたリアルドのパイロット件。
ヘルメット越しでも(尚且つあの距離で)聞こえるほどネーナの声は大きいのか、リアルドパイロットがバイオニック(古い)並みの地獄耳を持っていたのか。どっちなんでしょうねw。
ラグランジュ点は、月と地球ではなく、
地球と太陽との間のラグランジュ点ではないでしょうか?
彗星さん、月と地球の間としても月の裏にあるのはL2ですよ(たぶん、そこに有るSIDE3と混同されてる?)
L3は、月と地球で言えば、月から見た地球の裏。
地球と太陽でいえば、太陽の裏。
(実現性は「?」が付きますが、地球から最も遠いラグランジュ点がL3なのは間違いないです)
>ジャアさん
すでに記事の下書きは結構前に上がっていたのですが、折角なので入れさせていただきました。
お隣さんがいないという状況は、CBには格好の環境のようですね。
>れんさん
クルンテープそのものが舞台になるがどうかは分かりませんが、GNアームズの存在も含めて決戦は宇宙でとなりそうですね。
GNファングについては詳細は分かりませんが、グリア細胞を強化し脳量子波云々…が関係しているかも知れませんね。
地獄耳に1票(笑)
>M2さん
ご指摘ありがとうございました。電撃ホビーマガジン12月号で確認したところ、月から最も遠いラグランジュポイントになっていました。
後で訂正しておきます。
明日には第19話が放送される事もあり、19話までの情報を含めた形で改めて後編に掛かりたいと思っています。
残す3つの謎は『監視者』『トリニティ』そして『ティエリア』の予定です。
まだ、L2(月の裏側)の方が隠密裏に活動できます。
同様の考えで、太陽と地球間のL3なら、観測する為には、太陽が邪魔になるので好都合だと思うのですが。
100年以上前に木星に有人探査を行なうくらいに技術力があるのなら、太陽と地球間のL3に木星で作ったGNドライブを持ち込んで~ってな具合に。